【保存版】接着芯の代用アイデア5選!100均や身近な物で失敗しないコツ【必見】
ハンドメイドを楽しんでいる最中に、「あ、接着芯を切らしてしまった!」と焦った経験はありませんか?
接着芯は布に張りを持たせたり、型崩れを防いだりするために欠かせないアイテムですが、実は身近にある意外なもので代用することが可能なんです。
わざわざ手芸店に走らなくても、家にあるものや100均のアイテムを賢く使えば、仕上がりをきれいに保ったまま作品を完成させることができます。
この記事では、初心者の方でも迷わないように、接着芯の代わりになる優秀な素材と、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説します。
- 接着芯の役割と代用品選びの重要ポイント
- 不織布マスクを接着芯の代わりに使う裏技
- 100均のフェルトを活用したボリュームアップ術
- コピー用紙やクッキングシートは使える?紙類の代用検証
- 100均の「裾上げテープ」を広範囲に使うテクニック
- 余った布(ハギレ)を重ねて接着芯の代わりにする
- 洗濯しても大丈夫?代用品の耐久性とメンテナンス
- 接着芯の種類別(薄手・中手・厚手)の代用使い分け術
- アイロンがない!熱を使わずに布に張りを出す方法
- バッグの底板を代用して「自立するバッグ」を作る方法
- 接着芯の代用で「刺繍」を綺麗に仕上げるテクニック
- 接着芯がない時に「布用ボンド」を塗り広げる方法
- 洗濯しても大丈夫?代用品の耐久性とメンテナンス
- 接着芯の種類別(薄手・中手・厚手)の代用使い分け術
- アイロンがない!熱を使わずに布に張りを出す方法
- バッグの底板を代用して「自立するバッグ」を作る方法
- 接着芯の代用で「刺繍」を綺麗に仕上げるテクニック
- 接着芯がない時に「布用ボンド」を塗り広げる方法
接着芯の役割と代用品選びの重要ポイント

接着芯は、表地の裏側にアイロンで貼り付けることで、布に適切な硬さを与える役割を持っています。
ポーチの自立を助けたり、バッグの持ち手を丈夫にしたり、襟元をピシッと整えたりと、その用途は多岐にわたります。
代用品を選ぶ際に最も重要なのは、「その布に何を求めているか」を明確にすることです。
単に厚みが欲しいのか、それとも洗濯に強い耐久性が欲しいのかによって、最適な代用品は変わってきます。
特に、アイロンの熱に耐えられる素材であることは必須条件です。
溶けてしまったり、布を傷めたりしては本末転倒ですので、まずは小さな端切れでテストすることをおすすめします。
最近では通販サイトでも安価で高品質な接着芯がすぐに手に入りますが、「今すぐ作りたい!」という熱量を大切にするために、代用テクニックをマスターしておきましょう。
Amazonや楽天市場などの通販がコスパ最強でおすすめな場合も多いので、ストック用としてチェックしておくのも一つの手ですね。
接着芯が持つ主な3つの機能
接着芯には大きく分けて「保形」「補強」「装飾」の3つの機能があります。
代用品を探すときは、これから作る作品がどの機能を最も重視しているかを考えてみてください。
例えば、小銭入れなら少しの張りがあれば十分ですが、トートバッグならかなりの強度が必要です。
用途に合わない代用品を使うと、完成後にヨレヨレになってしまうこともあるので注意が必要です。
不織布マスクを接着芯の代わりに使う裏技
今やどこの家庭にも必ずと言っていいほどある「不織布マスク」は、実は接着芯の代用品として非常に優秀です。
不織布は繊維を織らずに絡み合わせた素材で、本物の接着芯(不織布タイプ)と構造がよく似ているからです。
使い方は簡単で、マスクのゴムとノーズワイヤーを外して平らに広げ、布の裏側に配置するだけです。
ただし、マスク自体には糊がついていないため、手芸用の両面テープやスプレー糊を併用する必要があります。
マスクを使用するメリットは、何と言っても「通気性の良さ」と「適度な張り」です。
小物入れや、少し形を整えたい程度の作品には十分すぎるほどの効果を発揮してくれます。
特に、お子様の通園バッグの内ポケットなど、見えない部分の補強には最適と言えるでしょう。
使い捨てマスクのストックが余っている場合は、ぜひ試してみてください。
マスク代用の手順と注意点
まず、マスクを分解する際は布地を傷つけないようにハサミで慎重に端を切り落としましょう。
アイロンをかける際は、不織布が高温で溶けないよう、必ず「中温」以下に設定し、当て布をすることをお忘れなく。
