【保存版】ブレーキパッドグリス代用おすすめ5選!シリコンスプレーや代用品の注意点【必見】
「ブレーキの鳴きが気になるけれど、手元に専用のグリスがない…」
そんなとき、何か身近なものでブレーキパッドグリスを代用できないかと考える方は多いはずです。
しかし、ブレーキ周りは命に関わる重要保安部品。間違った代用品を選んでしまうと、制動力が低下したり、ゴム部品が劣化したりする致命的なリスクがあります。
この記事では、プロも認める代用品の選び方から、絶対に避けるべきNGアイテムまでを徹底解説します。
- ブレーキパッドグリスの役割と重要性
- 【厳選】ブレーキパッドグリスの代用おすすめ5選
- シリコンスプレーは代用できる?注意点と限界
- 絶対にNG!ブレーキパッドに塗ってはいけないもの
- メーカー別・製品別に見る代用可否一覧
- ブレーキの鳴き止めに特化した専用グリスの成分
- ブレーキパッドグリスの正しい塗り方と注意点
- 通販で買えるコスパ最強の代用・専用グリス
- 自転車のブレーキにグリス代用はできる?
- ブレーキグリスを代用した際の寿命と交換頻度
- ブレーキパッドグリスの代用品を100均(ダイソー・セリア)で探せる?
- 走行スタイル別!ブレーキパッドグリスの選び方
- ブレーキパッドグリス代用時の「シム」の扱い
- バイクのディスクブレーキにおける代用グリスの注意点
- ブレーキパッド交換時にグリスを塗らないとどうなる?
- 意外な代用品?シリコン系潤滑剤の活用術
- ブレーキパッドグリスの代用品を買うなら通販がおすすめな理由
ブレーキパッドグリスの役割と重要性

1. なぜグリスが必要なのか?「鳴き」のメカニズム
ブレーキパッドグリスの主な役割は、ブレーキの「鳴き」を抑えることです。
ブレーキを踏んだ際に発生する「キィー」という不快な音は、パッドとキャリパーのピストンが接触し、微振動を起こすことで発生します。
グリスはこの振動を吸収するクッションの役割を果たし、スムーズな動きをサポートしてくれます。
2. 耐熱性と耐水性が求められる過酷な環境
ブレーキ周りは、走行中に数百回以上の摩擦を繰り返し、非常に高温になります。
一般的な潤滑油では熱で溶け出してしまい、ブレーキディスクに付着するとブレーキが効かなくなる恐れがあります。
そのため、専用グリスには高い耐熱性能と、雨天走行でも流れない耐水性能が備わっています。
3. ゴム部品(ブーツ類)への攻撃性
キャリパー周辺には、ゴム製のダストブーツやシールが多く存在します。
石油系の成分が含まれる一般的なグリスを使うと、これらのゴムが膨張・硬化し、破損の原因となります。
代用品を選ぶ際は、「ゴムを傷めない(非攻撃性)」ことが絶対条件となります。
【厳選】ブレーキパッドグリスの代用おすすめ5選
1. シリコングリース(高粘度タイプ)
最も確実で安全な代用品は、高粘度のシリコングリースです。
シリコン系はゴムや樹脂を侵食しないため、ブレーキ周りのシール類にも安心して使用できます。
ただし、スプレータイプなどの粘度が低いものは、熱ですぐに流れてしまうため注意が必要です。
2. モリブデングリース(耐熱仕様)
二硫化モリブデンを配合したグリースは、極圧性に優れ、金属同士の摩耗を防ぐ力が非常に強いです。
等速ジョイント用などの高耐熱なものであれば、パッドの背板(シム)部分に限定して代用可能です。
ただし、ゴムへの攻撃性がある製品も多いため、成分表を必ず確認しましょう。
3. ラバーグリース(ブレーキフルード用)
ブレーキキャリパーのオーバーホール時に使われるラバーグリースも候補に挙がります。
もともとブレーキフルードと混ざっても問題ないように設計されており、ゴムとの相性は抜群です。
ただし、パッドの鳴き止めとしては少し粘度が足りない場合があり、効果の持続性は専用品に劣ります。
4. 銅(カッパー)コンパウンド
海外のDIYメンテナンスでよく使われるのが、カッパーコンパウンド(焼き付き防止剤)です。
超高温に耐えられる銅粒子が含まれており、ボルトの焼き付き防止だけでなく、シムの鳴き止めにも効果を発揮します。
通販サイトなどでは、カッパーコンパウンドの活用法が詳しく解説されており、コスパ重視の方に人気です。
5. セラミックグリース
最新のブレーキシステムで注目されているのがセラミック系のグリスです。
金属を含まないため、電子制御ブレーキ(ABSセンサーなど)への影響を最小限に抑えられます。
非常に高い耐熱性を誇り、過酷なスポーツ走行を行う車両の代用品としても優秀です。
シリコンスプレーは代用できる?注意点と限界
1. スプレーは「一時しのぎ」にもならない?
