【保存版】無塩バターを有塩バターで代用するコツ5選!お菓子作りの失敗を防ぐ方法
お菓子作りやパン作りを始めようとした時、レシピに「無塩バター」と書いてあるのに、冷蔵庫には「有塩バター」しかない…という経験はありませんか?
結論から申し上げますと、適切な塩分の調整さえ行えば、有塩バターで代用することは十分可能です!
しかし、何も考えずにそのまま代用してしまうと、出来上がりの味がしょっぱくなったり、生地の膨らみに影響が出たりすることもあります。
この記事では、プロも実践する代用テクニックや、塩分計算の具体的な方法、さらにはバター以外の代用品についても徹底的に解説します。
わざわざ買いに走る前に、ぜひこの記事をチェックして、賢く美味しいお菓子作りを楽しんでくださいね!
- 無塩バターと有塩バターの決定的な違いとは?成分と特徴を比較
- レシピで「無塩バター」が指定される3つの重要な理由
- 有塩バターで代用する際の黄金比と計算方法
- お菓子別!有塩バターで代用した時の味の変化と成功のコツ
- 有塩バター以外でも代用できる?バターが足りない時の救世主
- 代用しても失敗しにくいお菓子と注意が必要なお菓子の境界線
- 発酵バターを普通のバターで代用することはできる?
- 塩分を抜くことは可能?有塩バターを「無塩」に近づける試み
- バター不足に備える!長期保存のコツと代用レシピの活用
- お菓子作りだけじゃない!料理での無塩バター活用術
- 代用で失敗しないために!計量と下準備の徹底ガイド
- バターの代用として「水切りヨーグルト」を使うヘルシー術
- プロが教える!どうしても有塩バターしか無い時の「最終手段」
- 結論:無塩バターと有塩バターは「使い分け」と「理解」がすべて
無塩バターと有塩バターの決定的な違いとは?成分と特徴を比較

そもそも、無塩バターと有塩バターにはどのような違いがあるのでしょうか?
代用を成功させるためには、それぞれの特性を正しく理解することが第一歩です。
塩分含有量の違い:100gあたりに含まれる塩の量
最も大きな違いは、その名の通り「塩分」が含まれているかどうかです。
一般的な有塩バターには、100gあたり約1.5g前後の塩分が含まれています。
一方で、無塩バター(食塩不使用バター)は、製造過程で塩を添加していないため、乳由来の微量な塩分(0.01g程度)しか含まれていません。
| 項目 | 無塩バター(食塩不使用) | 有塩バター |
| 塩分含有量(100g中) | 約0.01g | 約1.3g 〜 1.8g |
| 主な用途 | 製菓、製パン、料理全般 | トースト、調理、隠し味 |
| 賞味期限 | 比較的短い | 比較的長い(塩の防腐効果) |
このわずか「1.5%」の塩分が、繊細なお菓子作りの現場では大きな差となって現れるのです。
風味と香りの違い:乳本来の甘みを感じるか
無塩バターは塩気が無いため、生乳本来の甘みや香りが非常に強く感じられます。
クッキーやケーキなど、バターを贅沢に使うレシピで無塩バターが推奨されるのは、この純粋な風味を活かすためです。
有塩バターは塩が加わることでコクが引き立ちますが、バターそのものの香りは少し控えめに感じることがあります。
保存性とコストの面での比較
有塩バターに含まれる塩分には「保存性を高める」という役割もあります。
そのため、スーパー等では有塩バターの方が在庫が豊富で、価格も安定している傾向にあります。
大量に使う場合は、無塩バターの業務用を通販で購入するのが最もコスパが良く、おすすめです。
レシピで「無塩バター」が指定される3つの重要な理由
なぜ多くのお菓子レシピでは、わざわざ無塩バターを指定するのでしょうか?
