【保存版】ホームセンターのはんだごてコーナーはどこ?初心者必見の選び方5選
DIYや電子工作を始めようと思ったとき、まず必要になるのが「はんだごて」ですよね。
いざ近くのホームセンター(カインズ・コーナン・DCMなど)へ行ってみても、広い店内のどこに「はんだごてコーナー」があるのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、はんだごては置かれている売り場がある程度決まっており、コツを掴めばすぐに見つけることができます。
今回は、初心者の方でも失敗しないはんだごての選び方や、通販と店舗の賢い使い分けについて徹底的に解説していきます。
- ホームセンターのはんだごてコーナーは店内のどこにある?
- 初心者におすすめのはんだごての選び方5選
- ホームセンターとは違う?通販で買うメリットとデメリット
- ダイソーやセリアの100均はんだごては使える?
- ホームセンターで買える代表的なメーカーと特徴
- はんだごてコーナーで一緒に買うべき周辺アイテム
- はんだごての種類とそれぞれの特徴を知ろう
- ホームセンターでチェック!こて先の形状と使い分け
- はんだ付けを成功させる!ホームセンターで買える「フラックス」の魔法
- はんだごてのメンテナンス!長持ちさせる保管方法
- カインズ、コーナン、DCM…大手ホムセンの特徴比較
- 通販がコスパ最強!Amazonや楽天でおすすめのセット
- はんだ付けの基本手順!初心者でも失敗しない3ステップ
- ホームセンターで見つける「はんだ吸い取り線」の使い方
- 精密作業に必須!ホームセンターの「基板用はんだ」とは
- はんだごて使用時の安全対策と注意点
- ホームセンターで見つける便利な固定ツール「ヘルピングハンズ」
- よくある質問:ホームセンターのはんだごて編
- まとめ:ホームセンターのはんだごてコーナーを活用しよう
ホームセンターのはんだごてコーナーは店内のどこにある?

ホームセンターの広大なフロアの中で、はんだごてが置かれている場所は主に「工具コーナー」の中に集約されています。
具体的には、「電動工具」の近くや「作業工具」の棚の一角に、はんだごてやハンダ線、こて台などが並んでいる「電熱工具」というカテゴリーで見つけることができます。
また、店舗によっては「電気資材」や「照明・配線パーツ」のコーナーの近くに配置されていることもあるため、まずは「工具」という看板を目指して歩くのが正解です。
工具・金物売り場を探すのが最短ルート
ほとんどのホームセンターでは、DIY用の手工具(ドライバーやペンチ)が置かれているエリアの隣にはんだごてコーナーがあります。
「溶接・電熱」というプレートが棚にかかっていることが多く、そこには初心者向けのセットから、少しこだわりのあるプロ仕様のものまで並んでいます。
もし見つからない場合は、近くの店員さんに「はんだごてはどこですか?」と聞くのが一番早いですが、自分で探すなら「電気関係の消耗品」がある場所もチェックしてみましょう。
店舗ごとの配置の特徴
カインズやコーナン、DCMなどの大手チェーンでは、DIYブームの影響もあり、非常に分かりやすいポップが立てられていることが多いです。
最近では、工作コーナーやクラフトコーナーの近くに置かれていることもあり、女性や子供でも手に取りやすいレイアウトになっている店舗も増えています。
初心者におすすめのはんだごての選び方5選
ホームセンターに行くと、たくさんの種類のはんだごてが並んでいて、どれを買えばいいのか分からなくなりますよね。
安さだけで選んでしまうと、熱が足りなくてうまく付かなかったり、逆に熱すぎて基板を壊してしまったりすることもあります。
ここでは、初心者が後悔しないための選び方のポイントを5つに絞ってご紹介します。
ワット数(W)で選ぶのが基本
はんだごてには「20W」「30W」「40W」「60W」といったワット数が記載されています。これは熱の強さを表しています。
電子工作(基板にパーツを付ける)なら、20W〜30Wが最適です。
一方で、電気配線の修理や金属の接合など、少し大きなものを扱う場合は40W〜60Wが必要になります。用途に合わせて選びましょう。
温度調節機能付きを選ぶと失敗が少ない
最近の人気は「セラミックヒーター」を採用した温度調節機能付きのタイプです。
スイッチを入れてから熱くなるまでが非常に早く、ダイヤルで温度を変えられるため、これ一本あれば電子工作から修理まで幅広く対応できます。
少し価格は上がりますが、「長く使いたい」「失敗したくない」という方には温度調節機能付きが圧倒的におすすめです。
セット内容を確認する
