【保存版】チェーンカッター代用アイデア5選!外し方と注意点【必見】
自転車やバイクのメンテナンスをしていて、いざチェーンを外そうと思ったら「チェーンカッターがない!」と焦った経験はありませんか?
専用工具がないと作業が進まず、困り果ててしまうことも多いですよね。
実は、身近にある道具を工夫して使うことで、チェーンカッターの代用として作業を完了させることが可能です。
ただし、代用手段には正しい知識と注意が必要なのも事実です。
この記事では、プロが教えるチェーンカッターの代用アイデアと、失敗しないためのコツを詳しく解説します。
どうしても外れない時の対処法も網羅しているので、ぜひ最後までチェックしてください!
- チェーンカッターの代用が必要になるシーンとは?
- 代用案1:ボルト・ナットと釘(クギ)を使う方法
- 代用案2:電動ドリルとピンポンチを併用する
- 代用案3:ペンチやプライヤーで力技は可能か?
- 代用案4:グラインダーで削り切る(最終手段)
- 代用案5:100均アイテムでどこまでできるか検証
- 代用工具を使う際のリスクと安全対策
- 自転車の種類別・チェーンカッター代用の難易度
- バイク(自動二輪)のチェーンカッター代用は可能?
- チェーンメンテナンスを劇的に楽にする便利アイテム
- 代用作業を成功させるための「環境作り」のコツ
- チェーンピンを抜いた後の処理と注意点
- 外出先でのチェーン断裂!究極のサバイバル代用術
- プロが語る「チェーンカッターを自作する」という選択肢
- チェーンカッター代用に関するよくある質問(FAQ)
- まとめ:チェーンカッター代用は「知恵」と「覚悟」が必要
チェーンカッターの代用が必要になるシーンとは?

自転車のチェーンは、走行距離が3,000kmから5,000km程度になると、伸びや汚れが目立ち始め、交換の時期を迎えます。
この際、チェーンを切り離すために必要なのが「チェーンカッター」という専用工具です。
しかし、たまにしか行わないメンテナンスのために専用工具を買い揃えていない場合や、外出先でのトラブルで手元に工具がないといった緊急事態が発生することがあります。
そんな時に、代用できる方法を知っておくと非常に便利です。
チェーンカッターは、チェーンのピンを押し出す構造をしていますが、この「ピンを押し出す」という機能さえ再現できれば、他の道具でも代用が可能になるのです。
ただし、代用品を使う場合は、チェーンを傷つけたり、怪我をしたりするリスクがあることを念頭に置いておきましょう。
チェーンカッターの仕組みを知って代用に活かす
代用方法を考える前に、まずはチェーンカッターがどのような仕組みで動いているのかを理解しましょう。
基本的には、チェーンを固定する台座があり、そこにネジを締め込む力で細い押しピンが突き出し、チェーンの連結ピンを押し抜くという単純な構造です。
代用品を探す際も、「チェーンをしっかり固定できるもの」と「ピンと同じ太さで押し込めるもの」、そして「強力な圧力をかけられるもの」の3要素が重要になります。
この原理さえ分かっていれば、ガレージにある工具箱の中から代わりになるものを見つけやすくなります。
自転車のチェーンの種類(5速〜12速など)によってピンの太さや圧入の強さが異なるため、自分の自転車がどのタイプかを確認しておくことも大切です。
11速や12速などの多段ギアのチェーンは、ピンが非常に細く精密なため、代用品での作業難易度が上がります。
代用工具を使うメリットとデメリットの比較
代用工具を使うことには、良い面と悪い面の両方があります。
以下の表にメリットとデメリットをまとめましたので、作業を始める前に参考にしてください。
| 項目 | メリット | デメリット |
| コスト | 専用工具を買わずに済むため、費用が抑えられる | 失敗してチェーンを壊すと、かえって高くつく |
| 利便性 | 家にある道具ですぐに作業が始められる | 作業に時間がかかり、力がかなり必要 |
| 安全性 | 緊急時にその場しのぎができる | 指を挟んだり、工具が破損するリスクがある |
| 精度 | 特にない(専用工具には勝てない) | ピンを真っ直ぐ抜くのが難しく、再利用できない場合が多い |
代用案1:ボルト・ナットと釘(クギ)を使う方法
