【保存版】アゲハ幼虫のエサ代用おすすめ5選!初心者必見の育て方
アゲハチョウの幼虫を育てていると、予期せぬ食草切れに直面することがありますよね。
昨日までたくさんあったミカンの葉が、朝起きたら茎だけになっていて焦った経験がある方も多いはずです。
アゲハの幼虫は非常に食欲旺盛で、終齢幼虫(5齢)になると、1日で数枚の大きな葉を平らげてしまいます。
近所にミカンの木がない場合、代わりの食べ物を見つけるのは死活問題です。
この記事では、アゲハ幼虫の飼育で困った時に役立つ「エサの代用品」について、専門的な視点から詳しく解説します。
基本となるミカン科の植物から、スーパーで手に入る意外な野菜まで、1/3回目の今回は導入から基本の代用植物について深掘りしていきます。
アゲハ幼虫が食べる基本のミカン科植物を知ろう

アゲハ(ナミアゲハ)の幼虫を育てる上で、まず理解しておきたいのが「ミカン科」という植物のカテゴリーです。
彼らは非常に偏食家であり、何でも食べるわけではありません。
基本的にはミカン科の葉に含まれる特定の成分(精油など)を感知して、それをエサとして認識します。
もし自宅のミカンの葉がなくなっても、同じミカン科の植物であれば代用できる可能性が極めて高いのです。
代表的なミカン科の植物リスト:
- ミカン(温州ミカンなど)
- レモン
- ユズ
- サンショウ(山椒)
- キンカン
- カラタチ
これらの植物は、アゲハの幼虫にとって「正解のエサ」です。
特にサンショウは、多くの家庭の庭に植えられていることが多く、ミカンの葉の代用として最もポピュラーな選択肢と言えるでしょう。
サンショウ(山椒)はミカンの代用として最適
ミカンの葉が確保できない時、真っ先に探すべきなのがサンショウ(山椒)です。
サンショウもミカン科の植物であり、アゲハの幼虫は喜んで食べます。
意外かもしれませんが、ナミアゲハはミカンよりもサンショウを好む個体も少なくありません。
ただし、注意点として「サンショウの木は小さいことが多い」という点が挙げられます。
幼虫が数匹いる場合、小さなサンショウの苗木はあっという間にハゲ坊主になってしまいます。
もしサンショウを代用にするなら、複数の株を確保しておくか、一時的なつなぎとして考えるのが賢明です。
また、市販のサンショウの苗を買う際は注意が必要です。
園芸店で売られている苗には「農薬」が散布されている可能性が高く、そのまま与えると幼虫が死んでしまうリスクがあります。
必ず「完全無農薬」であることを確認するか、古い葉を避けて新芽が出るのを待つなどの工夫が必要です。
レモンやユズの葉もアゲハは大好き
ミカンの代わりとして、レモンやユズの葉も非常に優秀なエサになります。
これらも同じミカン科なので、幼虫に与えても違和感なく食べ始めてくれます。
最近ではベランダでレモンを栽培する家庭も増えているため、意外と身近な代用品となります。
ただし、レモンやユズには鋭い「トゲ」があることが多いので、採取する人間側もケガをしないよう注意してください。
また、幼虫もトゲに当たって傷つくことがあるため、葉を与える際はトゲをハサミでカットしておくと安心です。
栄養価の面でもミカンの葉と遜色ないため、安定した代用エサとして活用できます。
通販などでも「アゲハのエサ用」としてレモンの葉が販売されていることがあります。
近所で手に入らない場合は、Amazonや楽天市場などの通販を利用するのが、実は一番コスパ良く安全なエサを確保できる方法です。
スーパーで買える!アゲハ幼虫のエサになる意外な野菜
ミカン科の植物がどうしても手に入らない緊急時、スーパーの野菜売り場が救世主になるかもしれません。
ただし、すべての野菜を食べるわけではなく、特定の科に属するものに限られます。
アゲハの種類(キアゲハなど)によっては、ミカン科ではなく「セリ科」を好むものもいます。
もしあなたが育てているのが「ナミアゲハ」ではなく「キアゲハ」であれば、以下の野菜がメインのエサになります。
スーパーで買える代用野菜(セリ科):
| 野菜名 | 特徴 | 入手しやすさ |
| パセリ | キアゲハの好物。最も手に入りやすい。 | ◎ |
| ニンジン(葉) | スーパーではあまり売っていないが、直売所にある。 | △ |
| ミツバ | 通年手に入るが、食いつきには個体差がある。 | ○ |
| セロリ | 葉の部分を食べるが、香りが強すぎる場合も。 | ○ |
ここで注意が必要なのが、「ナミアゲハはセリ科を基本的に食べない」という点です。