ホームセンターでは「はんだごて本体」だけでなく、「はんだ(線)」「こて台」「はんだ吸い取り線」がセットになったスターターキットも売られています。
初めての方は、バラバラに買うよりもセット品を買ったほうが買い忘れがなく、すぐに作業を始めることができますよ。
持ち手の握りやすさをチェック
実際に店舗へ行くメリットは、実物のサイズ感を確認できることです。
自分の手にフィットするか、重すぎないかを確認しましょう。長時間の作業になる場合、持ちやすさは仕上がりの良さに直結します。
交換用の「こて先」があるものを選ぶ
はんだごては使っていくうちに「こて先」が消耗します。有名なメーカー(白光や太洋電機産業など)の製品であれば、替えのパーツがホームセンターやAmazonで簡単に手に入ります。
マイナーすぎるブランドだと、使い捨てになってしまう可能性があるので注意が必要です。
ホームセンターとは違う?通販で買うメリットとデメリット
ホームセンターのコーナーで実物を見るのも楽しいですが、実は「はんだごて」に関しては通販(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)での購入がコスパ最強と言われています。
なぜ通販が支持されているのか、店舗と比較して解説します。
通販のメリット:圧倒的な品揃えと安さ
実店舗では棚のスペースに限りがあるため、どうしても売れ筋の数種類しか置かれていません。
しかし通販であれば、最新のデジタル表示付きモデルや、海外で人気の高コスパモデルなども簡単に手に入ります。
さらに、Amazonなどのセール時期を狙えば、店舗よりも数千円安く買えることも珍しくありません。
| 項目 | ホームセンター | 通販(Amazon等) |
| 品揃え | 定番品のみ | 無限に近い |
| 価格 | 定価に近い | 割引が多い |
| 確認方法 | 手に取れる | レビューで見極める |
通販のデメリット:届くまで実物が見られない
通販の唯一の弱点は、届くまでのワクワク感がある反面、「思っていたより大きかった」というミスが起きる可能性があることです。
そのため、ホームセンターのコーナーで実物を確認し、同じモデルや類似品を通販で安く注文するというのが、最も賢い買い方と言えるでしょう。
通販での購入はポイント還元も大きい
楽天やYahoo!ショッピングならポイントも貯まるため、実質価格はさらに下がります。
消耗品のはんだ線などもまとめて買えば、送料も無料になりやすく、トータルコストでは通販に軍配が上がります。
ダイソーやセリアの100均はんだごては使える?
最近は100円ショップのダイソーでも「500円商品」などとしてはんだごてが販売されています。
「とにかく一回だけ試したい」という方には魅力的ですが、専門コーナーの製品と比べるとどうなのでしょうか。
100均はんだごての実力
結論から言うと、簡単な配線の修理程度なら使えますが、繊細な基板作業には向きません。
熱が安定しにくかったり、こて先が太すぎて細かい部分が焼け落ちてしまったりするリスクがあります。
また、安全面でもホームセンターで売られているJIS規格に準拠したような国内メーカー品の方が信頼性は高いです。
趣味にするならホームセンター品かメーカー品を
工作を趣味として長く続けたいなら、最初から2,000円〜3,000円程度のしっかりしたものを購入することをお勧めします。
使いやすさが全く違うので、上達のスピードも変わってきます。
100均で買うべきなのは「周辺小物」
はんだごて本体はメーカー品が良いですが、作業時に使う「ピンセット」や「パーツケース」などは100均で揃えるのが非常にコスパが良いです。
このように、大事な工具は専門店(または通販)、消耗品や補助具は100均という使い分けがベストです。
ホームセンターで買える代表的なメーカーと特徴
ホームセンターのコーナーで見かける二大巨頭といえば、「白光(HAKKO)」と「太洋電機産業(goot)」です。
どちらも日本のメーカーで、品質は折り紙付きです。
白光 (HAKKO)
プロの現場でも愛用者が多く、デザイン性も高いのが特徴です。
特に「FX-600」というモデルは、温度調節機能付きはんだごての金字塔として、多くのDIYブロガーやYouTuberが推奨しています。
こて先の種類が非常に豊富で、用途に合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
太洋電機産業 (goot)
古くからホームセンターでのシェアが高く、黄色いパッケージでおなじみです。
リーズナブルな価格設定ながら、非常にタフで壊れにくいのが特徴です。初心者向けの入門セットも多く展開しています。
どちらを選んでも間違いなし
