パジェロはなぜ販売中止に?真相と復活の噂を徹底解説【保存版】おすすめモデル5選
日本を代表する本格オフローダーとして、長年多くのファンに愛されてきた三菱「パジェロ」。
パリ・ダカールラリーでの輝かしい戦績を知る世代にとっては、まさに「SUVの王様」とも言える存在でした。しかし、惜しまれつつも国内販売が終了し、多くのユーザーが「なぜあれほどの名車が販売中止になったのか?」と疑問を抱いています。
実は、販売中止の背景には単なる売上不振だけではない、自動車業界を取り巻く複雑な事情が絡み合っています。
この記事では、パジェロが生産終了に至った本当の理由から、今からでも手に入れるべき魅力的な中古モデルの選び方、そしてファンの間で囁かれる「次期型パジェロ復活」の可能性まで、詳しく解説していきます。
- パジェロが国内販売中止になった最大の要因は「燃費規制」と「安全基準」
- 時代の変化!本格4WDから「都市型SUV」への市場シフト
- 三菱自動車の経営再編と生産拠点の閉鎖という現実
- パジェロが残した輝かしい歴史とモータースポーツの功績
- 2024年以降、次期パジェロ「復活」の噂は本当か?
- 今パジェロに乗るなら「中古車」が現実的な選択肢
- パジェロの中古車選びで絶対にチェックすべき5つの重要ポイント
- 歴代パジェロのスペック・特徴比較表【保存版】
- 【厳選】今狙うべき!パジェロのおすすめ中古モデル5選
- ライバル車比較!「ランドクルーザー プラド」と「パジェロ」何が違う?
- パジェロ維持の裏技!パーツ確保とメンテナンスのコツ
- パジェロの燃費を改善させる3つの運転テクニック
- パジェロの中古車選びで絶対にチェックすべき5つの重要ポイント
- 歴代パジェロのスペック・特徴比較表【保存版】
- 【厳選】今狙うべき!パジェロのおすすめ中古モデル5選
- ライバル車比較!「ランドクルーザー プラド」と「パジェロ」何が違う?
- パジェロ維持の裏技!パーツ確保とメンテナンスのコツ
- パジェロの燃費を改善させる3つの運転テクニック
- パジェロの4WDシステム「スーパーセレクト4WD-II」の凄さ
- アウトドア・キャンプでパジェロが最強と言われる理由
- パジェロの安全性:頑丈なボディ「RISE」の信頼性
- 専門家が語る!パジェロ「リセールバリュー」の真実
- パジェロファン必見!おすすめのカスタム&パーツ紹介
パジェロが国内販売中止になった最大の要因は「燃費規制」と「安全基準」

世界的に厳格化されたCAFE規制の影響
パジェロが販売中止に追い込まれた最も大きなハードルのひとつが、CAFE(企業別平均燃費)規制の強化です。
これは自動車メーカーが販売する全車種の平均燃費を一定基準以下に抑えなければならないというルールです。パジェロのような重量級の本格4WD車は、どうしても燃費性能で不利になります。
メーカーとしては、燃費の良い小型車や電気自動車を多く売ることでバランスを取る必要がありますが、パジェロの燃費数値がブランド全体の平均を下げてしまうことが大きな負担となっていました。
「時代の流れによる環境性能への要求」が、武骨なオフローダーであるパジェロには非常に厳しい風当たりとなったのです。
衝突被害軽減ブレーキなどの義務化への対応コスト
また、年々進化する先進安全装備の義務化も大きな要因です。
自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)やペダル踏み間違い防止装置など、現代の車に不可欠な安全技術を旧世代のプラットフォームに組み込むには、莫大な開発コストがかかります。
販売台数が全盛期に比べて減少していたパジェロに、それだけの投資を行う経営判断が難しかったことも、生産終了を加速させる要因となりました。
| 要因カテゴリ | 具体的な内容 | 影響度 |