最も一般的で、かつ成功率が比較的高い代用方法が「ボルト・ナット」と「釘」を組み合わせた方法です。
これは、チェーンカッターの「押し出す構造」を自作するイメージです。
準備するものは、チェーンのピンよりもわずかに太い穴が開いたナットと、ピンを押し出すための細い釘、そしてそれを叩くためのハンマーです。
この方法は、しっかりとした土台があれば、驚くほどスムーズにピンを抜くことができます。
ただし、釘は曲がりやすいため、できるだけ硬い鋼鉄製の釘を選ぶのがポイントです。
また、釘の先端が平らでない場合は、ヤスリで少し削って平らにしておくと、チェーンのピンから滑り落ちるのを防ぐことができます。
釘を使った具体的な作業手順
まず、ナットを平らな床や作業台の上に置きます。
その上に、外したいチェーンのピンがナットの穴の真上に来るようにセットします。
この際、チェーンが動かないようにガムテープなどで軽く固定すると作業がしやすくなります。
次に、チェーンのピンに釘を垂直に立てます。
この「垂直」を保つことが最も重要で、少しでも斜めになるとピンが抜けず、チェーンのプレートを歪めてしまいます。
準備ができたら、ハンマーで慎重に釘の頭を叩いていきます。
最初は軽くコンコンと叩き、釘がピンに食いついたことを確認してから、徐々に力を強めていきます。
ピンが動き始めたら、あとは最後まで押し出すだけです。
一度コツを掴めば、専用工具に近い感覚で作業が可能になります。
この方法で注意すべきポイント
釘で叩く際、勢い余って自分の手を叩かないように注意してください。
ペンチで釘を保持しながら叩くと、安全性が高まります。
また、コンクリートの上で直接作業すると、ナットやチェーンが跳ねて傷つくことがあるので、下に厚手の布や木板を敷くのがおすすめです。
もしピンが全く動かない場合は、無理に叩き続けないでください。
特に最近の高級なチェーンはピンがカシメられており、非常に硬いことがあります。
そんな時は、無理せずGoogleで最新のチェーンカッターを検索して、Amazonなどでポチるのが結局は最短ルートかもしれません。
通販なら翌日に届くことも多く、手間を考えれば非常にコスパが良いと言えます。
代用案2:電動ドリルとピンポンチを併用する
もし、DIYが趣味でガレージに電動工具があるなら、電動ドリルを使うのも一つの手です。
ただし、ドリルでピンを削り落とすわけではありません。
ドリルを「回転」ではなく「押し込む力」の補助として、あるいはピンの頭を軽く削ってカシメを弱めるために使用します。
ピンの頭(カシメ部分)を細いドリル刃で軽く削ることで、ピンが抜けやすくなります。
その後、ピンポンチ(釘よりも太く丈夫な工具)を当てて叩けば、比較的簡単に抜き取ることができます。
この方法は、バイクのチェーンのように非常に硬いものを相手にする際に有効です。
自転車の場合でも、固着してしまった古いチェーンにはこの方法が効果を発揮することがあります。
ドリルを使用する際の微調整テクニック
ドリルを使う時は、必ず低速回転で作業を行ってください。
高速で回しすぎると熱を持ち、チェーンの強度が落ちてしまう可能性があります。
また、削りすぎて外側のプレートまで貫通させないように注意しましょう。
ピンの中心に正確にドリルを当てるために、あらかじめセンターポンチなどで印をつけておくと失敗が少なくなります。
少し削るだけで、ピンを保持している力が大幅に弱まり、あとのハンマー作業が楽になります。
作業時は必ず保護メガネを着用してください。
金属の削りカスが目に入ると非常に危険です。
安全第一で作業を進めることが、DIYメンテナンスの鉄則です。
ピンポンチがない場合の代わりは?
ピンポンチが手元にない場合は、古いドライバーの先端を加工して使うこともできます。
使わなくなった細いマイナスドライバーの先を平らに削り、それをピンに当てて叩く方法です。
ドライバーは持ち手があるため、釘よりも安定して保持できるというメリットがあります。
ただし、ドライバーは叩くための設計になっていないもの(貫通ドライバーでないもの)は壊れてしまうので、必ず「貫通型」のドライバーを使用してください。
道具を大事にするなら、やはり専用のチェーンカッターを一つ持っておくのが正解です。
代用案3:ペンチやプライヤーで力技は可能か?