その理由を知ることで、代用時の注意点が見えてきます。
塩分量を正確にコントロールするため
お菓子作りは科学です。材料の分量を1g単位で計る必要があるほど繊細な世界です。
無塩バターを使うことで、レシピ全体の塩分量を「後から入れる塩」で完全にコントロールできるようになります。
有塩バターを使ってしまうと、バター自体にどの程度の塩が入っているかメーカーごとに異なるため、味がブレてしまうのです。
グルテンの形成に影響を与えないため
塩分には、小麦粉に含まれるタンパク質「グルテン」を強める働きがあります。
パン作りではこの性質を利用しますが、サクサク感が命のクッキーやタルトでは、塩分が多すぎると生地が硬くなってしまうことがあります。
食感にこだわりたい時こそ、無塩バターの出番なのです。
バターそのものの風味を最大限に引き出すため
高級な焼き菓子など、材料の質が味に直結する場合、塩分による雑味を排除した無塩バターが好まれます。
特にフィナンシェやマドレーヌなどは、バターを焦がして使うため、塩分があると雑味が出やすいと言われています。
こだわりの逸品を作りたいなら、やはり高品質な無塩バターを用意したいところですね。
有塩バターで代用する際の黄金比と計算方法
さて、ここからが本題です。有塩バターで代用する場合、具体的にどう調整すればよいのでしょうか。
最も確実な「計算式」をご紹介します。
代用時の計算式:レシピの塩を減らすのが基本
レシピに「無塩バター100g」と「塩ひとつまみ(約0.5g〜1g)」と書いてある場合を考えてみましょう。
有塩バター100gには約1.5gの塩が含まれていますので、「レシピ内の塩」は入れる必要がありません。
さらに、有塩バターの塩分がレシピの指定量を超える場合は、少し味が濃くなることを覚悟しなければなりません。
- 有塩バター10gあたりの塩分:約0.15g
- 有塩バター50gあたりの塩分:約0.75g
- 有塩バター100gあたりの塩分:約1.5g
計算が面倒な時の「ざっくり調整法」
細かい計算が苦手な方は、以下のルールを覚えておいてください。
- レシピに「塩」の記載があるなら、その塩を一切入れない。
- バターの量が50g以下なら、そのままでも大きな影響は出にくい。
- バターが100gを超える場合は、少し牛乳や砂糖を増やすと塩気が和らぐ。
最近は、Amazonなどの通販サイトで「食塩不使用バター」のまとめ買いが安く済むため、計算の手間を省きたい方はストックしておくのが一番の解決策です。
メーカーによる塩分濃度の違いに注意
実は、有塩バターの塩分濃度はメーカーによって異なります。
雪印メグミルク、明治、よつ葉など、主要メーカーの多くは約1.5%〜1.6%ですが、海外ブランドや発酵バターの場合は2%近いものもあります。
代用する際は、パッケージの裏面にある「食塩相当量」を確認するのが最も確実です。
お菓子別!有塩バターで代用した時の味の変化と成功のコツ
作るお菓子の種類によって、有塩バター代用の影響度は変わります。それぞれのケースを見ていきましょう。
クッキー:実は有塩バターでも美味しい?