| 環境面 | CAFE規制による燃費基準の未達 | 非常に高い |
| 安全面 | 先進安全装備の追加コスト増 | 高い |
| 市場面 | SUV市場のクロスオーバー化へのシフト | 中程度 |
時代の変化!本格4WDから「都市型SUV」への市場シフト
フレーム車からモノコック車へ、快適性の追求
かつてのRVブームの頃、パジェロのようなラダーフレーム構造のタフな車がステータスでした。
しかし、現在主流となっているのは、乗用車と同じモノコック構造を採用した「クロスオーバーSUV」です。乗り心地が良く、舗装路での走行性能に長けたモデルが一般消費者に選ばれるようになりました。
パジェロも最終型ではモノコック構造(ラダーフレーム・ビルトイン・モノコック)を採用していましたが、それでも基本設計の古さは否めませんでした。
「キャンプには行くけれど、本格的な泥道は走らない」という層が増えたことで、パジェロの持つオーバースペックな悪路走破性が、一般ユーザーには響きにくくなった背景があります。
ライバル車種の台頭と差別化の難しさ
パジェロの宿命のライバルである「トヨタ ランドクルーザー」は、高級路線を突き進むことで独自の地位を確立しました。
一方でパジェロは、実用性とタフさを武器にしていましたが、三菱自体のラインナップに「アウトランダー」などの優秀なSUVが登場したことで、社内競合が発生していました。
結果として、「パジェロでなければならない理由」を一般ユーザーに提示し続けることが難しくなった側面もあります。
三菱自動車の経営再編と生産拠点の閉鎖という現実
岐阜県「パジェロ製造」の閉鎖という決断
パジェロの販売中止は、三菱自動車の「選択と集中」という経営戦略の結果でもあります。
パジェロを専門に生産していた子会社「パジェロ製造(岐阜県坂祝町)」の工場閉鎖が発表されたことは、ファンにとって非常にショッキングなニュースでした。
工場の稼働率を維持するためには、パジェロだけでなくデリカD:5なども混流生産されていましたが、老朽化した設備の更新費用などを考慮した結果、閉鎖という厳しい判断が下されました。
グローバルモデルとしての生き残り
国内では2019年に「ファイナルエディション」をもって販売が終了しましたが、海外市場ではその後も販売が継続されていました。
しかし、主要な生産拠点であったパジェロ製造が閉鎖されたことで、実質的にパジェロ(V80/V90系)の歴史は、世界規模で幕を下ろすことになったのです。
「パジェロを愛する技術者たちの魂の拠点」がなくなったことは、ブランドにとって大きな損失となりましたが、次なるステップへの布石とも言われています。
パジェロが残した輝かしい歴史とモータースポーツの功績
「砂漠の英雄」パリ・ダカールラリーでの伝説
パジェロを語る上で欠かせないのが、世界で最も過酷なレースと言われるパリ・ダカールラリーでの活躍です。
1983年の初参戦以来、通算12回の総合優勝を成し遂げた実績は、今もなお語り継がれています。特に2001年から2007年にかけての7連覇という偉業は、他メーカーの追随を許さない圧倒的なものでした。
このラリーで培われた「過酷な状況下でも壊れず、必ず生きて帰ってこられる」という信頼性こそが、パジェロの真髄です。
「三菱=パジェロ=四輪駆動」という強力なブランドイメージは、この時代に完成したと言えます。
日本における「RVブーム」の牽引役
1990年代、日本には空前のRVブームが到来しました。
その中心にいたのが、2代目パジェロです。当時はスキー場へパジェロで行くことがトレンドであり、若者の憧れの的でした。
当時のパジェロは、「ステータス」と「冒険心」を同時に満たしてくれる唯一無二の存在として、社会現象を巻き起こしました。この時期にパジェロを所有していたことが、今の中古車市場での根強い人気に繋がっています。
2024年以降、次期パジェロ「復活」の噂は本当か?