結論から言うと、ペンチだけでチェーンのピンを抜くのはほぼ不可能です。
チェーンのピンは数百キロの引張荷重に耐えられるように設計されており、ペンチで挟む程度の力ではびくともしません。
しかし、チェーンの種類によっては、ペンチが活躍する場面があります。
それは「ミッシングリンク(クイックリンク)」を採用しているチェーンの場合です。
最近の多くの自転車チェーンには、工具なし(あるいは専用プライヤー)で外せるリンクが一つ付いています。
このリンクを見つけることができれば、高価なチェーンカッターを探す必要はありません。
ミッシングリンクは、少し形が違うプレートなのですぐに見つかるはずです。
ミッシングリンクをペンチで外すコツ
専用のプライヤーがない場合、太めのラジオペンチやプライヤーを使って、ミッシングリンクの対角線上のピンを内側に寄せるように力をかけます。
この際、チェーンを少したわませておくと、リンクに隙間ができて外しやすくなります。
もし固くて動かない場合は、針金を使ってリンクの両端を引っ張るように固定し、ペンチで挟む力を集中させる裏技もあります。
また、汚れが詰まっていると動かないので、パーツクリーナーで洗浄してから作業しましょう。
ミッシングリンクは非常に便利なパーツなので、もし今のチェーンに付いていないなら、次回の交換時に導入することをおすすめします。
これがあれば、外出先でのトラブル対応力が格段に上がります。
普通のチェーンをペンチで無理やり切るとどうなる?
ミッシングリンクでない箇所を、強力なニッパーやペンチで切断しようとするのは絶対にやめてください。
刃が欠けるだけでなく、切断時の衝撃でチェーンが跳ね返り、顔などに当たって大怪我をする恐れがあります。
また、プレートが歪んでしまうと、そのチェーンは二度と使えなくなります。
「どうせ捨てるチェーンだから」と思っても、作業の安全性と周囲への影響を考え、適切な方法を選びましょう。
賢いライダーは、無理をせずGoogleで正しい外し方を再確認し、必要なら通販を利用して安全な道具を揃えます。
代用案4:グラインダーで削り切る(最終手段)
「もうこのチェーンは二度と使わないし、今すぐ外して捨てたい!」という場合の最終手段が、ディスクグラインダーで切断する方法です。
これは代用というよりも、力技による破壊に近い方法ですが、最も確実に、かつ短時間でチェーンを外せます。
火花が散るため、ガソリンや可燃物がある場所では絶対に行わないでください。
また、自転車のフレームを傷つけないよう、厚手の段ボールなどで養生することが必須です。
この方法は、チェーンが錆びついて完全に固着し、どんなに叩いてもピンが抜けないような古い放置自転車のレストアなどで重宝されます。
グラインダー作業での失敗しない手順
まず、チェーンをフレームからできるだけ離した位置で固定します。
切断する箇所に印をつけ、グラインダーの刃を垂直に当てていきます。
一度に深く切ろうとせず、表面のプレートを軽く削るように何度か往復させると安全です。
プレートの一枚が切断できれば、あとはペンチなどでひねるだけでチェーンはバラバラになります。
作業後は、飛散した金属粉をしっかり掃除してください。
金属粉がフレームに残ると、そこから錆が発生する原因になります。
当然ですが、この方法で外したチェーンは再利用不可能です。
新しいチェーンを取り付ける際には、やはりチェーンカッターが必要になります。
「外すのはグラインダー、付けるのは専用工具」という使い分けが必要です。
作業環境と防護具の徹底
グラインダーを使用する際は、必ず厚手の作業手袋と保護メガネ、そして長袖を着用してください。
火花は見た目以上に熱く、皮膚に当たると火傷をします。
また、大きな音が鳴るため、近所迷惑にならない時間帯に作業することも大切です。
DIY初心者の方には、グラインダーは少しハードルが高いかもしれません。
そんな時は、数千円で買えるチェーンカッターを通販で購入する方が、安全かつ精神衛生上も良い選択と言えるでしょう。
楽天やYahoo!ショッピングならポイントも貯まるので、実質さらにお得に手に入ります。
代用案5:100均アイテムでどこまでできるか検証
最近の100円ショップ(ダイソーやセリアなど)は工具コーナーが非常に充実しています。
しかし、残念ながら「チェーンカッター」そのものが100円で売られていることは稀です。
(以前は一部店舗で300円〜500円商品として扱われていたこともありましたが、現在は在庫が不安定です)
そこで、100均で手に入る他の道具を組み合わせて代用できないか検討してみましょう。
具体的には、「C型クランプ」と「精密ドライバー」、そして「ナット」を組み合わせる方法があります。
この方法はハンマーで叩く必要がないため、アパートなどの室内でも比較的静かに作業できるのがメリットです。
ただし、100均のクランプは強度がそれほど高くないため、無理に締め込むとクランプ自体が歪んでしまうこともあります。
C型クランプを使った「ネジ式」代用術
まず、C型クランプの受け側にナットを置きます。
その上にチェーンを乗せ、ピンがナットの穴に来るように調整します。
そして、クランプの締め込み側に精密ドライバー(または硬い釘)をセットし、チェーンのピンに当てます。
そのままクランプをゆっくりと締め込んでいくと、ネジの力でピンが押し出されていきます。
ハンマーで叩くよりも力が逃げにくく、ピンを真っ直ぐ押し出せるため、成功率は意外と高いです。
手が痛くなる場合は、クランプのハンドル部分にペンチを引っ掛けて回すと、より強いトルクをかけられます。
この作業のコツは、とにかく「軸をずらさないこと」です。
少しでも斜めになると精密ドライバーの先が折れてしまうので、慎重に位置を合わせましょう。
安価な道具でも、使い手次第で立派な専用工具に化けるのがDIYの面白いところです。
100均の金切ノコ(カナキリノコ)は使える?