逆に、キアゲハはミカン科を食べません。
見た目が似ているので混同しやすいですが、背中の模様をよく観察して、種類を特定することが大切です。
パセリはキアゲハの飼育に欠かせない
キアゲハを育てている場合、パセリはミカン科の植物にとっての「ミカン」と同じ存在です。
スーパーの野菜コーナーで1年中安定して購入できるため、非常に便利なエサです。
パセリを与える際の最大の懸念点は、やはり「残留農薬」です。
人間が食べる分には問題ない量でも、体の小さな幼虫にとっては猛毒になります。
スーパーで購入したパセリを与える際は、しっかりと水洗いし、できれば数時間水に浸けておくと安心です。
ただ、理想を言えば、苗を買ってきて自宅で農薬を抜いてから育てるか、メルカリなどで「無農薬パセリ」を出品している方から購入するのがベストです。
緊急の場合は、キアゲハ パセリ 無農薬 通販などで検索して、即日発送してくれるショップを探してみてください。
ミツバはコンビニでも手に入る手軽な代用品
スーパーだけでなく、最近ではコンビニの野菜コーナーでも見かける「ミツバ」。
これもセリ科の植物なので、キアゲハの幼虫であればエサとして代用可能です。
ミツバのメリットは、パセリに比べて葉が柔らかく、孵化したばかりの小さな幼虫でも食べやすい点にあります。
ただし、水分量が多いため、ミツバばかりを与えていると幼虫のフンが柔らかくなり、飼育環境が汚れやすくなるデメリットもあります。
また、水耕栽培のミツバは農薬の心配が比較的少ないと言われていますが、ゼロではありません。
代用として使う場合は、あくまで一時的な処置とし、安定して確保できるパセリやニンジンの葉にシフトしていくのがおすすめです。
ちなみに、「ナミアゲハ(ミカンが好きな方)」にミツバを与えても、まず食べません。
飢え死にさせてしまう原因になるので、自分の育てている幼虫の種類を必ず再確認しましょう。
アゲハ幼虫が全く食べない「NG代用エサ」に注意
ネット上の書き込みなどで「キャベツを食べた」「レタスを食べた」という情報を見かけることがありますが、これは大きな誤解です。
これらは「モンシロチョウ」の幼虫と混同されているケースがほとんどです。
アゲハチョウの幼虫は、キャベツやレタス、キュウリといった一般的な野菜は絶対に食べません。
間違ったエサを与え続けると、幼虫は餓死してしまいます。
絶対に与えてはいけないNGリスト:
- キャベツ(モンシロチョウ用)
- レタス
- 小松菜
- ほうれん草
- キュウリ・ナス
幼虫は食べ物がないと、数日で死んでしまいます。
もし適切な葉が手に入らない場合は、無理に野菜を与えるのではなく、一刻も早く野生のミカンの木を探すか、ネット通販でフレッシュな葉を取り寄せましょう。
通販サイトでは、翌日配送に対応しているショップも多いため、下手に素人判断で野菜を与えるより、通販を頼るのが結局一番の近道であり、コスパ最強の解決策です。
アゲハの種類によって違う!ナミアゲハとキアゲハの見分け方
エサの代用品を探す前に、まず絶対に確認しなければならないのが「育てている幼虫の種類」です。
日本でよく見かけるアゲハには、主に「ナミアゲハ」と「キアゲハ」の2種類がいます。
この2種類は見た目が非常に似ていますが、食性が全く異なります。
ナミアゲハはミカン科しか食べませんが、キアゲハはセリ科を主食とします。
種類を間違えて代用のエサを与えると、幼虫は一口も食べずに餓死してしまいます。
見分け方のポイントは、幼虫の体の「模様」にあります。
ナミアゲハの終齢幼虫(緑色)は、背中に斜めの黒い帯模様が入るのが特徴です。
対して、キアゲハの幼虫は、緑色の体に黒い横縞模様と、その中にオレンジ色の斑点が点在しています。
もし模様で見分けがつかない場合は、最初にどの植物についていたかを思い出してください。
ミカンの木にいたならナミアゲハ、パセリやニンジンにいたならキアゲハである可能性が極めて高いです。
ナミアゲハの幼虫は「ミカン科」限定
一般的に「アゲハ」と呼ばれるナミアゲハは、非常にストライクゾーンが狭い食性を持っています。
彼らが好むのはミカン、レモン、サンショウ、ユズといったミカン科の植物だけです。
もし、これらの葉が手に入らないからといって、スーパーの野菜(キャベツなど)を与えても、彼らはそれを「食べ物」として認識しません。
ナミアゲハの飼育において、代用できるのは「他のミカン科植物」だけであると覚えておきましょう。
庭にミカンの木がない場合でも、ご近所にサンショウの木がないか探してみる価値はあります。