| メリット | 家にある、加工がしやすい、軽い |
| デメリット | 接着剤が別途必要、面積が小さい |
100均のフェルトを活用したボリュームアップ術
ダイソーやセリアで手に入る「フェルト」も、接着芯の代用として非常に人気があります。
接着芯よりも厚みが出るため、ふっくらとした可愛らしい仕上がりにしたい時に最適です。
フェルトを代用する場合、特に「洗えるフェルト」を選ぶのがポイントです。
洗濯が必要な作品に通常のフェルトを使うと、縮んだり毛玉ができたりして、形が崩れる原因になります。
フェルト自体に接着機能がある「シールタイプ」のものを選べば、アイロンなしで貼り付けることも可能です。
ただし、粘着力が強すぎると針が通りにくくなることがあるため、ミシンを使用する場合は注意してください。
全体に貼ると重くなってしまうので、底板の補強や、キルト芯のようなふんわり感を出しつつ張りを加えたい場合に重宝します。
色のバリエーションも豊富なので、裏地が薄い場合は表地の色に近いフェルトを選ぶと透け防止にもなります。
フェルト代用で失敗しないためのコツ
フェルトは厚みがある分、縫い代が重なると非常に縫いにくくなります。
代用するときは、縫い代部分を除いたサイズにカットして、表地の中心に配置するのが綺麗に仕上げるコツです。
強度が欲しい場合は、フェルトを2枚重ねにするのではなく、薄い布を1枚挟むなど工夫してみましょう。
100均素材をフル活用すれば、予算を抑えつつ本格的な作品作りが楽しめます。
コピー用紙やクッキングシートは使える?紙類の代用検証
「え、紙を接着芯にするの?」と驚かれるかもしれませんが、一時的な張りを持たせるためには非常に有効な手段です。
例えば、刺繍をする際に布が伸びないように裏に紙を当てる手法は、古くから行われています。
コピー用紙は適度な硬さがあり、直線的な形を保つのに向いています。
ただし、一度折れると折り目がついてしまうことや、洗濯ができないことが大きな欠点です。
一方、クッキングシートは熱に強く、ミシンで縫った後にピリピリと破いて取り除くことができます。
これは「仮の接着芯」として、布の伸びを防ぎたい工程だけで使うのが正解です。
もし、恒久的にパリッとした硬さを出したいのであれば、紙よりも「和紙」の方が繊維が強く、布との馴染みが良い場合があります。
しかし、基本的には洗濯しないインテリア小物や、試作品の段階での利用にとどめておくのが無難でしょう。
紙類代用の向き不向き一覧
| 素材 | おすすめ用途 | 耐久性 |
| コピー用紙 | 型紙兼補強、刺繍の土台 | なし(洗濯不可) |
| 和紙 | ブックカバー、布箱(カルトナージュ) | 中 |
| クッキングシート | 縫製時のズレ防止(後で剥がす) | なし |
100均の「裾上げテープ」を広範囲に使うテクニック
接着芯がない時の強力な味方が、100均でもお馴染みの「裾上げテープ」です。
裾上げテープは、いわば「細長い接着芯」そのもの。裏側に熱で溶ける糊がついているので、アイロンで簡単に接着できます。
幅が狭いのが難点ですが、これを並べて貼り付けることで、広い面積をカバーすることも可能です。
特にバッグの持ち手や、がま口の口金周りなど、部分的に強い張りが欲しい場所にはうってつけの素材です。
裾上げテープには「両面接着タイプ」と「片面接着タイプ」がありますが、接着芯の代わりにするなら片面タイプを選びましょう。
両面タイプを使ってしまうと、アイロンに糊がついて大惨事になるので注意が必要です。
もし手元に両面タイプしかない場合は、上から別の薄い布を重ねて「三層構造」にすれば、布同士を強固に接着しつつ、張りを持たせることができます。
これは厚手のデニム生地を補強したい時などに非常に有効なテクニックです。
裾上げテープ代用のメリットと注意点
裾上げテープは、接着芯に比べて「剥がれにくい」という特徴があります。
本来、ズボンの裾という激しい動きと洗濯に耐えるように作られているため、強度は折り紙付きです。
ただし、貼りすぎると布がカチカチに硬くなってしまうことがあります。
完成後の風合いを想像しながら、貼る量を調節するのが失敗しない秘訣です。
余った布(ハギレ)を重ねて接着芯の代わりにする
接着芯がないなら、布をもう一枚重ねる「芯地」としての考え方を取り入れてみましょう。
これを専門用語では「フラシ芯」と呼び、接着せずに一緒に縫い合わせる手法です。