100均で売られている金属用のノコギリでチェーンを切断しようと考える方もいるでしょう。
結論から言うと、かなり時間はかかりますが切断は可能です。
ただし、自転車のチェーンは焼き入れ加工された硬い鋼鉄であることが多く、100均の刃ではすぐに目詰まりして使い物にならなくなる可能性があります。
もしノコギリを使うなら、チェーンを万力(これも100均に小型のものがあります)でしっかり固定し、一箇所に集中して溝を作っていくように引いてください。
プレートを半分ほど削れば、あとはペンチで何度も折り曲げることで「金属疲労」を起こさせて切ることができます。
かなりの重労働になるため、コスパを考えるなら最初から100均の在庫状況を調べるより、通販で探す方が賢明かもしれません。
代用工具を使う際のリスクと安全対策
代用工具でのメンテナンスは、あくまで緊急事態の回避策です。
専用工具ではないものを使う以上、そこには常にリスクがつきまといます。
特に注意すべきは、「部品の破損」と「怪我」です。
チェーンは走行中の安全を支える極めて重要なパーツです。
代用品で無理にピンを抜こうとして、周りのプレートを少しでも歪ませてしまうと、走行中にチェーンが突然切れる原因になります。
これが下り坂や交差点で起きれば、重大な事故につながりかねません。
また、工具が滑って指を強く打ったり、折れた釘の破片が飛んできたりすることもあります。
代用作業を行う際は、常に「もし滑ったら?」という最悪の事態を想定して、力の向きを調整することが大切です。
チェーンの再利用は絶対に避けるべき理由
代用工具でピンを抜いた場合、そのピンや周囲のプレートには大きな負担がかかっています。
専用工具であればピンを傷つけずに抜くことができますが、代用品(特に釘などで叩く方法)ではピンの先端が変形している可能性が高いです。
変形したピンを再び圧入してチェーンを繋ぎ直すのは、極めて危険です。
「繋がったように見えても、強度は著しく低下している」と考えてください。
代用品で外したチェーンは、原則として廃棄し、新しいチェーンに交換するのが鉄則です。
新しいチェーンを繋ぐ際も、代用品での圧入はおすすめしません。
新品のチェーンには「コネクティングピン」という専用のピンが付属していますが、これは非常に精密な挿入が求められます。
ここだけは、通販で手頃なチェーンカッターを購入して作業することをお勧めします。
失敗した時のリカバリー方法
もし代用作業中にピンが途中で止まってしまったり、釘が中で折れてしまったりした場合は、パニックにならずに一度手を止めましょう。
無理にこじ開けようとすると、自転車の他のパーツ(ディレイラーやフレーム)まで傷つけてしまいます。
そんな時は、一旦作業を中断し、チェーンをタイラップ(結束バンド)などで仮止めして、自転車店に持ち込むか、正しい工具が届くのを待つ勇気を持ってください。
「自分でなんとかしなきゃ」という思い込みが、被害を大きくすることがあります。
最近はスマホ一つで、AmazonなどのECサイトから数百円で信頼性の高い工具が注文できます。
失敗した時こそ、現代の文明の利器である通販に頼るのが、結果として最も安上がりで安全な解決策になります。
自転車の種類別・チェーンカッター代用の難易度
一口に「自転車のチェーン」と言っても、ママチャリから高級ロードバイクまで様々です。
実は、自転車の種類によって代用作業の難易度は大きく変わります。
自分の自転車がどのタイプに当てはまるか、以下の表で確認してみましょう。
| 車種 | チェーンの種類 | 代用難易度 | 理由 |
| ママチャリ | 厚歯・シングル | ★☆☆☆☆ | プレートが厚く丈夫で、ピンも比較的抜きやすい |
| クロスバイク | 7〜9速用 | ★★★☆☆ | ピンが少し細くなり、正確な位置合わせが必要 |
| ロードバイク | 11〜12速用 | ★★★★★ | 極めて精密。代用品では高確率で失敗する |
| 競技用BMX | 半コマチェーン | ★★★★☆ | 特殊な構造のため、専用工具がないと非常に厳しい |
シングルスピード(ママチャリ)は代用しやすい
変速ギアのないママチャリのチェーンは、構造が単純で非常に頑丈です。
ピンも太いため、前述した「釘とハンマー」の方法でも十分に太刀打ちできます。
多少乱暴に扱ってもプレートが曲がりにくいため、DIY初心者でも成功しやすいと言えるでしょう。
ただし、最近のママチャリの中には、錆びにくいコーティングが施された高級なチェーンもあり、これが非常に硬い場合があります。
まずは目立たない箇所で少し叩いてみて、ピンが動く気配があるか確認してから本格的な作業に入りましょう。
成功したとしても、外した後の再接続には注意が必要です。
ママチャリの場合は「クリップジョイント」という部品で繋がっていることもあるので、まずはそれを探してみてください。