三菱自動車の「チャレンジ2025」に見える予兆
一度は消えたパジェロの灯ですが、近年「パジェロ復活」の噂が現実味を帯びてきています。
三菱自動車の中期経営計画「Challenge 2025」の中では、将来的なフラッグシップSUVの登場が示唆されています。ここには新型トライトンのプラットフォームを活用した新型車の影が見え隠れしています。
一部のメディアでは、2026年〜2027年頃に、待望の「新型パジェロ」が登場するのではないかと報じられています。ファンにとっては、これほど心強い情報はありません。
プラグインハイブリッド(PHEV)としての再生
もし新型パジェロが登場するのであれば、かつてのような純粋なガソリン・ディーゼルエンジン車だけではなく、PHEV(プラグインハイブリッド)としてのデビューが有力視されています。
三菱にはアウトランダーPHEVで培った、世界最高峰の電動4WD技術があります。これにパジェロの伝統である強靭なフレームと走破性を組み合わせれば、現代最強のオフローダーが誕生することになります。
環境規制をクリアしつつ、往年のパジェロのような力強い走りを実現する。これが三菱が出す「答え」になる可能性が高いでしょう。
今パジェロに乗るなら「中古車」が現実的な選択肢
最終型「4代目パジェロ」の相場と選び方
新型の登場を待つのも手ですが、今すぐにパジェロの魅力を味わいたいなら、やはり中古車市場に目を向けるべきです。
特に2006年から2019年まで販売された4代目(V80/V90系)は、完成度が高く、今でも色褪せない魅力を持っています。
特に狙い目は、3.2Lクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルです。
「トルクフルな走りと、比較的良好な燃費」を両立しており、長距離ドライブやキャンプにも最適です。ただし、最終モデルの「ファイナルエディション」はプレミア価格が付いていることも多く、予算に応じた慎重な検討が必要です。
3代目・2代目パジェロを狙う際の注意点
よりクラシックな雰囲気を求めるなら、2代目や3代目という選択肢もありますが、維持費や部品の供給には注意が必要です。
特に2代目はネオクラシックカーとしての価値が上がっており、状態の良い個体は非常に少なくなっています。
日常使いを想定するのであれば、なるべく高年式の4代目をベースに、信頼できる販売店で探すのがコスパ最強で賢い買い方と言えます。
パジェロの中古車選びで絶対にチェックすべき5つの重要ポイント
ディーゼル車かガソリン車か?維持費と走行性能の比較
パジェロを中古で購入する際、最初の大きな分かれ道となるのがパワートレインの選択です。
4代目パジェロ(V80/V90系)には、3.2Lのクリーンディーゼル車と、3.0Lまたは3.8Lのガソリン車が存在します。長距離走行が多い方や、燃料代を抑えたい方にはディーゼル車が圧倒的に支持されています。
一方で、静粛性や滑らかな加速を重視し、比較的走行距離が少ないという方にはガソリン車も有力な選択肢です。
「自分のライフスタイルにどちらが合っているか」を明確にすることが、後悔しないパジェロ選びの第一歩。特に高速道路での合流や追い越しシーンでは、ディーゼル車の豊かなトルクが大きな安心感を生んでくれます。
記録簿の有無とオイル交換の履歴を徹底確認
パジェロのような本格4WD車は、適切なメンテナンスの継続が寿命を大きく左右します。
過去の整備記録簿(メンテナンスノート)が残っているかどうかは、必ず確認してください。特にディーゼル車の場合、オイル交換を怠るとDPF(黒煙除去装置)の目詰まりなどの高額修理につながるリスクがあります。
「5,000kmごとに定期的に交換されているか」をチェックするだけで、その個体が大切に扱われてきたかが一目で分かります。
「安いからといって整備歴不明の個体に手を出す」のは、中古パジェロ選びにおいて最も避けるべきリスクと言えるでしょう。
下回りのサビや腐食状態を写真または現物でチェック
パジェロの強みは強靭なボディですが、塩害や融雪剤によるサビには注意が必要です。
以前のオーナーが海辺の近くに住んでいたり、雪国でのレジャーを頻繁に楽しんでいた場合、フレームや足回りに腐食が進んでいることがあります。
一見ボディが綺麗でも、下回りを覗くと真っ赤に錆びているケースもあります。
「シャーシブラックで塗装して隠されていないか」なども含め、店舗のスタッフに確認してもらうか、可能であれば自分で覗き込んで確認することをおすすめします。
四輪駆動(スーパーセレクト4WD-II)の動作確認