クッキーの場合、有塩バターで代用しても致命的な失敗にはなりにくいです。
むしろ、少しの塩気が甘さを引き立てる「塩クッキー」のような仕上がりになり、好評な場合も多いです。
サクサク感を損なわないよう、生地を練りすぎないようにだけ注意しましょう。
パウンドケーキ・スポンジケーキ:膨らみへの影響
ケーキ類の場合、バターの分量が多いので注意が必要です。
100g以上のバターを代用すると、塩分によってグルテンが強く働き、少し硬めのどっしりした食感になることがあります。
これを防ぐには、薄力粉を混ぜる際にさっくりと手早く混ぜ合わせることが重要です。
パン作り:イーストへの影響に最大限の注意を
パン作りにおいて、塩分は非常に重要な役割を果たします。
塩はイーストの働きを抑える性質があるため、有塩バターを使うとパンの膨らみが悪くなることがあります。
パンのレシピで代用する場合は、レシピの塩分量を大幅にカットし、イーストとバターが直接触れないように投入タイミングをずらすなどの工夫が必要です。
通販で強力粉やイーストを揃える際に、一緒にパン専用の無塩バターをポチっておくのが安心ですね。
チョコレート菓子:相性抜群の組み合わせ
ガトーショコラやブラウニーなど、チョコレートをメインに使うお菓子は、有塩バターとの相性が非常に良いです。
チョコレートの濃厚な甘さとバターの塩気が絶妙にマッチし、高級感のある味わいになります。
この場合は、あえて有塩バターを使って「大人の味」にするのも一つのテクニックと言えるでしょう。
有塩バター以外でも代用できる?バターが足りない時の救世主
もし冷蔵庫に有塩バターすら無い場合、あるいはもっとヘルシーに仕上げたい場合に使える代用品を紹介します。
ケーキ用マーガリン:最も手軽な代用品
「ケーキ用マーガリン」として売られている製品は、無塩バターに近い風味に調整されています。
バターよりも柔らかく扱いやすいため、初心者の方には特におすすめです。
ただし、バター特有の芳醇な香りは一歩譲るため、バニラエッセンスなどで香りを補うのがコツです。
サラダ油・太白ごま油:しっとり軽い仕上がりに
最近人気なのが、バターの代わりに植物性油脂を使う方法です。
特に「太白ごま油」は無味無臭で、バターよりも酸化しにくく、翌日になってもお菓子が硬くなりません。
「バターを溶かして使うレシピ」なら、オイル系での代用がスムーズです。
ココナッツオイル:独特の香りと健康効果
健康志向の方に人気なのがココナッツオイルです。
常温で固まる性質がバターに似ているため、クッキーなどの型抜き生地にも使いやすいです。
南国風の香りがつくため、ナッツやドライフルーツを使ったお菓子に最適です。
オリーブオイル:イタリアンスイーツの定番
パウンドケーキなどにオリーブオイルを使うと、非常にフルーティーで軽い仕上がりになります。
エクストラバージンオイルを使うと香りが強すぎる場合があるため、製菓用には精製されたマイルドなものを選びましょう。
これらオイル類は、スーパーよりも通販で大容量タイプを買う方が圧倒的にお得です。
代用しても失敗しにくいお菓子と注意が必要なお菓子の境界線
有塩バターでの代用は、どのお菓子でも同じ結果になるわけではありません。
「失敗しても許容範囲内」のものと、「明らかに別物になってしまう」ものの境界線を知っておきましょう。
代用OK!初心者でも安心なメニュー一覧
以下のメニューは、有塩バターで代用しても味のバランスが崩れにくく、むしろ美味しくなることもあります。
- アメリカンクッキー、チョコチップクッキー
- マフィン(具材にフルーツやチョコが入るもの)
- ブラウニー、ガトーショコラ
- スコーン、ホットビスケット
これらの共通点は「生地自体の味がしっかりしている」「砂糖の量が多い」ことです。塩気がアクセントになりやすいため、代用に向いています。
要注意!無塩バターが必須に近い繊細なメニュー
一方で、以下のメニューを有塩バターで代用する場合は、細心の注意が必要です。
- ラングドシャ:バターの風味がダイレクトに出るため、塩気が目立ちすぎます。
- マカロン:繊細なメレンゲの泡立ちに塩分が干渉し、食感が変わる恐れがあります。
- バタークリーム:大量のバターを使うため、有塩だと「塩バタークリーム」になり、用途が限定されます。
これらを作る際は、やはり高品質な無塩バターを準備するのがベストです。
バターを「常温」に戻す手間を省く裏技
代用以前の問題として、バターを常温に戻すのが面倒で失敗するケースも多いですよね。
急いでいる時は、バターを薄くスライスして、30度程度のぬるま湯のボウルを近づける(湯煎はNG)か、電子レンジの「解凍モード」で数秒ずつ様子を見るのがおすすめです。
通販サイトでは、最初から扱いやすいポーションタイプや、柔らかく練りやすいコンパウンドタイプのバターも手に入ります。
発酵バターを普通のバターで代用することはできる?