クリップをペンチで外すだけで、工具なしでバラせる場合があります。
多段化ロードバイクのチェーンは鬼門
一方で、11速や12速といった最新のロードバイクチェーンは、代用品での作業は全くおすすめできません。
ピンの太さがミクロン単位で設計されており、プレート間の隙間もほとんどありません。
代用品で少しでも傷をつけると、変速性能がガタ落ちするだけでなく、走行中に「爆発」するようにチェーンが散ることもあります。
このような高級チェーンを扱っている方は、メンテナンスに対する意識も高いはずです。
数万円のコンポーネントを守るために、数千円の投資を惜しむのは本末転倒です。
ロードバイクユーザーこそ、信頼できるシマノ製などの専用工具を常備しておくべきです。
もしどうしても今すぐ外さなければならない場合は、代用工具を探す時間をGoogleで即日配送のショップを探す時間に充てたほうが、最終的な満足度は高くなるでしょう。
バイク(自動二輪)のチェーンカッター代用は可能?
自転車ではなく、オートバイのチェーンについても触れておきましょう。
結論から言うと、バイクのチェーンを自転車用の代用術(釘やハンマー)で外すのはほぼ不可能です。
バイクのチェーンは、自転車用とは比較にならないほどの強度と大きさを誇ります。
特に「シールチェーン」と呼ばれるタイプは、プレートの間にゴム製のOリングが挟まっており、非常に複雑な構造をしています。
これを無理に代用品でこじ開けようとすると、シールを破損させ、高価なチェーンを一瞬でゴミにしてしまいます。
バイクの場合、チェーンが切れることは命の危険に直結します。
「チェーンカッター 兼 カシメ工具」という専用の重厚な工具が販売されているので、これを使うのが唯一の正解です。
バイク用チェーンを無理やり切る唯一の方法
どうしてもバイクのチェーンを自分で切りたい場合、代用工具としては「ディスクグラインダー」一択になります。
サンダーでピンの頭を完全に平らになるまで削り落とし、その上で大型のポンチを使って叩き抜くという手順です。
しかし、これもあくまで「外す」ための方法です。
新しいチェーンを繋ぐ(カシメる)作業は、代用品では絶対にできません。
カシメが甘いと走行中にチェーンが外れ、エンジンケースを突き破ったり、後輪をロックさせたりする恐怖の事故を招きます。
バイクユーザーの方は、自分で作業するなら一生モノの高級工具を買うか、おとなしくバイクショップに依頼することをお勧めします。
通販で工具を買えば、工賃数回分で元が取れるので、長い目で見れば非常にお得です。
チェーンメンテナンスを劇的に楽にする便利アイテム
チェーンカッターの代用を考える苦労から解放されるために、ぜひ導入を検討してほしいアイテムがいくつかあります。
これらを持っているだけで、今後のメンテナンスが驚くほどスムーズになります。
まず筆頭に挙がるのが、記事前半でも紹介した「ミッシングリンク(クイックリンク)」です。
これは、工具を使わずに(あるいは専用プライヤー一本で)チェーンの着脱を可能にする魔法のようなパーツです。
一度これを導入すれば、チェーンを外して丸洗いするのも億劫ではなくなります。
次に、コンパクトな「携帯マルチツール」です。
多くのマルチツールには、小型ながらも実用的なチェーンカッターが内蔵されています。
これをお守り代わりにサドルバッグに入れておけば、外出先でのトラブルで途方に暮れることはなくなります。
ミッシングリンク専用プライヤーの代用術
ミッシングリンク自体は指で外せることもありますが、長期間使用して固着している場合は非常に硬くなります。
専用のプライヤーがあれば一瞬ですが、これも代用品でなんとかなります。
それは「丈夫な紐(ひも)」または「針金」を使う方法です。
ミッシングリンクの左右のピンに紐をクロスさせるように通し、紐の両端をグイッと引っ張ります。
すると、テコの原理でリンクが内側に押し込まれ、カチッと外れます。
これは自転車旅行者の間では有名な裏技で、特別な工具を持たずに済むため非常に重宝されます。
ただし、最近の11速・12速用リンクは再利用不可(一度外したら新品交換)とされているものが多いです。
外す前に、自分のリンクが再利用可能かどうかを確認しておきましょう。
予備のリンクを常に持っておくのが、上級者の嗜みです。
通販で買えるコスパ最強のチェーンカッター3選
「代用品で苦労するよりも、安くて良い工具を買ったほうが早い」と気づいたあなたに、通販で評価の高いチェーンカッターをご紹介します。
どれも千円〜二千円程度で買えるものばかりで、代用作業に費やす数時間の労働を考えれば、即買いレベルのコスパです。
- PWT チェーンカッター BT-15R:低価格ながら抜群の安定感。ママチャリから11速まで幅広く対応しており、初めての一本に最適です。