「シリコンだから大丈夫だろう」とシリコンスプレーを吹きかけるのは、基本的にはおすすめできません。
シリコンスプレーに含まれる油分は非常に薄く、ブレーキの熱ですぐに揮発・飛散してしまいます。
鳴きが止まるのは施工直後だけで、すぐに再発する可能性が高いです。
2. ディスク面への付着リスクが最大の問題
スプレータイプは噴射範囲をコントロールしにくいため、本来塗ってはいけないディスク面やパッドの摩擦面に付着しがちです。
もし付着してしまったら、パーツクリーナーで完全に脱脂しなければならず、二度手間になります。
どうしても使う場合は、布に染み込ませてからシムに薄く塗るなどの工夫が必要です。
3. 呉工業「シリコングリースメイト」との違い
同じ呉工業(KURE)製品でも、青い缶の「シリコンルブ」と、ペースト状の「シリコングリースメイト」は別物です。
ブレーキパッドグリスの代用とするなら、チューブ入りのペーストタイプを選びましょう。
通販なら定価より安く手に入ることが多く、1本持っておくとバイクや自転車のメンテナンスにも幅広く使えて便利ですよ。
絶対にNG!ブレーキパッドに塗ってはいけないもの
1. 一般的な5-5-1やCRCなどの浸透潤滑剤
最もやってはいけないのが、5-5-1に代表される浸透潤滑剤を直接吹きかけることです。
これらは「滑りを良くする」ためのものであり、耐熱性が全くありません。
熱で液状化し、パッドの摩擦材に染み込んでしまうと、ブレーキが一切効かなくなる「ノーブレーキ状態」を招き、大事故に繋がります。
2. 万能グリス(リチウムグリス)
ホームセンターで安価に売られている黄色い万能グリスも、ブレーキには不向きです。
リチウム系はゴムを膨張させる性質があるため、キャリパーのシールをボロボロにしてしまいます。
また、耐熱温度が120度前後と低いため、ブレーキの熱で簡単に溶け出してしまいます。
3. 食用油や機械用オイル
「少しの量なら…」とサラダ油やミシン油を使うのは論外です。
これらはすぐに酸化して固着したり、逆に熱で発火したりするリスクがあります。
「滑らせてはいけない場所」に油を塗っているという自覚を忘れないでください。
メーカー別・製品別に見る代用可否一覧
ここでは、よくある製品がブレーキパッドグリスとして代用可能かどうかを一覧表にまとめました。
| 製品名・種類 | 代用可否 | 主な理由 |
| シリコングリース(チューブ) | ◎ 可能 | ゴムへの攻撃性がなく、耐熱性も高い。 |
| カッパーコンパウンド | ○ 可能 | 超高温に耐えるが、ゴムには注意が必要。 |
| ラバーグリース | △ 微妙 | 安全性は高いが、鳴き止め効果が弱い。 |
| 万能グリス(リチウム) | × 不可 | ゴムを傷め、熱で溶け出すため危険。 |
| シリコンスプレー | × 不可 | 粘度が低すぎて即座に効果が消失。 |
表を見て分かる通り、餅は餅屋、ブレーキにはブレーキ専用品か、それに準ずる高機能グリスを使うのが鉄則です。
特にAmazonや楽天などの通販サイトでは、プロ仕様のグリスが小分けで数百円から販売されています。
無理に代用品を探すより、通販で専用グリスをポチるのが、結局は一番安上がりで安全です。
ブレーキの鳴き止めに特化した専用グリスの成分
1. 金属粉末(銅・アルミ)の配合理由
市販されている本格的なブレーキパッドグリスには、微細な銅やアルミニウムの粉末が配合されていることが多いです。
これらの金属粉末は、グリスの油分が過酷な熱で飛んだ後も、金属同士の間に留まって「固体潤滑剤」として機能し続けます。
これにより、長期間にわたって振動を抑制し、鳴きを防止することができるのです。
2. ベースオイルの種類と耐熱限界
専用品のベースには、高精製された鉱物油や化学合成油、あるいはシリコンオイルが使用されています。
安価な代用品との決定的な違いは、このベースオイルの質にあります。
専用品は300度から、高性能なものでは1000度近い温度に耐える設計になっており、熱ダレによる液だれを防ぎます。
3. 増稠剤(ぞうちゅうざい)による粘度保持
グリスをゼリー状に保つための成分が増稠剤です。
ブレーキ用では、熱に強いベントナイト(粘土成分)などが使われることが多く、これによって高温下でも「垂れずに留まる」性能が維持されます。
一般的なシャーシグリスなどはこの成分が熱に弱いため、ブレーキへの代用は推奨されません。
ブレーキパッドグリスの正しい塗り方と注意点
1. 塗る場所は「金属と金属が触れる部分」だけ
グリスを塗るべき場所は、主にパッドの背面(シム)と、キャリパーのピストンが当たる部分、そしてパッドを保持する金具の接触面です。
「パッドの摩擦面(ローターに当たる側)」には絶対につけないようにしてください。