三菱が誇る「スーパーセレクト4WD-II」は、パジェロの代名詞的な機能です。
しかし、4WDの切り替えを長期間行っていない個体では、アクチュエーターの固着などにより、スムーズに切り替わらないトラブルが発生することがあります。
試乗の際や納車前の確認で、2Hから4H、そして4HLc(センターデフロック)への切り替えがインジケーター通りに動作するかを必ず確認しましょう。
「いざという時に4WDに入らない」という事態を防ぐためにも、このチェックは必須です。
内装のヘタリと電装系の動作をくまなくチェック
最終型でも設計が2000年代中盤のモデルであるため、電装系の経年劣化は無視できません。
特にエアコンの効き具合や、パワーウィンドウの開閉スピード、電動ミラーの動作などは基本中の基本です。また、本革シート仕様の場合は、シートのひび割れや擦れの具合も確認しておきましょう。
内装が綺麗な個体は、結果としてエンジンなどの主要部分も丁寧に使われてきた可能性が高いという傾向があります。
歴代パジェロのスペック・特徴比較表【保存版】
パジェロの購入を検討する上で、各世代がどのような特徴を持っているのかを知っておくことは非常に役立ちます。
ここでは、特に人気の高い2代目から4代目までの主要なスペックを比較表にまとめました。
| 項目 | 2代目(V20/V40系) | 3代目(V60/V70系) | 4代目(V80/V90系) |
| 販売期間 | 1991年〜1999年 | 1999年〜2006年 | 2006年〜2019年 |
| 主なエンジン | 2.8L ディーゼル / 3.5L ガソリン | 3.2L ディーゼル / 3.5L ガソリン | 3.2L クリーンディーゼル / 3.8L ガソリン |
| 駆動方式 | スーパーセレクト4WD | スーパーセレクト4WD-II | スーパーセレクト4WD-II |
| 構造 | ラダーフレーム | ビルトインフレームモノコック | ビルトインフレームモノコック |
| 最大の特徴 | RVブームの立役者、タフさ | 乗り心地の大幅な向上 | 究極の信頼性とクリーンディーゼル |
「クラシックなデザインが好きなら2代目、日常の快適性を求めるなら4代目」というように、自分の好みがどの世代に当てはまるか考えてみてください。
現在は、通販サイトなどで全国の在庫を比較できるため、コスパ最強の1台を見つけやすい環境になっています。
【厳選】今狙うべき!パジェロのおすすめ中古モデル5選
4代目クリーンディーゼル「エクシード」:バランス最高の一台
最もおすすめしたいのが、4代目パジェロのクリーンディーゼルモデル「エクシード」です。
本革シートやウッド調パネルなど、高級感のある内装を備えつつ、最新の排ガス規制にも対応しているため、大都市圏でも問題なく登録・走行が可能です。
「家族でのドライブも、一人での本格オフロードも」、これ一台で全て完結します。中古市場でも流通量が多く、比較検討しやすいのが最大のメリットです。
4代目ガソリン車「GR」:静粛性とコストの妥協点
ディーゼル車の独特な振動や音が気になるという方には、ガソリン車の「GR」グレードがおすすめです。
中古車価格はディーゼル車に比べて安めに設定されていることが多く、初期費用を抑えたい方に最適です。V6エンジンの滑らかさは、高速クルージングにおいて非常に高い満足度を提供してくれます。
パジェロ「ファイナルエディション」:究極のコレクターズアイテム
2019年に700台限定で発売された「ファイナルエディション」は、まさにパジェロの集大成。
専用のシリアルナンバープレートや、充実のフルオプション装備は、所有する喜びを最大化してくれます。価格は高いですが、将来的なリセールバリュー(再販価値)も期待できる特別な一台です。
パジェロエボリューション:伝説のホモロゲーションモデル
もしあなたが「走りの性能」を極限まで求めるなら、2代目をベースに作られた「パジェロエボリューション」以外の選択肢はありません。
専用のワイドフェンダーと強力なV6エンジンを搭載したこのモデルは、今や世界中のファンから狙われる貴重なスポーツSUVです。メンテナンスには専門知識が必要ですが、その価値は計り知れません。
パジェロショート:都市部でも扱いやすい軽快モデル
日本の住宅事情や、狭い道での取り回しを重視するなら、3ドアの「ショート」モデルがおすすめです。
5ドアモデルに比べてホイールベースが短いため、悪路での機動力はさらに高まります。スタイリッシュな外観は、街中でも一際目を引く存在感を持っています。
ライバル車比較!「ランドクルーザー プラド」と「パジェロ」何が違う?