サンショウは和食の薬味として重宝されるため、意外と一般家庭の庭先に植えられていることが多いからです。
キアゲハの幼虫は「セリ科」が大好物
一方、キアゲハの幼虫はセリ科の植物を専門に食べます。
ミカン科の葉を与えても食べませんので注意してください。
セリ科の植物は、私たちの食卓にも馴染み深いものが多いため、代用品の確保はナミアゲハよりも容易です。
パセリ、ミツバ、アシタバ、セロリなどが代表的です。
キアゲハが好むセリ科リスト:
- パセリ(イタリアンパセリも可)
- ニンジンの葉
- ミツバ
- フェンネル(ウイキョウ)
- ディル
特にハーブとして知られるフェンネルやディルは、キアゲハが非常に好むエサです。
家庭菜園でこれらのハーブを育てている場合は、強力な代用エサの供給源になります。
【緊急事態】ミカンの葉がどうしても見つからない時の対処法
ナミアゲハを育てていて、ミカン科の葉が全く手に入らない…そんな絶望的な状況に陥った時の最終手段をいくつかご紹介します。
基本的には「探す」か「買う」かの二択になります。
まず、自分の足で探すなら、古い住宅街の庭先や、放置された空き地をチェックしてみてください。
カラスザンショウやコクサギといった、野生のミカン科植物が自生していることがあります。
カラスザンショウは、高さ数メートルになる落葉高木で、アゲハの幼虫にとってはご馳走です。
川沿いの土手や林の縁などによく生えており、独特のトゲと葉の形を覚えれば、無料のエサ場を確保できるかもしれません。
ただし、他人の敷地内の植物を無断で採取するのはルール違反です。
必ず所有者の許可を得るか、公共の場所で採取するようにしましょう。
ネット通販で「アゲハのエサ」をお取り寄せする
現代の飼育において、最も確実かつ安全な方法は「ネット通販で無農薬の葉を購入する」ことです。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、さらにはメルカリでも「アゲハの餌用」として出品されています。
通販を利用するメリット:
| 項目 | 詳細 |
| 安全性 | 「無農薬」と明記されているものが多く、幼虫に安心して与えられる。 |
| 確実性 | 探しまわる手間がなく、確実にまとまった量が手に入る。 |
| コスパ | ガソリン代や労力を考えると、実は一番安上がりなことが多い。 |
特におすすめなのが、「山椒の葉」や「レモンの葉」のまとめ買いです。
到着後は、濡らしたキッチンペーパーに包んでジップロックに入れ、冷蔵庫で保管すれば1週間ほど鮮度を保てます。
エサ不足で幼虫が弱ってしまう前に、早めに注文しておくのが飼育成功の秘訣です。
近所の農家に直接分けてもらう・買う
もし近所にミカン農家や家庭菜園をしている方がいれば、事情を話して分けてもらうのも一つの手です。
農家さんにとっては、アゲハの幼虫は「葉を食べる害虫」でしかありません。
そのため、「幼虫を育てているので、剪定した枝や不要な葉を譲ってほしい」とお願いすれば、喜んで協力してくれることもあります。
ただし、農家さんの木には必ずといっていいほど「農薬」が使われています。
「いつ農薬を撒いたか」を必ず確認し、直近で散布されている場合は絶対に与えないでください。
無農薬栽培をしている農家さんや、庭木として放置されている木であれば、比較的安全に使用できます。
また、Googleマップなどで「果樹園」と検索してみると、意外な場所にミカン畑が見つかることもあります。
近くのミカン農家で検索して、直売所などを訪ねてみるのも良いでしょう。
スーパーの「代用パセリ」を与える時の注意点
キアゲハの飼育で、スーパーのパセリを代用する場合、最も注意すべきは「農薬」だとお伝えしました。
市販の野菜は、見た目を綺麗に保つために農薬が使われているのが一般的です。
幼虫は人間よりもはるかに化学物質に弱いため、微量の農薬でも死に至ります。
パセリを与えて数分後に、幼虫がのけぞるように苦しんだり、緑色の液体を吐いたりした場合は農薬中毒の可能性が高いです。
農薬リスクを減らすためのステップ:
- 流水で一枚一枚丁寧に洗う。
- ボウルに水を張り、30分以上浸け置きする。
- 新しい水に替えて、再度数分浸ける。
- 水気をよく拭き取ってから与える。
これでも100%安全とは言い切れません。
最も安全なのは「オーガニック(有機栽培)」と表示されているパセリを選ぶこと、またはプランターで自分で育てることです。
パセリの代わりに「ニンジンの葉」は使える?