代用する布は、表地よりも少し硬めのものや、織り目が詰まったものを選ぶと効果的です。
例えば、薄いブロード地の裏に帆布やシーチングを重ねるだけで、驚くほどしっかりとした質感に変わります。
アイロンで接着しないため、布本来の柔らかい風合いを損なわないのがこの方法の最大のメリットです。
ナチュラルな雰囲気のバッグや、クッションカバーなどを作るときにおすすめです。
もし少しだけ接着させたい場合は、手芸用の仮止めノリを点状につけておくと、縫いズレを防ぐことができます。
「家にある余り布を有効活用できる」という点でも、非常にエコで経済的な代用法と言えますね。
重ねる布の選び方ガイド
| 表地:薄手(ガーゼなど) | 代用:シーチング、エイティスケア |
| 表地:中手(オックスなど) | 代用:ツイル、デニム、キャンバス |
| 表地:厚手(帆布など) | 代用:キルト芯、厚手フェルト |
このように、表地とのバランスを考えることが大切です。
わざわざ新しい布を買わなくても、着なくなった古着のシャツなどを解体して使うのも賢い方法ですよ。
さらに詳しく知りたい方は、芯地の選び方に関する専門サイトを参考にしてみてください。
洗濯しても大丈夫?代用品の耐久性とメンテナンス
接着芯の代わりになる素材を使う際、最も気になるのが「洗濯した後にどうなるか」という点ですよね。
せっかく綺麗に仕上がっても、一度の洗濯で中身がヨレたり、剥がれたりしては悲しいものです。
例えば、不織布マスクを代用した場合、マスク自体は洗濯に強いですが、使用した「糊(接着剤)」が問題になります。
市販のスプレー糊や両面テープの中には、水洗いで粘着力が落ちるものも多いため、必ず耐水性のある接着剤を選ぶことが重要です。
また、フェルトを代用した場合は、前述の通り「洗えるタイプ」でなければ大幅に縮んでしまいます。
ウール混のフェルトは風合いが良いですが、水に濡れると硬くなったり形が歪んだりしやすいため、代用品としてはポリエステル100%のものが扱いやすいでしょう。
長期的に愛用したいバッグや服を作るのであれば、代用品に頼るよりも、最初から洗濯耐性の高い専用の接着芯をストックしておくのが一番安心です。
最近は洗濯を繰り返しても剥がれにくい接着芯がネット通販で手軽に買えるので、コスパを考えても通販でのまとめ買いが賢い選択と言えます。
素材別・洗濯後の状態シミュレーション
| 代用素材 | 洗濯後の予想 | 対策 |
| 不織布マスク | 糊が剥がれる可能性あり | 周囲をしっかり縫い止める |
| 洗えるフェルト | 厚みが少し減る場合がある | ネットに入れて優しく洗う |
| 裾上げテープ | 比較的安定している | 剥がれたら再度アイロンをかける |
| コピー用紙 | ボロボロになり布を汚す | 絶対に洗わない作品にのみ使用 |
接着芯の種類別(薄手・中手・厚手)の代用使い分け術
一口に接着芯と言っても、仕上がりの硬さは千差万別です。
代用品を使うときも、本来使うはずだった接着芯の「厚み」に合わせて素材を使い分けるのが、クオリティを上げるコツになります。
薄手の接着芯(襟元や見返し用)の代わりには、使い古したストッキングや、薄手のガーゼが向いています。
これらは布の動きを邪魔せず、ほんの少しの安定感を与えてくれるため、繊細な仕上がりを邪魔しません。
中手の接着芯(一般的なポーチや小物用)には、やはり不織布マスクや、少し厚めのハギレがベストマッチです。
布自体の重なりを利用して、2枚重ねにするだけでも「中手」に近いボリューム感を出すことができます。
厚手の接着芯(自立するバッグや底板用)には、100均のジョイントマット(薄く切ったもの)や、厚手のデニム生地が活用できます。
特にカチッとさせたい場合は、接着芯の代わりに「クリアファイル」を中に入れるという裏技もありますが、針が通らないため最後に差し込む工夫が必要です。
厚み別・おすすめ代用素材リスト
- 薄手:ストッキング、ガーゼ、薄いハンカチの端切れ
- 中手:不織布マスク、ワイシャツの余り布、裾上げテープ
- 厚手:フェルト、デニム地、キルト綿、プラスチック板(非縫製箇所)
アイロンがない!熱を使わずに布に張りを出す方法
「接着芯もないけれど、そもそもアイロンも使いたくない」という場面もあるかもしれません。
そんなときは、物理的な厚みや糊の力を使って布に張りを持たせることが可能です。
最も簡単なのは、布用の強力な「スプレー糊」や「洗濯糊」を直接布に塗布して乾燥させる方法です。