レシピに「無塩発酵バター」と指定がある場合、普通の「無塩バター」で代用しても良いのでしょうか。
これも代用可能ですが、仕上がりの「香り」に大きな差が出ます。
発酵バターと普通のバターの違い
発酵バターは、原料となる生クリームを乳酸菌で発酵させてから作られます。
普通のバター(非発酵バター)に比べて、特有の芳醇な香りと、わずかな酸味があるのが特徴です。
| 種類 | 特徴 | おすすめの食べ方 |
| 普通の無塩バター | クセがなく、素材の味を邪魔しない | どんなお菓子にも万能 |
| 発酵無塩バター | 香りが非常に強く、高級感が出る | クロワッサン、フィナンシェ |
香りを補うための代用テクニック
発酵バターが無い時に普通のバターで代用する場合、少しだけ「スキムミルク」を加えると、コクが深まり発酵バターに近い風味に近づくことがあります。
また、仕上げにバニラビーンズやラム酒を少量加えることで、香りの物足りなさをカバーできます。
しかし、本格的なフランス菓子を目指すなら、フランス産のエシレバターなどの発酵バターを通販で取り寄せると、感動するほど美味しくなりますよ。
有塩発酵バターは代用に向かない?
有塩の発酵バターを代用にするのは、最も難易度が高いです。
発酵バター特有の香りに強い塩気が加わると、お菓子全体のバランスが大きく崩れる可能性が高いからです。
この場合は、潔く別のオイル代用(太白ごま油など)を選んだ方が、失敗が少なくなります。
塩分を抜くことは可能?有塩バターを「無塩」に近づける試み
どうしても有塩バターを無塩のように使いたい場合、塩分を取り除くことはできるのでしょうか。
結論から言うと、家庭で完全に塩分をゼロにするのは非常に困難ですが、「減塩」に近い状態にすることは可能です。
「澄ましバター」にする過程で塩分を減らす
バターを加熱して溶かし、上澄みの油脂成分だけを取り出す「澄ましバター(ギー)」を作ると、底に沈殿する固形分と一緒に一部の塩分も除去されます。
- 有塩バターを弱火でゆっくり溶かす。
- 表面の白い泡を取り除き、しばらく静置する。
- 底に白い沈殿物が溜まるので、きれいな上澄みだけを別の容器に移す。
この上澄みは純粋な乳脂肪に近いため、塩分がかなり軽減されています。
ただし、バター特有の風味成分も一緒に沈殿してしまうため、香りは少し弱くなります。
水洗いで塩分を落とす方法は有効か?