この二社であれば、どちらを選んでも失敗はありません。ホームセンターの棚を見て、手に取った感覚で選んでしまっても大丈夫です。
はんだごてコーナーで一緒に買うべき周辺アイテム
はんだごて本体だけあっても、実は作業はできません。
ホームセンターのコーナーには、本体の周りに関連商品が必ず置いてあります。
はんだ(ハンダ線)
これがないと始まりません。最近は環境に優しい「鉛フリーはんだ」が主流ですが、初心者には少し扱いが難しい(溶けにくい)面もあります。
まずは「電子工作用」と書かれた、中心にヤニが入っているタイプを選びましょう。
こて台
熱くなったはんだごてを一時的に置いておくスタンドです。机を焦がさないために必須です。クリーニングスポンジが付属しているタイプが便利です。
はんだ吸い取り器・吸い取り線
はんだ付けに失敗したとき、余分なはんだを除去するための道具です。初心者ほど失敗しやすいので、セットで買っておくと安心です。
ペースト(フラックス)
はんだのノリを良くするための薬剤です。金属の表面をきれいにして、はんだがスッと流れるようにしてくれます。
はんだごての種類とそれぞれの特徴を知ろう
ホームセンターのコーナーを覗くと、先端の形が違ったり、大きさが異なったりするはんだごてが並んでいます。
これらはすべて同じではなく、用途に合わせて設計されているため、自分の目的に合った種類を選ぶことが重要です。
ここでは、一般的に流通している主な3つのタイプについて詳しく解説します。
ニクロムヒータータイプの特徴
昔からあるスタンダードなタイプで、価格が非常に安いのが最大のメリットです。ホームセンターでも1,000円前後で手に入ることが多いです。
ただし、熱くなるまでに数分かかることや、温度が上がりすぎてしまう傾向があるため、繊細な電子部品のハンダ付けには少し注意が必要です。
簡単な配線修理や、学校の工作用として「まずは安く済ませたい」という場合に選ばれます。
セラミックヒータータイプの特徴
現在、電子工作の主流となっているのがこのセラミックヒータータイプです。
スイッチを入れてから数十秒で作業温度に達するため、待ち時間が少なくストレスがありません。
また、絶縁性が高く静電気に強いため、ICやセンサーなどの精密なパーツを扱うのにも適しています。ホームセンターでも「電子工作用」として推奨されていることが多いタイプです。
ガス式・コードレスタイプの特徴
電源がない屋外や、コンセントが届かない場所での作業に便利なのがガス式です。
コードがないため取り回しが非常に良く、車の電装系の修理などで重宝されます。
ただし、ガスの補充が必要なことや、温度管理がやや難しい面があるため、初心者が自宅で使う最初の一本としては、コンセント式の方が安定して使えます。
用途別おすすめ比較表
| タイプ | 適した用途 | メリット | 価格帯 |
| ニクロム | 一般工作・電気配線 | とにかく安い | 1,000円以下〜 |
| セラミック | 電子工作・精密基板 | 立ち上がりが早い | 2,000円〜5,000円 |
| ガス式 | 屋外作業・車載修理 | 電源不要 | 3,000円〜7,000円 |
ホームセンターでチェック!こて先の形状と使い分け
はんだごての性能を左右するのは本体だけではありません。実は「こて先(チップ)」の形が作業効率に大きく関わってきます。
ホームセンターのコーナーには替えのこて先も売っていますので、基本の形を覚えておきましょう。
円錐型(B型)
先端が鉛筆のように尖っている最も一般的な形です。多くの製品に標準装備されており、全方向から使えるためオールマイティに活躍します。
細かい部分にも届きやすく、初心者が最初に練習するのに最適です。
マイナスドライバー型(D型)
先端が平たくなっており、熱を伝える面積が広いのが特徴です。
太い線を付けたり、広い範囲を温める必要がある場合に非常に効率よく作業ができます。
斜めカット型(C型)
円柱を斜めに切り落としたような形で、熱容量が大きく安定しています。
「引きはんだ」という、連続してハンダ付けを行うテクニックに向いており、慣れてくると手放せなくなる形状です。
こて先は「消耗品」と割り切ろう
こて先は熱や酸化によって徐々に劣化していきます。ホームセンターのコーナーで自分の使っている型番の替えがあるか確認しておくと安心です。
「なんだかハンダのノリが悪くなったな」と思ったら、こて先を交換するだけで新品同様の使い心地に戻ります。
はんだ付けを成功させる!ホームセンターで買える「フラックス」の魔法
初心者が陥りがちな「ハンダが玉になって弾かれる」「いつまでも付かない」という悩み。
これを一気に解決してくれるのが「フラックス」という魔法の液体です。
フラックスの役割とは?