乾燥すると布がパリッとして硬くなるため、一時的な張りが必要な場合にはこれで十分代用できます。
また、シールタイプのフェルトや、布用両面テープを使って「布+代用芯+裏地」をサンドイッチする方法も有効です。
アイロンの熱によるダメージを避けたいデリケートな素材(ポリエステルやナイロンなど)の場合、この非加熱メソッドの方が安全なこともあります。
ただし、糊を使いすぎると布にシミができたり、針がベタついたりすることがあるため、加減が重要です。
まずは目立たない場所で、乾いた後の質感を確認してから全体に適用するようにしましょう。
非加熱で張りを出すためのアイテム3選
| 布用両面テープ | 一番手軽。ただしミシン針が汚れやすいので注意。 |
| 洗濯糊(原液) | 布全体を硬くできる。乾くのに時間がかかる。 |
| シールフェルト | 厚みと張りが同時に出せる。100均で購入可能。 |
バッグの底板を代用して「自立するバッグ」を作る方法
トートバッグなどを作るとき、「接着芯を貼ってもなんだか自立しない…」と悩むことはありませんか?
そんな時は、接着芯の代わりに「底板」として使える素材を中に仕込むことで、劇的に完成度がアップします。
身近な代用品としては、プラスチック製のランチマットや、お菓子の空き箱(厚紙)が使えます。
これらを底の形に合わせてカットし、布と布の間に挟み込むだけで、市販品のようなしっかりしたバッグになります。
洗濯を想定しているなら、紙ではなくプラスチック製のものを選びましょう。
100均の「PPシート」や、使わなくなったクリアファイルを数枚重ねてテープで固定したものでも代用可能です。
底だけでなく、バッグの側面にもこの手法を使えば、非常に丈夫な仕上がりになります。
接着芯の「面で支える力」と、板状素材の「線で支える力」を組み合わせるのが、ハンドメイド上級者への近道です。
自立させるためのステップ
- バッグの底のサイズを測る
- 代用素材(PPシートなど)を5mmほど小さくカットする
- 角を丸く落として、布を傷つけないようにする
- 底部分にポケットを作って差し込むか、ボンドで固定する
接着芯の代用で「刺繍」を綺麗に仕上げるテクニック
刺繍をするときに布がよれてしまうのを防ぐため、接着芯は必須と言われます。
しかし、刺繍専用の芯は意外と高価ですし、手元にないことも多いですよね。
そんな時の代用品として最もおすすめなのが、意外にも「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」です。
布の裏に重ねて刺繍枠にはめるだけで、布の伸びを適度に抑えてくれます。
刺繍が終わった後は、水に濡らすか、ピンセットでちぎるだけで簡単に取り除くことができます。
これは「水溶性安定紙」という専用アイテムの代わりとして、プロの間でも(緊急時に)使われる手法です。
また、ストッキングを短く切って裏に当てるのも効果的です。
ストッキングの細かい網目が布を保持し、細かい刺繍でも針通りをスムーズにしてくれます。
刺繍代用素材の比較
| 代用素材 | 使いやすさ | 取り除きやすさ |
| ティッシュ | ★★☆ | ★★★(破くだけ) |
| クッキングシート | ★☆☆ | ★★☆(少し硬い) |
| ストッキング | ★★★ | ★☆☆(そのまま残す) |
接着芯がない時に「布用ボンド」を塗り広げる方法
接着芯の役割である「布に硬さを出す」という点に注目すると、布用ボンドそのものを薄く塗るのも一つの手です。
特に、裁ち目のほつれ止めを兼ねたい場合に非常に有効な方法です。
ボンドを原液のまま塗ると硬くなりすぎるため、水で少し薄めて筆で塗り広げるのがポイントです。
乾くと布の中に樹脂が浸透し、接着芯を貼ったようなパリッとした質感に変わります。
ただし、この方法は布の色や素材によっては「シミ」になりやすいというリスクがあります。
また、大量に塗ると針が通らなくなるため、あくまで「端の方」や「小さなパーツ」限定のテクニックと考えましょう。
もし広範囲に適用したい場合は、やはりアイロンで接着できるシート状のものを通販などで探すほうが、ムラなく綺麗に仕上がります。
布用ボンドと接着芯の使い分けについても、この機会に知識を深めておくと便利ですよ。
ボンド代用の手順
- ボンドを水で1:1程度に薄める
- 不要な布で試し塗りをし、乾いた後の色を確認する
- 布の裏面から、ムラにならないように薄く伸ばす