悪路走破性とオンロード性能の対比
パジェロの永遠のライバルと言えば、トヨタの「ランドクルーザー プラド」です。
プラドは今でも「ラダーフレーム構造」を維持しており、超低速での極限のオフロード性能に定評があります。一方で、パジェロはフレーム一体型モノコック構造を採用しており、オンロードでの走行安定性と乗り心地で一歩リードしています。
「どっしりとした安心感のプラドか、キビキビと走るパジェロか」。この違いを理解することが、納得の車選びにつながります。
中古車市場での価格差とリセールバリュー
リセールバリューに関しては、世界的な人気の高さからプラドに軍配が上がることが多いです。
しかし、それは逆に言えばパジェロの方が「中古でお得に買える」ということでもあります。同程度の年式・走行距離であれば、パジェロの方が装備が充実した上位グレードを狙いやすいのが現実です。
ブランドバリューだけでなく、実際に自分が使う場面での機能性を優先するのであれば、パジェロのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
パジェロ維持の裏技!パーツ確保とメンテナンスのコツ
純正パーツが欠品?社外パーツとOEMの活用
生産終了から時間が経つにつれ、純正パーツの確保が課題となってきます。
しかし、パジェロは世界中で販売されていたグローバルカーであるため、海外製の高品質な社外パーツが豊富に流通しています。
特にオーストラリアなどの4WD文化が盛んな国では、パジェロ専用のカスタムパーツや補修部品が多く作られています。
「通販を駆使して海外からパーツを取り寄せる」というスキルがあれば、パジェロを一生モノの相棒として維持し続けることが可能です。
三菱ディーラーとの上手な付き合い方
パジェロを知り尽くした三菱の整備士さんたちは、オーナーにとって強い味方です。
「パジェロを長く乗りたい」という情熱を伝えれば、代替可能なパーツの提案や、中古パーツの活用などを相談に乗ってくれることもあります。
定期的な法定点検だけはディーラーで行い、「車の健康診断」を欠かさないことが、大きなトラブルを未然に防ぐコツです。
パジェロの燃費を改善させる3つの運転テクニック
ディーゼルターボの特性を活かした緩やかな加速
パジェロのディーゼル車は、低回転から強力なトルクが発生します。
アクセルを深く踏み込んで急加速するのではなく、トルクの波に乗るようにじわじわと加速させることで、燃料消費を劇的に抑えることができます。
「タコメーターの針が2,000回転を超えないように」意識するだけで、リッターあたりの燃費が1〜2km改善することもあります。
適切なタイヤ空気圧の維持と転がり抵抗の低減
大きなタイヤを履くパジェロにとって、タイヤの空気圧不足は燃費悪化の直結原因です。
月に一度は空気圧をチェックし、指定値よりわずかに高めに設定しておくことで、転がり抵抗を減らすことができます。
「たかが空気圧、されど空気圧」。重い車体を支える足元を整えることは、燃費だけでなくタイヤ自体の寿命を延ばすことにもつながります。
不要な荷物を降ろし、車体重量を軽く保つ
キャンプ道具やアウトドア用品を積んだままにしていませんか?
パジェロはもともと重量級の車ですが、不要な荷物を10kg降ろすだけでも、ストップ&ゴーの多い市街地走行では燃費に差が出ます。
「使う時だけ積む」というシンプルな習慣が、お財布にも環境にも優しいカーライフを実現します。
パジェロの中古車選びで絶対にチェックすべき5つの重要ポイント
ディーゼル車かガソリン車か?維持費と走行性能の比較
パジェロを中古で購入する際、最初の大きな分かれ道となるのがパワートレインの選択です。
4代目パジェロ(V80/V90系)には、3.2Lのクリーンディーゼル車と、3.0Lまたは3.8Lのガソリン車が存在します。長距離走行が多い方や、燃料代を抑えたい方にはディーゼル車が圧倒的に支持されています。
一方で、静粛性や滑らかな加速を重視し、比較的走行距離が少ないという方にはガソリン車も有力な選択肢です。
「自分のライフスタイルにどちらが合っているか」を明確にすることが、後悔しないパジェロ選びの第一歩。特に高速道路での合流や追い越しシーンでは、ディーゼル車の豊かなトルクが大きな安心感を生んでくれます。
記録簿の有無とオイル交換の履歴を徹底確認
パジェロのような本格4WD車は、適切なメンテナンスの継続が寿命を大きく左右します。
過去の整備記録簿(メンテナンスノート)が残っているかどうかは、必ず確認してください。特にディーゼル車の場合、オイル交換を怠るとDPF(黒煙除去装置)の目詰まりなどの高額修理につながるリスクがあります。
「5,000kmごとに定期的に交換されているか」をチェックするだけで、その個体が大切に扱われてきたかが一目で分かります。
「安いからといって整備歴不明の個体に手を出す」のは、中古パジェロ選びにおいて最も避けるべきリスクと言えるでしょう。
下回りのサビや腐食状態を写真または現物でチェック
パジェロの強みは強靭なボディですが、塩害や融雪剤によるサビには注意が必要です。