金属の表面には目に見えない酸化膜があり、これがハンダを弾く原因になります。
フラックスは、この酸化膜を取り除き、さらにハンダが溶けて広がりやすくする(濡れ性を高める)効果があります。
ヤニ入りハンダとの違い
一般的に売られているハンダ線の中には、あらかじめフラックス(ヤニ)が入っています。
そのため通常は不要ですが、古い電子機器の修理や、金属板の接合など、ハンダが乗りづらい場所では別売りのフラックスを少量塗るだけで、驚くほどスムーズに作業が進みます。
ステンレス用や板金用には注意!
ホームセンターのコーナーには「ステンレス用フラックス」なども並んでいますが、これらは成分が強力で基板を腐食させる可能性があります。
電子工作をするなら必ず「電子工作用」または「無洗浄タイプ」と書かれたものを選んでください。
はんだごてのメンテナンス!長持ちさせる保管方法
せっかくホームセンターで良いはんだごてを買っても、扱いが悪いとすぐにダメになってしまいます。
特に「こて先の酸化」を防ぐことが、長く快適に使うための最大の秘訣です。
作業後の「予備ハンダ」が重要
作業が終わって電源を切る直前に、こて先にたっぷりとハンダを溶かしてコーティングしてください。
これを「予備ハンダ」と呼び、こて先が直接空気に触れるのを防ぎ、酸化を防止してくれます。
次に使うときに、そのハンダを拭き取れば、ピカピカの状態で作業を始められます。
クリーニングスポンジの正しい使い方
こて台についているスポンジは、必ず水で湿らせてから使ってください。
乾いたまま使うと、スポンジが焦げてこて先に汚れがこびりついてしまいます。最近では水を必要としない「金属たわしタイプ」のクリーナーも人気で、ホームセンターでも手に入ります。
万が一、黒ずんでしまったら?