- シマノ(SHIMANO) TL-CN28:言わずと知れた純正工具。精度が非常に高く、ピンを押し出す時の感触が格別です。ロードバイクユーザーならこれを持っておけば間違いありません。
- バイクガイ(Bikeguy) チェーンカッター:非常にコンパクトで、携帯性に優れています。自宅での作業はもちろん、ロングライドのお供にも最適。
これらの工具を手に取れば、今まで釘やハンマーで格闘していたのが嘘のように、スルスルとピンが抜ける快感を味わえます。
「道具をケチらず、正しい工具を使う」ことが、結果として自転車を長持ちさせる一番の秘訣なのです。
代用作業を成功させるための「環境作り」のコツ
代用工具を使ったチェーンメンテナンスにおいて、最も成功を左右するのは「作業環境」です。
不安定な場所で無理に作業をすると、工具が滑ってパーツを傷つけるだけでなく、大きな怪我につながる恐れがあります。
まず、地面が水平で硬い場所を選んでください。
土の上や柔らかいマットの上では、ハンマーで叩く力が逃げてしまい、チェーンのピンを抜くことができません。
コンクリートの床や、厚みのあるしっかりとした木製作業台の上が、最も代用作業に適しています。
また、作業箇所の視認性を高めることも重要です。
チェーンのピンは非常に小さいため、影になっていると正確に釘やポンチを当てることができません。
ワークライトやスマホのライトを活用して、ピンの頭がはっきりと見える状態で作業を開始しましょう。
パーツクリーナーでの事前洗浄は必須
外そうとしているチェーンが泥や古いオイルで汚れている場合は、必ず事前に洗浄してください。
汚れが付着したままだと、釘の先端が滑りやすくなり、ピンを正確に捉えることができません。
速乾性のパーツクリーナーを吹きかけ、ウエス(ボロ布)でピンの周囲をきれいに拭き取ります。
これだけで、作業の確実性が格段にアップします。
また、洗浄することでチェーンの摩耗状態も確認でき、代用工具で無理をしても良い状態かどうかを判断する材料にもなります。
もしピンが錆びついている場合は、浸透潤滑剤(5-56など)を吹きかけて10分ほど放置してください。
潤滑剤が隙間に染み込むことで、驚くほど軽い力でピンが抜けるようになります。
「叩く力」よりも「滑りを良くする工夫」が、代用術の真髄です。
チェーンを固定する「第3の手」を用意する
代用作業中にチェーンがブラブラ動いてしまうと、ピンを真っ直ぐ抜くことは不可能です。
そこで、チェーンを固定するための工夫が必要です。
例えば、使わなくなった「スポーク」や「針金」を「コ」の字型に曲げたものを用意します。
これをチェーンの両側に引っ掛けて少し引き寄せることで、作業箇所のチェーンをたるませ、安定させることができます。
この「チェーンフック」の代用品があるだけで、両手を工具に集中させることができるようになります。
どうしても動いてしまう場合は、誰かにチェーンの端をペンチで押さえてもらうのも一つの手です。
一人の力で限界を感じたら、無理をせず誰かの手を借りるか、Googleで他の固定アイデアを検索してみましょう。
チェーンピンを抜いた後の処理と注意点
苦労してチェーンのピンを抜くことができたら、そこで安心せず、後の処理を丁寧に行いましょう。
代用工具で抜いた後のチェーンには、目に見えないダメージが蓄積しています。
まず、抜いたピンの状態を観察してください。
もしピンが大きく曲がっていたり、先端が潰れていたりする場合、そのピンを再利用してチェーンを繋ぐことは不可能です。
無理に再利用しようとすると、繋いだ瞬間にチェーンが固着して動かなくなる「インナーリンクの動き不良」が発生します。
ピンだけでなく、プレートの穴の周囲もチェックが必要です。
釘で叩いた際に穴が広がってしまっていると、新しいピンを入れてもすぐに抜けてしまう危険があります。
少しでも異常を感じたら、そのチェーンは潔く廃棄しましょう。
チェーンの長さを合わせる際の代用術
新しいチェーンを取り付ける際、古いチェーンと同じ長さに切り揃える必要があります。
この「長さを合わせる」作業でもチェーンカッターが必要になりますが、ここで代用品を使うのはさらに難易度が上がります。
なぜなら、新品のチェーンは非常に硬く、かつ精密だからです。
新品を切る際こそ、代用品ではなく適切な工具を使うことを強く推奨します。
どうしても代用する場合は、プレートを傷つけないよう、これまで以上に慎重に釘を打ち込んでください。
長さを間違えて切ってしまうと、取り返しがつきません。
「一度切ったら元に戻せない」という緊張感を持ち、何度も長さを確認してから作業に入りましょう。
自信がない場合は、今のうちにAmazonで評価の高いチェーンカッターをチェックして、確実な道具を手に入れておくのが得策です。
新しいピンの圧入は代用できるか?