- 完全に乾くまで平らな場所で放置する
洗濯しても大丈夫?代用品の耐久性とメンテナンス
接着芯の代わりになる素材を使う際、最も気になるのが「洗濯した後にどうなるか」という点ですよね。
せっかく綺麗に仕上がっても、一度の洗濯で中身がヨレたり、剥がれたりしては悲しいものです。
例えば、不織布マスクを代用した場合、マスク自体は洗濯に強いですが、使用した「糊(接着剤)」が問題になります。
市販のスプレー糊や両面テープの中には、水洗いで粘着力が落ちるものも多いため、必ず耐水性のある接着剤を選ぶことが重要です。
また、フェルトを代用した場合は、前述の通り「洗えるタイプ」でなければ大幅に縮んでしまいます。
ウール混のフェルトは風合いが良いですが、水に濡れると硬くなったり形が歪んだりしやすいため、代用品としてはポリエステル100%のものが扱いやすいでしょう。
長期的に愛用したいバッグや服を作るのであれば、代用品に頼るよりも、最初から洗濯耐性の高い専用の接着芯をストックしておくのが一番安心です。
最近は洗濯を繰り返しても剥がれにくい接着芯がネット通販で手軽に買えるので、コスパを考えても通販でのまとめ買いが賢い選択と言えます。
素材別・洗濯後の状態シミュレーション
| 代用素材 | 洗濯後の予想 | 対策 |
| 不織布マスク | 糊が剥がれる可能性あり | 周囲をしっかり縫い止める |
| 洗えるフェルト | 厚みが少し減る場合がある | ネットに入れて優しく洗う |
| 裾上げテープ | 比較的安定している | 剥がれたら再度アイロンをかける |
| コピー用紙 | ボロボロになり布を汚す | 絶対に洗わない作品にのみ使用 |
接着芯の種類別(薄手・中手・厚手)の代用使い分け術
一口に接着芯と言っても、仕上がりの硬さは千差万別です。
代用品を使うときも、本来使うはずだった接着芯の「厚み」に合わせて素材を使い分けるのが、クオリティを上げるコツになります。
薄手の接着芯(襟元や見返し用)の代わりには、使い古したストッキングや、薄手のガーゼが向いています。
これらは布の動きを邪魔せず、ほんの少しの安定感を与えてくれるため、繊細な仕上がりを邪魔しません。
中手の接着芯(一般的なポーチや小物用)には、やはり不織布マスクや、少し厚めのハギレがベストマッチです。
布自体の重なりを利用して、2枚重ねにするだけでも「中手」に近いボリューム感を出すことができます。
厚手の接着芯(自立するバッグや底板用)には、100均のジョイントマット(薄く切ったもの)や、厚手のデニム生地が活用できます。
特にカチッとさせたい場合は、接着芯の代わりに「クリアファイル」を中に入れるという裏技もありますが、針が通らないため最後に差し込む工夫が必要です。
厚み別・おすすめ代用素材リスト
- 薄手:ストッキング、ガーゼ、薄いハンカチの端切れ
- 中手:不織布マスク、ワイシャツの余り布、裾上げテープ
- 厚手:フェルト、デニム地、キルト綿、プラスチック板(非縫製箇所)
アイロンがない!熱を使わずに布に張りを出す方法
「接着芯もないけれど、そもそもアイロンも使いたくない」という場面もあるかもしれません。
そんなときは、物理的な厚みや糊の力を使って布に張りを持たせることが可能です。
最も簡単なのは、布用の強力な「スプレー糊」や「洗濯糊」を直接布に塗布して乾燥させる方法です。
乾燥すると布がパリッとして硬くなるため、一時的な張りが必要な場合にはこれで十分代用できます。
また、シールタイプのフェルトや、布用両面テープを使って「布+代用芯+裏地」をサンドイッチする方法も有効です。
アイロンの熱によるダメージを避けたいデリケートな素材(ポリエステルやナイロンなど)の場合、この非加熱メソッドの方が安全なこともあります。
ただし、糊を使いすぎると布にシミができたり、針がベタついたりすることがあるため、加減が重要です。
まずは目立たない場所で、乾いた後の質感を確認してから全体に適用するようにしましょう。
非加熱で張りを出すためのアイテム3選
| 布用両面テープ | 一番手軽。ただしミシン針が汚れやすいので注意。 |
| 洗濯糊(原液) | 布全体を硬くできる。乾くのに時間がかかる。 |
| シールフェルト | 厚みと張りが同時に出せる。100均で購入可能。 |
バッグの底板を代用して「自立するバッグ」を作る方法
トートバッグなどを作るとき、「接着芯を貼ってもなんだか自立しない…」と悩むことはありませんか?