スーパーではなかなか見かけませんが、実はパセリ以上にキアゲハの代用エサとして優れているのが「ニンジンの葉」です。
根っこのオレンジ色の部分は食べませんが、上に伸びるフサフサした葉は大好物です。
ニンジンの葉はパセリほど香りが強くなく、水分量と栄養価のバランスが絶妙です。
もし、葉付きのニンジンが売られていたら、迷わず購入しましょう。
また、自宅でニンジンのヘタを水に浸けておく「再生栽培」でも、少量の葉なら収穫できます。
ただし、終齢幼虫の食欲を満たすには不十分なので、あくまで「おやつ」や「緊急避難用」として考えましょう。
本気でキアゲハを育てるなら、楽天市場などで「エサ用の無農薬ニンジンの葉」を探すのが、コスパ最強の解決策になります。
アゲハ幼虫の食いつきが悪くなった時の原因と対策
代用のエサ(サンショウやパセリなど)を与えてみたものの、幼虫が全く食べない、あるいは食いつきが悪いことがあります。
これにはいくつかの原因が考えられます。
最も多い原因は、「エサの切り替えによる拒絶反応」です。
今までミカンの葉を食べていた幼虫に、突然サンショウの葉を与えても、匂いや食感が違うため困惑してしまうことがあります。
この場合、古いミカンの葉を数枚残しておき、その間に新しいエサを混ぜるようにして徐々に慣らしていくのがコツです。
お腹が空いてくれば、最終的には代用品でも食べ始める個体がほとんどです。
その他の食いつきが悪くなる原因:
- 脱皮前: 脱皮の準備に入ると、1日程度エサを食べなくなります(これを「眠」と言います)。
- エサの鮮度: 葉が乾燥して硬くなっていると、幼虫は食べられません。
- 病気・農薬中毒: 動きが鈍かったり、変な液体を吐いている場合は要注意です。
特に「眠」の時期に無理やり食べさせようとするのは厳禁です。
動かずにじっとしている時は、そっとしておいてあげましょう。
エサの鮮度を保つためにできる工夫
代用エサを確保できても、すぐにしおれてしまっては意味がありません。
幼虫は、瑞々しい新鮮な葉を好みます。
鮮度を保つコツ:
- 枝ごと採取した場合は、切り口を斜めにカットして水に浸けたスポンジ(オアシス)に刺す。
- 葉だけの場合は、タッパーに濡れたペーパーを敷き、その上に葉を置いて冷蔵庫で保管する。
- 幼虫に与える際は、切り口を「水揚げ」してから与えると食いつきが良くなります。
手間はかかりますが、「常に新鮮な状態」を保つことが、代用エサでも幼虫を大きく育てるための絶対条件です。
アゲハ幼虫の成長段階(齢期)に合わせたエサ代用のコツ
アゲハの幼虫は、生まれてからサナギになるまで5回の脱皮を繰り返します。
実は、幼虫の大きさ(齢期)によって、代用エサへの適応能力が異なります。
生まれたばかりの1齢から3齢くらいまでの「鳥のフン」に似た時期は、顎の力が弱く、非常にデリケートです。
この時期に硬い代用エサ(古いレモンの葉など)を与えても、うまく食べられずに弱ってしまうことがあります。
逆に、4齢から終齢(5齢)にかけての緑色の大きな幼虫になれば、顎の力も強くなり、多少硬い葉でもバリバリと食べ進めることができます。
緊急でエサを代用する場合は、今の幼虫がどのくらいの大きさなのかをしっかり観察してください。
小さい幼虫には、できるだけ新芽に近い柔らかい部分を与え、大きい幼虫には量を確保できるしっかりした葉を与えるのが、飼育を成功させる重要なポイントです。
1齢〜3齢の小さな幼虫には「新芽」を代用する
孵化したばかりの幼虫にとって、ミカンの木の先端にある「新芽」は最高のエサです。
もしメインの木に新芽がない場合、代用としてサンショウの新芽を探してあげてください。
サンショウの葉は非常に薄くて柔らかいため、小さな幼虫でも食べやすいという特徴があります。
スーパーのパセリ(キアゲハの場合)も、できるだけ中心に近い柔らかい部分を選んで与えるようにしましょう。
また、小さい時期は移動能力が低いため、エサを変える際は幼虫のすぐそばに新しい葉を置いてあげる優しさも必要です。