チェーンを繋ぐための「圧入」作業は、ピンを抜く作業よりもさらに高い精度が求められます。
ピンが左右均等に収まっていないと、走行中にプレートが外れてしまいます。
この工程の代用としては、大型の「万力(ベンチバイス)」を使う方法があります。
万力でピンを挟み込み、ゆっくりと締め込んでいくことで、ハンマーで叩くよりも遥かに精密に圧入が可能です。
ただし、万力の口がピンに正確に当たっていることを常に確認しながら行う必要があります。
万力がない場合は、プライヤーで挟み込む方法もありますが、これは力が分散しやすく、ピンが斜めに入りやすいため推奨されません。
安全を第一に考えるなら、圧入こそ専用工具の出番です。
数百円から買える携帯用チェーンカッターでも、手作業の代用術よりは遥かに高い精度が得られます。
外出先でのチェーン断裂!究極のサバイバル代用術
サイクリング中に突然チェーンが切れてしまった!
そんな時、手元に工具も釘もナットもない状況に追い込まれるかもしれません。
まさに究極のサバイバル状況ですが、知恵を絞れば脱出できる可能性があります。
まず、道端に落ちている「硬い小石」や「コンクリートの縁石」を土台(アンビル)として利用します。
釘の代わりには、自転車の「クイックレリーズの芯」や「六角レンチ」の先端、最悪の場合は「別のボルト」を当てて、大きな石で叩くという方法があります。
ただし、これはあくまで「最寄りの駅や家まで辿り着くため」の超緊急避難的措置です。
この方法で処置したチェーンは完全に死んでいるため、帰宅後に即交換が必要です。
六角レンチをピンポンチとして代用する
多くのサイクリストが持っている「六角レンチ(アーレンキー)」は、非常に硬い素材で作られています。
2mmや2.5mmの細い六角レンチは、チェーンのピンを押し出すポンチとして代用可能です。
ただし、レンチの先端がL字に曲がっているため、ハンマーで叩く際に力が逃げやすく、レンチ自体を曲げてしまうリスクがあります。
また、叩く場所を間違えるとレンチが折れて飛んでくることもあるため、必ず布などで包んで保持してください。
この方法は、マルチツールを持っていない時の「最終兵器」です。
もし無事に帰還できたら、二度とこんな苦労をしないよう、信頼できるマルチツールを通販で買っておきましょう。
Yahoo!ショッピングなどのセール期間中なら、驚くほど安く手に入ります。
応急処置後の走行における厳守事項
代用工具や応急処置で繋いだチェーンで走行する場合、絶対に「強いトルク」をかけないでください。
立ち漕ぎ(ダンシング)や急加速は厳禁です。
プレートがいつ外れてもおかしくない状態だと認識し、最も軽いギアで、優しくペダルを回すようにしてください。
また、走行中は異音がしないか常に耳を澄ませましょう。
「チャリチャリ」という普段と違う音がし始めたら、リンクが外れかかっている合図です。
すぐに停止して状況を確認してください。
安全に目的地に着くことが最優先です。
無理を感じたら、潔く自転車を押して歩く判断も、立派なメンテナンススキルの一つです。
プロが語る「チェーンカッターを自作する」という選択肢
「代用工具を探すくらいなら、いっそ使いやすいチェーンカッターを自作してしまおう」という猛者もいます。
ホームセンターで手に入る素材だけで、実用的なチェーンカッターを作ることは可能です。
材料は、厚手の鋼鉄製L字アングル、長ボルト、ナット、そして高強度のボルト(押しピン用)です。
アングルに穴を開け、ボルトの先端をグラインダーで細く削り、ネジの回転でピンを押し出す構造を組み立てます。
自作品のメリットは、自分の使いやすいサイズや持ち手にカスタマイズできる点です。
しかし、材料費と加工の手間を考えると、市販の完成品を買う方が遥かに安上がりです。
自作チェーンカッターの設計思想
自作を検討する際に最も難しいのが「押しピン」の強度確保です。
市販品はこのピンに特殊な合金鋼を使用しており、折れにくく設計されています。
市販の安価なボルトでは、チェーンのピンの硬さに負けてすぐに先端が潰れてしまいます。
もし自作に挑戦するなら、押しピン部分だけは市販のチェーンカッターの「替えピン」を購入して流用するのがコツです。
これなら、自作の醍醐味を味わいつつ、実用的な強度を確保できます。
DIY精神は素晴らしいものですが、チェーンという保安部品に関わる工具であることを忘れないでください。
自作工具での失敗は自己責任となります。
確実なメンテナンスを求めるなら、やはりGoogleで自作のリスクをよく調べ、市販品の信頼性を再確認してみてください。
自作と市販品、どちらが本当の「節約」か?