以前のオーナーが海辺の近くに住んでいたり、雪国でのレジャーを頻繁に楽しんでいた場合、フレームや足回りに腐食が進んでいることがあります。
一見ボディが綺麗でも、下回りを覗くと真っ赤に錆びているケースもあります。
「シャーシブラックで塗装して隠されていないか」なども含め、店舗のスタッフに確認してもらうか、可能であれば自分で覗き込んで確認することをおすすめします。
四輪駆動(スーパーセレクト4WD-II)の動作確認
三菱が誇る「スーパーセレクト4WD-II」は、パジェロの代名詞的な機能です。
しかし、4WDの切り替えを長期間行っていない個体では、アクチュエーターの固着などにより、スムーズに切り替わらないトラブルが発生することがあります。
試乗の際や納車前の確認で、2Hから4H、そして4HLc(センターデフロック)への切り替えがインジケーター通りに動作するかを必ず確認しましょう。
「いざという時に4WDに入らない」という事態を防ぐためにも、このチェックは必須です。
内装のヘタリと電装系の動作をくまなくチェック
最終型でも設計が2000年代中盤のモデルであるため、電装系の経年劣化は無視できません。
特にエアコンの効き具合や、パワーウィンドウの開閉スピード、電動ミラーの動作などは基本中の基本です。また、本革シート仕様の場合は、シートのひび割れや擦れの具合も確認しておきましょう。
内装が綺麗な個体は、結果としてエンジンなどの主要部分も丁寧に使われてきた可能性が高いという傾向があります。
歴代パジェロのスペック・特徴比較表【保存版】
パジェロの購入を検討する上で、各世代がどのような特徴を持っているのかを知っておくことは非常に役立ちます。
ここでは、特に人気の高い2代目から4代目までの主要なスペックを比較表にまとめました。
| 項目 | 2代目(V20/V40系) | 3代目(V60/V70系) | 4代目(V80/V90系) |
| 販売期間 | 1991年〜1999年 | 1999年〜2006年 | 2006年〜2019年 |
| 主なエンジン | 2.8L ディーゼル / 3.5L ガソリン | 3.2L ディーゼル / 3.5L ガソリン | 3.2L クリーンディーゼル / 3.8L ガソリン |
| 駆動方式 | スーパーセレクト4WD | スーパーセレクト4WD-II | スーパーセレクト4WD-II |
| 構造 | ラダーフレーム | ビルトインフレームモノコック | ビルトインフレームモノコック |
| 最大の特徴 | RVブームの立役者、タフさ | 乗り心地の大幅な向上 | 究極の信頼性とクリーンディーゼル |
「クラシックなデザインが好きなら2代目、日常の快適性を求めるなら4代目」というように、自分の好みがどの世代に当てはまるか考えてみてください。
現在は、通販サイトなどで全国の在庫を比較できるため、コスパ最強の1台を見つけやすい環境になっています。
【厳選】今狙うべき!パジェロのおすすめ中古モデル5選
4代目クリーンディーゼル「エクシード」:バランス最高の一台
最もおすすめしたいのが、4代目パジェロのクリーンディーゼルモデル「エクシード」です。
本革シートやウッド調パネルなど、高級感のある内装を備えつつ、最新の排ガス規制にも対応しているため、大都市圏でも問題なく登録・走行が可能です。
「家族でのドライブも、一人での本格オフロードも」、これ一台で全て完結します。中古市場でも流通量が多く、比較検討しやすいのが最大のメリットです。
4代目ガソリン車「GR」:静粛性とコストの妥協点
ディーゼル車の独特な振動や音が気になるという方には、ガソリン車の「GR」グレードがおすすめです。
中古車価格はディーゼル車に比べて安めに設定されていることが多く、初期費用を抑えたい方に最適です。V6エンジンの滑らかさは、高速クルージングにおいて非常に高い満足度を提供してくれます。
パジェロ「ファイナルエディション」:究極のコレクターズアイテム
2019年に700台限定で発売された「ファイナルエディション」は、まさにパジェロの集大成。
専用のシリアルナンバープレートや、充実のフルオプション装備は、所有する喜びを最大化してくれます。価格は高いですが、将来的なリセールバリュー(再販価値)も期待できる特別な一台です。
パジェロエボリューション:伝説のホモロゲーションモデル
もしあなたが「走りの性能」を極限まで求めるなら、2代目をベースに作られた「パジェロエボリューション」以外の選択肢はありません。
専用のワイドフェンダーと強力なV6エンジンを搭載したこのモデルは、今や世界中のファンから狙われる貴重なスポーツSUVです。メンテナンスには専門知識が必要ですが、その価値は計り知れません。
パジェロショート:都市部でも扱いやすい軽快モデル
日本の住宅事情や、狭い道での取り回しを重視するなら、3ドアの「ショート」モデルがおすすめです。
5ドアモデルに比べてホイールベースが短いため、悪路での機動力はさらに高まります。スタイリッシュな外観は、街中でも一際目を引く存在感を持っています。
ライバル車比較!「ランドクルーザー プラド」と「パジェロ」何が違う?