自力で新しいエサにたどり着けないまま、古い葉の上で干からびてしまう悲劇を防ぎましょう。
終齢幼虫は質より「量」!代用エサの確保が勝負
緑色になった終齢幼虫は、まさに「食べるマシン」です。
この時期になると、葉の柔らかさよりも「十分な量があるか」が死活問題になります。
ミカンの葉が足りない場合、レモンやユズの大きく育った硬い葉でも問題なく食べます。
この段階では、1日放置するだけで枝が丸裸になることもあるため、通販でのまとめ買いを本気で検討すべきタイミングです。
また、終齢幼虫はサナギになる直前(ワンダリング期)に、驚くほど大量のエサを摂取し、その後、下痢のような水っぽいフンをして歩き回ります。
この「最後の爆食い」に備えて、代用エサは常に多めにストックしておくのが安心です。
アゲハ幼虫を代用エサで育てる際のQ&A
ここでは、アゲハの幼虫飼育でよくある質問と、エサ代用に関する疑問にお答えします。
Q1:ミカンの実(果肉)はエサになりますか?
A:いいえ、食べません。
アゲハの幼虫が食べるのは「葉」だけであり、果実の部分を食べることはありません。
皮の部分にわずかに反応を示すことはあっても、栄養源としては不適切ですので、必ず葉を与えてください。
Q2:ドライハーブのパセリは代用できますか?
A:いいえ、食べられません。
幼虫は葉に含まれる水分も同時に摂取しています。
乾燥したパセリでは水分が足りず、また顎で噛み切ることもできないため、必ず「生」の植物を与えましょう。
Q3:複数の代用エサを混ぜて与えても大丈夫?
A:基本的には問題ありません。
ミカンの葉とサンショウの葉を同時に入れておくと、幼虫が自分で好きな方を選んで食べます。
ただし、個体によっては好みが激しい場合もあるので、しっかり食べているか観察は欠かさないでください。
アゲハの幼虫がサナギになるための最終準備
無事に代用エサで終齢まで育ったら、いよいよ感動の「サナギ」へのステップです。
エサを食べ終えた幼虫は、自分の体が安全に固定できる場所を探して歩き回ります。
この時、飼育ケースの中にエサの枝だけでなく、「割り箸」や「乾燥した丈夫な枝」を立てかけておいてあげましょう。
幼虫はこれらを登り、適切な高さで糸を吐いて体を固定します。
もし代用エサとして使った植物がひょろひょろの細い苗だった場合、幼虫の体重を支えきれずに倒れてしまうことがあります。
サナギになる直前は、エサそのものよりも「安定した足場」が代用エサ以上に重要になることを覚えておいてください。
サナギになってから羽化するまでは、約10日から2週間ほどかかります(越冬サナギの場合は春まで)。
それまで、直射日光の当たらない静かな場所で見守ってあげましょう。
【まとめ】アゲハ幼虫のエサ代用で失敗しないために
アゲハの幼虫飼育において、エサ切れは最大のピンチですが、適切な知識があれば乗り越えることができます。
今回のポイントをおさらい:
- ナミアゲハなら「ミカン科(サンショウ、レモン等)」で代用。
- キアゲハなら「セリ科(パセリ、ミツバ、ニンジンの葉等)」で代用。
- スーパーの野菜は「農薬」に細心の注意を払う。
- 種類(ナミかキか)を絶対に間違えない。
- 一番の安全策は、Amazonや楽天で無農薬の葉を早めに注文すること。
アゲハが庭やベランダから旅立っていく姿を見るのは、何物にも代えがたい喜びです。
もし今、エサがなくて困っているなら、まずは慌てずに近くのサンショウを探すか、スマホでポチッと通販サイトを覗いてみてください。
「通販はコスパ最強で安全」という選択肢を常に持っておくことが、幼虫の命を救うことに繋がります。
あなたの育てているアゲハが、無事に綺麗な蝶になって空へ羽ばたけるよう、心から応援しています!
詳しい飼育グッズなどは、アゲハ幼虫 飼育セット おすすめなどで調べてみると、さらに便利なアイテムが見つかるかもしれません。

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