ネット上には「溶かしたバターを水と混ぜて冷やし固め、塩分を水に溶かし出す」という方法も散見されます。
しかし、この方法はおすすめしません。
バターの乳化状態が壊れ、お菓子作りに最も大切な「可塑性(かそせい)」が失われてしまうからです。
分離したバターは生地に混ざりにくく、焼き上がりが油っぽくなる原因になります。
賢い選択は「最初から無塩を買う」こと
手間と失敗のリスクを考えると、やはり最初から無塩バターを用意するのが一番です。
最近は通販で450gの業務用サイズをまとめ買いし、冷凍保存しておく人が増えています。
冷凍すれば半年ほど持ちますので、お菓子作りをする習慣があるなら、有塩を無理に加工するより経済的です。
バター不足に備える!長期保存のコツと代用レシピの活用
スーパーで無塩バターが品薄になることもありますよね。そんな時のための備えと対策です。
冷凍保存でいつでも代用不要な状態に
バターは冷凍保存が可能な食材です。
450gの大きな塊を購入したら、使いやすい10gや20gずつにカットして、ラップでぴっちり包んでからジップロックに入れましょう。
空気に触れさせないことが、冷凍焼けを防ぎ、風味を保つ最大のコツです。
代用レシピ専用の「オイルお菓子」を覚える
「バターがないから代用する」のではなく、最初から「オイルで作るレシピ」を覚えておくのも手です。
例えば、シフォンケーキはバターではなくサラダ油を使うのが正解ですし、最近では「バター不使用のクッキー」レシピも非常に充実しています。
バターの価格が高騰している今、あえてオイル系をメインに据えることで、コスパ良くお菓子作りを楽しめます。
通販を活用して安定的に確保する
近所のスーパーで無塩バターが売り切れていても、Amazonや楽天などの大手通販サイトなら在庫があることが多いです。
特に製菓材料専門店(cottaや富澤商店など)は、品質管理もしっかりしており、希少な海外産バターも手に入ります。
送料が気になる場合は、小麦粉やチョコチップなどの日持ちする材料と一緒にまとめ買いするのが賢い方法です。
お菓子作りだけじゃない!料理での無塩バター活用術
無塩バターが余ってしまった場合、お菓子以外でも大活躍します。料理に使うメリットを見ていきましょう。
ステーキや魚のソテーに使うメリット
料理に無塩バターを使う最大のメリットは、「焦げにくい」という点です。
有塩バターは塩分が含まれているため、高温で加熱すると塩分が焦げの原因になりやすいのですが、無塩バターは比較的高い温度まで耐えられます。
最後に無塩バターを溶かし入れて風味付けする「アロゼ」という技法は、プロのシェフもよく使います。
ソース作りの仕上げ(モンテ)に最適
赤ワインソースやホワイトソースの仕上げに、冷たいバターを加えてコクを出す「モンテ」という作業があります。
ここで無塩バターを使うことで、塩辛くすることなく、純粋にコクとツヤだけをプラスできます。
有塩バターだとソースの味が決まった後に塩気が加わってしまうため、微調整が難しくなるのです。
手作り「ガーリックバター」や「フレーバーバター」
無塩バターに、自分好みの塩、ハーブ、にんにくを混ぜるだけで、世界に一つだけの自家製バターが作れます。
岩塩やトリュフ塩など、こだわりの塩を使いたい時ほど、ベースは無塩バターである必要があります。
こうした料理のこだわりも、大容量の無塩バターが自宅にあれば気軽に挑戦できますね。
代用で失敗しないために!計量と下準備の徹底ガイド
有塩バターで代用する際、味の調整と同じくらい大切なのが「正確な計量」と「適切な温度管理」です。
お菓子作りが失敗する原因の多くは、実は代用そのものよりも、こうした基本操作のミスにあります。
1g単位で計れるデジタルスケールの活用
有塩バターに含まれる塩分はごくわずかですが、そのわずかな差が味を左右します。
特に「レシピの塩を減らす」調整を行う場合、0.1g単位で計れるデジタルスケールがあると非常に便利です。
最近は高性能なスケールも通販で安価に手に入るため、一つ持っておくと代用の精度が劇的に上がります。
バターの状態をレシピ通りに再現する
レシピに「室温に戻したバター」とあれば、有塩バターであっても必ず指がすっと入る柔らかさにする必要があります。