悪路走破性とオンロード性能の対比
パジェロの永遠のライバルと言えば、トヨタの「ランドクルーザー プラド」です。
プラドは今でも「ラダーフレーム構造」を維持しており、超低速での極限のオフロード性能に定評があります。一方で、パジェロはフレーム一体型モノコック構造を採用しており、オンロードでの走行安定性と乗り心地で一歩リードしています。
「どっしりとした安心感のプラドか、キビキビと走るパジェロか」。この違いを理解することが、納得の車選びにつながります。
中古車市場での価格差とリセールバリュー
リセールバリューに関しては、世界的な人気の高さからプラドに軍配が上がることが多いです。
しかし、それは逆に言えばパジェロの方が「中古でお得に買える」ということでもあります。同程度の年式・走行距離であれば、パジェロの方が装備が充実した上位グレードを狙いやすいのが現実です。
ブランドバリューだけでなく、実際に自分が使う場面での機能性を優先するのであれば、パジェロのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
パジェロ維持の裏技!パーツ確保とメンテナンスのコツ
純正パーツが欠品?社外パーツとOEMの活用
生産終了から時間が経つにつれ、純正パーツの確保が課題となってきます。
しかし、パジェロは世界中で販売されていたグローバルカーであるため、海外製の高品質な社外パーツが豊富に流通しています。
特にオーストラリアなどの4WD文化が盛んな国では、パジェロ専用のカスタムパーツや補修部品が多く作られています。
「通販を駆使して海外からパーツを取り寄せる」というスキルがあれば、パジェロを一生モノの相棒として維持し続けることが可能です。
三菱ディーラーとの上手な付き合い方
パジェロを知り尽くした三菱の整備士さんたちは、オーナーにとって強い味方です。
「パジェロを長く乗りたい」という情熱を伝えれば、代替可能なパーツの提案や、中古パーツの活用などを相談に乗ってくれることもあります。
定期的な法定点検だけはディーラーで行い、「車の健康診断」を欠かさないことが、大きなトラブルを未然に防ぐコツです。
パジェロの燃費を改善させる3つの運転テクニック
ディーゼルターボの特性を活かした緩やかな加速
パジェロのディーゼル車は、低回転から強力なトルクが発生します。
アクセルを深く踏み込んで急加速するのではなく、トルクの波に乗るようにじわじわと加速させることで、燃料消費を劇的に抑えることができます。
「タコメーターの針が2,000回転を超えないように」意識するだけで、リッターあたりの燃費が1〜2km改善することもあります。
適切なタイヤ空気圧の維持と転がり抵抗の低減
大きなタイヤを履くパジェロにとって、タイヤの空気圧不足は燃費悪化の直結原因です。
月に一度は空気圧をチェックし、指定値よりわずかに高めに設定しておくことで、転がり抵抗を減らすことができます。
「たかが空気圧、されど空気圧」。重い車体を支える足元を整えることは、燃費だけでなくタイヤ自体の寿命を延ばすことにもつながります。
不要な荷物を降ろし、車体重量を軽く保つ
キャンプ道具やアウトドア用品を積んだままにしていませんか?