そんな時は、接着芯の代わりに「底板」として使える素材を中に仕込むことで、劇的に完成度がアップします。
身近な代用品としては、プラスチック製のランチマットや、お菓子の空き箱(厚紙)が使えます。
これらを底の形に合わせてカットし、布と布の間に挟み込むだけで、市販品のようなしっかりしたバッグになります。
洗濯を想定しているなら、紙ではなくプラスチック製のものを選びましょう。
100均の「PPシート」や、使わなくなったクリアファイルを数枚重ねてテープで固定したものでも代用可能です。
底だけでなく、バッグの側面にもこの手法を使えば、非常に丈夫な仕上がりになります。
接着芯の「面で支える力」と、板状素材の「線で支える力」を組み合わせるのが、ハンドメイド上級者への近道です。
自立させるためのステップ
- バッグの底のサイズを測る
- 代用素材(PPシートなど)を5mmほど小さくカットする
- 角を丸く落として、布を傷つけないようにする
- 底部分にポケットを作って差し込むか、ボンドで固定する
接着芯の代用で「刺繍」を綺麗に仕上げるテクニック
刺繍をするときに布がよれてしまうのを防ぐため、接着芯は必須と言われます。
しかし、刺繍専用の芯は意外と高価ですし、手元にないことも多いですよね。
そんな時の代用品として最もおすすめなのが、意外にも「トイレットペーパー」や「ティッシュペーパー」です。
布の裏に重ねて刺繍枠にはめるだけで、布の伸びを適度に抑えてくれます。
刺繍が終わった後は、水に濡らすか、ピンセットでちぎるだけで簡単に取り除くことができます。
これは「水溶性安定紙」という専用アイテムの代わりとして、プロの間でも(緊急時に)使われる手法です。
また、ストッキングを短く切って裏に当てるのも効果的です。
ストッキングの細かい網目が布を保持し、細かい刺繍でも針通りをスムーズにしてくれます。
刺繍代用素材の比較
| 代用素材 | 使いやすさ | 取り除きやすさ |
| ティッシュ | ★★☆ | ★★★(破くだけ) |
| クッキングシート | ★☆☆ | ★★☆(少し硬い) |
| ストッキング | ★★★ | ★☆☆(そのまま残す) |
接着芯がない時に「布用ボンド」を塗り広げる方法
接着芯の役割である「布に硬さを出す」という点に注目すると、布用ボンドそのものを薄く塗るのも一つの手です。
特に、裁ち目のほつれ止めを兼ねたい場合に非常に有効な方法です。
ボンドを原液のまま塗ると硬くなりすぎるため、水で少し薄めて筆で塗り広げるのがポイントです。
乾くと布の中に樹脂が浸透し、接着芯を貼ったようなパリッとした質感に変わります。
ただし、この方法は布の色や素材によっては「シミ」になりやすいというリスクがあります。
また、大量に塗ると針が通らなくなるため、あくまで「端の方」や「小さなパーツ」限定のテクニックと考えましょう。
もし広範囲に適用したい場合は、やはりアイロンで接着できるシート状のものを通販などで探すほうが、ムラなく綺麗に仕上がります。
布用ボンドと接着芯の使い分けについても、この機会に知識を深めておくと便利ですよ。
ボンド代用の手順
- ボンドを水で1:1程度に薄める
- 不要な布で試し塗りをし、乾いた後の色を確認する
- 布の裏面から、ムラにならないように薄く伸ばす
- 完全に乾くまで平らな場所で放置する


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