逆に「冷えたバター」が必要なスコーンなどの場合、有塩バターは無塩よりも少し溶けやすい性質があるため、作業の直前まで冷蔵庫で冷やし、手早く作業することが成功の秘訣です。
生地の温度が上がってしまうと、せっかくの代用調整も台無しになってしまいます。
塩の粒度(粒の大きさ)にも注目
有塩バターに含まれている塩は完全に溶け込んでいますが、後から加える塩(もしレシピで追加が必要な場合)の粒が大きいと、味にムラができてしまいます。
お菓子作りには、粒子が細かく溶けやすい「食塩」や「精製塩」を使うのが一般的です。
バターの代用として「水切りヨーグルト」を使うヘルシー術
「バターの脂質が気になる」「有塩バターすら切らしている」という時の究極の代用法として、水切りヨーグルトがあります。
これは、単なる代用を超えて、新しい食感を生み出すテクニックとして注目されています。
水切りヨーグルト代用のメリット
ヨーグルトをしっかりと水切りすると、クリームチーズのような濃厚な質感になります。
これをバターの分量の半分、あるいは全量置き換えることで、カロリーを大幅に抑えつつ、しっとりとした爽やかな仕上がりになります。
特にパウンドケーキやマフィンなど、どっしりしたお菓子との相性が抜群です。
置き換えの際の注意点と比率
バター100gに対して、水切りヨーグルト100gをそのまま置き換えると、水分量が多くなりすぎる場合があります。
初めて挑戦する際は、「バター50g+水切りヨーグルト50g」のように半分ずつ使うのが最も失敗が少なく、風味も損なわれません。
完全にバター無しにする場合は、少しベーキングパウダーを増やすと、膨らみ不足を解消できます。
通販で買える便利な「ギリシャヨーグルト」
自分で水切りするのが面倒な場合は、最初から濃厚な「ギリシャヨーグルト」を通販でまとめ買いしておくのがおすすめです。
そのまま食べても美味しく、お菓子作りの強力な味方になってくれます。
プロが教える!どうしても有塩バターしか無い時の「最終手段」
もし、どうしても繊細なケーキを作らなければならないのに有塩バターしか無い…そんな時の緊急回避術です。
砂糖の質を変えて塩味をマスキングする
塩気が気になる場合、上白糖ではなく「きび砂糖」や「黒糖」など、コクの強い砂糖を使ってみてください。
精製度の低い砂糖の風味には、塩気をマイルドに包み込む効果があります。
これにより、有塩バター特有の尖った塩分が目立たなくなり、奥行きのある味わいへと変化します。
酸味のある材料をプラスする
レモン汁やオレンジピール、ヨーグルトなどの酸味がある材料を加えるのも有効です。
酸味と塩味は互いに引き立て合いながらも、後味をさっぱりさせる効果があるため、バターの重さと塩気をうまく逃がしてくれます。
特に夏場の焼き菓子には、あえて有塩バター+レモンの組み合わせで作るプロのレシピも存在します。
アーモンドプードルでコクを補強
薄力粉の一部をアーモンドプードル(アーモンドの粉)に置き換えると、ナッツの脂分とコクが加わります。
これにより、バターの塩気がナッツの風味に紛れ、気にならなくなります。
アーモンドプードルは、スーパーでは少量で高価ですが、通販で1kg単位で購入すると非常にコスパが良く、お菓子のレベルも上がるのでおすすめです。
結論:無塩バターと有塩バターは「使い分け」と「理解」がすべて
ここまで、無塩バターを有塩バターで代用するための様々なテクニックを見てきました。
最後におさらいとして、重要なポイントをまとめます。
- 有塩バターでの代用は「レシピの塩を抜く」のが大原則。
- クッキーやチョコ系は代用向き、ラングドシャやパンは要注意。
- どうしても風味が足りない時は、バニラやリキュールで香りを補う。
- 日常的にお菓子を作るなら、通販での無塩バターまとめ買いがコスパ最強。
「代用だから不味くなる」ということは決してありません。
それぞれのバターの特性を理解し、適切に調整すれば、家庭でもプロ顔負けの美味しいお菓子を作ることができます。
もし迷った時は、まずは少量のクッキーなどで代用を試してみて、自分の好みの「塩加減」を見つけてみるのも楽しいですよ。
あなたのキッチンにある材料で、素敵なスイーツタイムが過ごせることを心から応援しています!

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