パジェロはもともと重量級の車ですが、不要な荷物を10kg降ろすだけでも、ストップ&ゴーの多い市街地走行では燃費に差が出ます。
「使う時だけ積む」というシンプルな習慣が、お財布にも環境にも優しいカーライフを実現します。
パジェロの4WDシステム「スーパーセレクト4WD-II」の凄さ
走行中に切り替え可能!4つのモードを使いこなす
パジェロが世界中で絶賛される最大の理由は、独自の4WDシステム「スーパーセレクト4WD-II」にあります。
これは、舗装路での燃費を稼ぐ「2H(後輪駆動)」から、高速走行や雨天時に威力を発揮する「4H(フルタイム4WD)」へ、時速100km以下なら走行中に切り替えができる画期的なシステムです。
多くの本格オフローダーが、舗装路では2WDでしか走れない(パートタイム式)のに対し、パジェロは「どんな路面状況でも最適なトラクションを得られる」という強みを持っています。
センターデフロックで極限の路面を攻略
さらに、泥濘地や深い雪道では「4HLc(センターデフロック直結)」、岩場などの極低速走行では「4LLc(低速ギヤ・センターデフロック)」を選択できます。
これにより、乗用車ベースのSUVでは立ち往生してしまうような過酷な状況下でも、パジェロは確実に前へ進み続けます。
「エンジニアのこだわりが詰まった機械式と電子制御の融合」。これこそが、パジェロがプロの冒険家たちに選ばれ続けてきた理由です。
アウトドア・キャンプでパジェロが最強と言われる理由
圧倒的な荷室容量と多彩なシートアレンジ
ファミリーキャンプにおいて、パジェロの広大なラゲッジスペースは大きな武器になります。
サードシートを床下に収納、または取り外すことで、大型のテントやクーラーボックス、シュラフなどを余裕で積み込むことが可能です。
また、室内高もあるため、雨天時の車内での着替えや準備もストレスなく行えます。
「荷物を減らすことを考えなくていい」。これは、キャンプを愛する人にとって最高の贅沢ではないでしょうか。
外部電源や100Vコンセントの活用術
高年式のモデルには、車内にAC100Vコンセントが備わっている個体もあります。
これにより、スマートフォンの急速充電はもちろん、ちょっとした家電製品をキャンプ場で使用することも可能です。
災害時など、いざという時の「移動する電源」としての役割も果たせるパジェロは、現代のアウトドアライフにおいて非常に心強い存在です。
パジェロの安全性:頑丈なボディ「RISE」の信頼性
衝突安全強化ボディ「RISE(ライズ)」とは
三菱自動車独自の安全技術である「RISE(Realized Impact Safety Evolution)」は、パジェロにも惜しみなく投入されています。
これは、衝突時のエネルギーを効率よく吸収し、乗員が座るキャビン部分の変形を最小限に抑える構造です。本格4WDらしい強靭なフレームとこの安全ボディが組み合わさることで、圧倒的な安心感を生み出しています。
「家族を乗せて走る車だからこそ、骨格から強いものを選びたい」。そう考えるユーザーにとって、パジェロの堅牢さは何物にも代えがたい価値となります。
アクティブ・スタビリティ&トラクションコントロール(ASTC)
パジェロには、滑りやすい路面でのスピンを防ぐ「ASTC」も搭載されています。
車載コンピューターが車両の挙動を常に監視し、各輪のブレーキやエンジン出力を最適に制御。雪道の下り坂や雨の高速道路など、ヒヤッとする場面でも車両を安定させてくれます。
「タフなだけでなく、緻密に守る」。これが現代パジェロが持つ、もう一つの顔なのです。
専門家が語る!パジェロ「リセールバリュー」の真実
数年乗っても価格が落ちにくい希少性
現在、パジェロは新車で購入することができないため、中古車市場での希少価値が年々高まっています。
特に程度の良い高年式個体は、購入時とほぼ変わらない価格で取引されることも珍しくありません。
「資産価値としてのパジェロ」という側面で見れば、実質的な所有コストは他の車に比べて非常に安く済む可能性があります。
海外輸出需要による「底値」の強さ
パジェロは中東やロシア、アフリカなど、世界中で絶大な人気を誇ります。
そのため、たとえ走行距離が10万kmを超えていても、海外輸出ルートでの需要があるため、買取価格がゼロになることはまずありません。
「出口戦略まで考えた賢い車選び」。これを実現できるのが、パジェロというブランドが持つ底力です。
パジェロファン必見!おすすめのカスタム&パーツ紹介
リフトアップとオフロードタイヤで迫力倍増
パジェロの魅力を引き出す定番のカスタムといえば、リフトアップです。
わずか1〜2インチ車高を上げるだけで、見た目の迫力が劇的にアップし、さらなる悪路走破性を手に入れることができます。
これに「BFグッドリッチ」などのオールテレーンタイヤを組み合わせれば、街乗りから泥道までこなす最強のルックスが完成します。
「自分だけのパジェロを作る楽しさ」は、一度ハマると抜け出せない魅力があります。
ルーフキャリアとラダーで実用性を高める
キャンプ派に人気なのが、ルーフキャリアの装着です。
車内に入りきらない長物や汚れ物を屋根に積めるようになれば、活用の幅は無限に広がります。また、リアゲートにラダー(ハシゴ)を取り付けるスタイルは、往年のパジェロファンの間でも非常に人気が高いカスタムです。
「機能美を追求したカスタム」。それがパジェロには最もよく似合います。

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