こて先が真っ黒になってハンダを弾くようになったら、ホームセンターのコーナーにある「ケミカルペースト」や「チップリフレッサー」を使いましょう。
これに熱いこて先をチョンとつけるだけで、酸化膜を除去して輝きを復活させてくれます。
カインズ、コーナン、DCM…大手ホムセンの特徴比較
「はんだごてを買うならどこがいい?」という疑問に答えるべく、大手ホームセンターのコーナーの特徴をまとめました。
カインズ (CAINZ)
プライベートブランド(CAINZ工房など)に力を入れており、デザインがおしゃれで手に取りやすいパッケージが多いのが特徴です。
初心者向けのガイド冊子が置いてある店舗もあり、これからDIYを始める女性やファミリー層にも優しい雰囲気です。
コーナン
プロ向けの「コーナンPRO」を併設している店舗が多く、工具のラインナップは圧倒的です。
はんだごてに関しても、白光やgootのニッチな替えパーツまで在庫していることが多く、中級者以上の強い味方です。
DCM(ホーマック・カーマ・ダイキ等)
地域密着型で、どこにでも店舗があるのが強みです。定番のセット商品が充実しており、「とりあえず必要なものを一通り揃えたい」というときに便利です。
店舗在庫をアプリで確認する裏技
最近は各社ともアプリを展開しており、店舗に行く前に「はんだごての在庫があるか」「どこの棚にあるか」を調べることができます。
広い店内を歩き回る前に、スマホでチェックしておくのがスマートな買い方です。
通販がコスパ最強!Amazonや楽天でおすすめのセット
序盤でもお伝えしましたが、やはり品揃えと価格のバランスで言えば通販は外せません。
特にホームセンターではバラ売りになりがちな周辺道具が、通販なら「全部入りセット」として安く売られているからです。
Amazonで人気の中華ブランドセット
3,000円前後で、温度調節機能付きはんだごて、こて台、ハンダ吸い取り器、ピンセット、さらにはテスターまで付いた驚異のセットが多数販売されています。
国内メーカーに比べると耐久性は劣る場合もありますが、「とりあえず一通り揃えてみたい」という初心者には圧倒的なコスパを誇ります。
楽天・Yahoo!ショッピングの国内メーカー公式ショップ
「やっぱり安心の国内ブランドがいい」という方は、白光やgootの公式ショップや大手代理店を利用しましょう。
偽物を掴む心配がなく、修理対応などのアフターサービスも充実しています。
通販サイトなら口コミが最高のガイドになる
ホームセンターの棚の前では一人で悩むしかありませんが、通販なら数千件のレビューが判断を助けてくれます。
「初心者でも使いやすかった」「基板を焦がさずに済んだ」といった生の声は、カタログスペックよりも参考になります。
はんだ付けの基本手順!初心者でも失敗しない3ステップ
ホームセンターで道具を揃えたら、いよいよ実践です。はんだ付けは「ただ溶かして付ける」だけではなく、「温めてから流し込む」という感覚が非常に重要です。
初心者の方が今日から使える、失敗しないための3ステップを解説します。
ステップ1:接合部を十分に温める
まずは、はんだを付ける対象(基板のランドやリード線)に、熱いはんだごての先を2〜3秒あてて温めます。
ここを怠ると、はんだが金属に馴染まず、表面だけで固まってしまう「芋はんだ」の原因になります。
ステップ2:はんだを送り込む
接合部が十分に温まったら、はんだごてではなく、温まった金属部分にはんだ線を近づけて溶かします。
スッと溶けて、接合部全体に富士山の裾野のように広がれば成功です。
ステップ3:はんだごてを離して固定する
適切な量のはんだが流れたら、先にはんだ線を離し、その1秒後くらいにはんだごてを離します。
はんだが完全に固まるまでの数秒間は、パーツを絶対に動かさないようにしてください。動かしてしまうと接触不良の原因になります。
ホームセンターで見つける「はんだ吸い取り線」の使い方
「はんだを付けすぎて隣とくっついてしまった!」そんな時に頼りになるのが、ホームセンターのコーナーに必ず置いてある「はんだ吸い取り線」です。
吸い取り線の仕組み
銅の細い線を網状に編み込んだもので、これに熱を加えるとはんだを毛細管現象で吸い取ってくれます。
失敗した部分の上に吸い取り線を置き、その上からはんだごてを押し当てるだけで、余分なはんだが線の方へ移動していきます。
綺麗に吸い取るコツ
吸い取り線の先端に少量のフラックスを塗っておくと、より強力に、かつスピーディーにはんだを吸い取ることができます。
基板を長時間熱しすぎるとパターンが剥がれてしまうため、5秒以内に作業を終えるようにしましょう。
吸い取り器(ポンプ式)との使い分け