ここで一度、コストパフォーマンスについて冷静に考えてみましょう。
100均やホームセンターで代用品を揃えるのにかかる費用、そして作業に費やす膨大な時間。
さらには、代用作業で失敗してチェーンや他のパーツを壊した時の修理代。
これらを合計すると、実は最初から通販で1,500円前後のチェーンカッターを買っておくのが、最も安上がりであることに気づくはずです。
「代用」はあくまで楽しむもの、あるいは極限状態の知恵であり、日常のメンテナンスとしては専用工具に軍配が上がります。
現代ではAmazonなどのボタン一つで、プロも認める道具が翌日には玄関に届きます。
この利便性を享受し、浮いた時間でサイクリングを楽しむことこそ、最も贅沢で効率的な節約術と言えるのではないでしょうか。
チェーンカッター代用に関するよくある質問(FAQ)
最後に、チェーンカッターの代用に関してよく寄せられる質問をまとめました。
作業を始める前の最終確認としてお役立てください。
- Q1: チェーンカッターの代わりにニッパーで切れますか?
- A: 不可能です。 一般的なニッパーでは刃が立ちませんし、無理に力を入れるとニッパーが破損して危険です。金切ノコやグラインダーであれば切断は可能ですが、再利用はできなくなります。
- Q2: 100均の釘で抜く場合、サイズはどれが良いですか?
- A: チェーンのピンの直径(約3mm〜4mm)よりもわずかに細い釘を選んでください。太すぎるとプレートに引っかかり、細すぎると釘がすぐに曲がってしまいます。コンクリートネイルなどの硬い材質がおすすめです。
- Q3: 代用工具で繋いだチェーンで、そのまま走り続けても大丈夫ですか?
- A: おすすめしません。 代用工具ではピンが適切な位置に収まっているか、カシメが効いているかを判断するのが難しいため、走行中に外れるリスクが高いです。早めに新品のチェーンに交換するか、自転車店で点検を受けてください。
- Q4: 通販で安いチェーンカッターを買う際の注意点は?
- A: 自分の自転車の「段数(スピード)」に対応しているかを確認してください。11速や12速用は専用の細いピンを持つカッターが必要です。また、口コミを見て「ピンが折れやすい」という書き込みがないかチェックしましょう。
まとめ:チェーンカッター代用は「知恵」と「覚悟」が必要
チェーンカッターの代用は、正しい知識と道具の選び方次第で、十分に可能です。
釘とハンマー、ボルトとナット、あるいはC型クランプなど、家にあるものを工夫して難局を乗り越える喜びは、DIYの醍醐味とも言えます。
しかし、忘れてはならないのは、チェーンはあなたの命を乗せて走る自転車の心臓部であるということです。
代用工具によるメンテナンスは、常にパーツ破損や事故のリスクを伴います。
「もし失敗したら新しいチェーンを買う」という覚悟を持って、慎重に作業を進めてください。
もし少しでも不安を感じたり、作業が思うように進まなかったりした場合は、無理をせず専用工具を頼りましょう。
通販サイトでは、低価格で高性能なチェーンカッターが数多く販売されています。
確実な道具を手に入れることは、より安全で、より快適な自転車ライフへの第一歩です。
この記事を参考に、あなたが無事にチェーンメンテナンスを完了させ、再び快調な走りを取り戻せることを願っています。
道具を使いこなし、安全なメンテナンスを楽しんでください!


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