大量のはんだを除去したい場合は、バネの力で吸い込む「はんだ吸い取り器」が便利です。一方で、細かい部分の微調整には「吸い取り線」が向いています。
どちらもホームセンターで1,000円以下で購入できるため、両方持っておくと安心です。
精密作業に必須!ホームセンターの「基板用はんだ」とは
ホームセンターのコーナーには、「板金用」「ステンレス用」「電子工作用」など、様々なハンダ線が並んでいます。
電子工作で失敗しないためには、必ず「基板用(電子工作用)」と書かれたものを選んでください。
太さの選び方が重要
ハンダ線の太さは、0.3mmから2.0mm程度まであります。
一般的な電子工作であれば、0.8mm〜1.0mm程度の太さが一番扱いやすいです。
スマホの修理や極小パーツのハンダ付けをする場合は、0.6mm以下の極細タイプが必要になります。
鉛入りとはんだ(共晶はんだ)のメリット
最近は環境に配慮した「鉛フリーはんだ」が増えていますが、実は鉛が入っている「共晶はんだ」の方が溶ける温度が低く、初心者には扱いやすいです。
趣味の範囲で、かつ作業性が優先される場合は、あえて「鉛入り」を選ぶのも一つの手です。
保管時は湿気に注意
はんだ線は時間が経つと表面が酸化してしまいます。ホームセンターで購入した時の袋に入れたままにするか、密閉容器に入れて保管しましょう。
はんだごて使用時の安全対策と注意点
はんだごては数百度の高温になる道具です。怪我や火災を防ぐために、ホームセンターの店員さんも推奨する安全対策を徹底しましょう。
換気をしっかり行う
はんだ付け中に出る煙(松脂の燃える煙)を吸い込み続けるのは健康に良くありません。
必ず窓を開けるか、換気扇を回して作業してください。ホームセンターには卓上用の「はんだ煙吸い取り器」も売っています。
目を保護する保護メガネ
稀にはんだがパチンと跳ねることがあります。万が一目に入ると大変なことになるため、安いもので良いので保護メガネを着用するのがプロの基本です。
電源の切り忘れ防止
作業が終わったら、真っ先にコンセントを抜く習慣をつけましょう。
タイマー付きのコンセントを利用したり、スイッチ付きの電源タップを使うことで、切り忘れによる事故を未然に防ぐことができます。
ホームセンターで見つける便利な固定ツール「ヘルピングハンズ」
はんだ付けをしているとき、「手がもう一本あれば…!」と思うことが多々あります。
そんな時に活躍するのが、ホームセンターの工具コーナーにある「ヘルピングハンズ(スタンドルーペ)」です。
パーツをガッチリ固定
ワニ口クリップが付いた自在アームが、不安定な基板や配線を代わりに持ってくれます。
これがあるだけで、左手ではんだ線、右手ではんだごてを操作することに集中でき、作業の精度が劇的に向上します。
拡大鏡付きがさらにおすすめ
老眼の方や、非常に小さなパーツを扱う方には、ルーペ(拡大鏡)が付いたタイプが重宝されます。
最近ではLEDライトが付いているものもあり、暗い場所での作業も快適になります。
DIY自作も可能?
ホームセンターで売っている「クランプ」や「万力」を代用することもできますが、やはり専用のツールは使い勝手が違います。
よくある質問:ホームセンターのはんだごて編
最後にはんだごて購入時に多く寄せられる疑問をまとめました。
Q:一番安いものでも大丈夫?
A:1,000円以下のニクロムヒータータイプでも「付く」ことは付きますが、上達を目指すなら2,000円以上のセラミックヒータータイプを強く推奨します。
Q:こて先が銀色から黒くなったのですが…
A:それは「酸化」です。チップリフレッサーを使うか、熱い状態でハンダを塗り込み、濡れタオル等で拭う動作を繰り返して銀色を取り戻してください。
Q:子供にやらせても大丈夫?
A:小学生高学年くらいから、大人の付き添いがあれば十分可能です。ホームセンターには子供向けの電子工作キットも充実していますよ。
Q:やっぱり通販の方がいいの?
A:実物を見てすぐに始めたいならホームセンター、少しでも安く、高機能なものを探すならAmazonや楽天などの通販が最適です。
まとめ:ホームセンターのはんだごてコーナーを活用しよう
ホームセンターのはんだごてコーナーは、単に道具を買う場所ではなく、DIYや修理のヒントが詰まった宝庫です。
まずは今回ご紹介した「選び方5選」を参考に、自分の手に馴染む一本を選んでみてください。
「店舗で実物を確認し、通販で賢く買い揃える」というハイブリッドな方法なら、予算を抑えつつ最高の環境を整えることができます。
はんだごてをマスターすれば、壊れた家電の修理から自分だけの電子ガジェット作りまで、あなたの可能性は無限に広がります!

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