万が一付着すると、ブレーキの効きが極端に悪くなり、非常に危険です。
2. 塗りすぎは逆効果!薄く均一に広げる
グリスを山盛りに塗ってしまうと、走行中に熱で柔らかくなった際に周囲へ飛び散る原因になります。
特にホイールが汚れたり、最悪の場合はディスク面に油分が回ったりするため、薄く、膜を作る程度に伸ばすのがプロの技です。
指で塗るよりも、小さなヘラや使い古した歯ブラシを使うと均一に仕上げやすいですよ。
3. 古いグリスを完全に除去する重要性
新しいグリスを塗る前に、古いグリスやブレーキダストを完全に落とす必要があります。
汚れの上から重ね塗りをしても、潤滑効果が十分に発揮されず、鳴きが止まらない原因になります。
ブレーキパッドの清掃手順を参考に、パーツクリーナーでピカピカにしてから作業に入りましょう。
通販で買えるコスパ最強の代用・専用グリス
1. ワコーズ(WAKO’S)ブレーキ&ラバーグリース
プロ御用達のブランド「ワコーズ」のグリスは、通販で非常に人気があります。
スプレータイプながら、吹きかけた後は強力な膜を作るため、鳴き止め効果が長持ちします。
「これ1本あれば間違いない」と言われる安心感は、DIY初心者の方にこそおすすめです。
2. デイトナ(DAYTONA)鳴き止め用グリス
バイク乗りにはおなじみのデイトナ製グリスは、5g程度の小分けパックが数百円で販売されています。
「1回分の車検整備に使いたいだけ」という方にとって、代用品を探すよりも安くて確実な選択肢です。
Amazonのプライム配送なら、送料込みでも缶コーヒー数本分の値段で購入できるのが魅力ですね。
3. ストレート(STRAIGHT)シリコングリース
工具専門店「ストレート」が販売するシリコングリースは、大容量で非常にコストパフォーマンスに優れています。
ブレーキ周りだけでなく、車のドアヒンジやゴムモールの保護など、家中のあらゆる場所に使える万能選手です。
楽天やYahooショッピングのポイント消化で購入するユーザーも多く、常備しておいて損はない一品です。
自転車のブレーキにグリス代用はできる?
1. ロードバイクやクロスバイクの「リムブレーキ」
自転車のリムブレーキ(Vブレーキなど)には、絶対にグリスを塗ってはいけません。
車やバイクと違い、ゴムのシューが直接リムを挟む構造のため、わずかでも油分がつくと制動力がゼロになります。
もし鳴きが気になる場合は、グリスではなく「トーイン調整(角度調整)」や、リムの清掃が正解です。
2. マウンテンバイクの「ディスクブレーキ」
MTBのディスクブレーキであれば、構造は車と同じなので、パッドの背面に少量のシリコングリスを塗ることは可能です。
しかし、自転車用のパッドは非常に小さいため、指先でほんの少し触れる程度の量で十分です。
また、自転車は車よりも洗浄の機会が多いため、水で流れにくい高粘度タイプの代用品を選ぶのがポイントです。
3. 自転車専用ケミカルの優位性
自転車には「フィニッシュライン」などの専用ブランドがあり、ゴムやカーボンを傷めない成分に特化しています。
車のグリスを代用することも可能ですが、素材への攻撃性を考えると、自転車専用品を使うのが最もトラブルが少ないでしょう。
最近は自転車用ディスクブレーキグリスも通販で手軽に買えるようになっています。
ブレーキグリスを代用した際の寿命と交換頻度
1. 代用品は「点検頻度」を増やすのが鉄則
専用品でないグリスを代用した場合、その耐久性は未知数です。
通常、ブレーキパッドのメンテナンスは車検ごと(2年)で十分ですが、代用品を使った場合は半年〜1年ごとのチェックを推奨します。
グリスが切れて金属が直接当たり始めていないか、目視で確認する習慣をつけましょう。
2. 劣化のサイン「カチカチ」や「ベタベタ」
代用したグリスが熱で変質すると、石のように硬くなったり、逆にオイルのように分離してベタベタになったりします。
これらはすでに潤滑・制振機能を失っている証拠です。
早めに古いグリスを除去し、適切なグリスを塗り直すことで、パッドやキャリパーの寿命を延ばすことができます。
3. 雨天走行後のコンディション確認
耐水性が低いグリスを代用している場合、大雨の中を走行するとグリスが流れ出してしまうことがあります。
「雨の日の翌日から急にブレーキが鳴り出した」という場合は、グリス切れの可能性が高いです。
特に格安のシリコンスプレーなどで代用した場合は、この傾向が顕著に出るため注意してください。
ブレーキパッドグリスの代用品を100均(ダイソー・セリア)で探せる?
1. 100均に「ブレーキ専用」は存在しない
ダイソーやセリアなどの100円ショップには、万能グリスやシリコンスプレーは売っていますが、ブレーキ専用グリスは置いていません。
前述の通り、100均の万能グリスは耐熱温度が低く、ゴムを侵す石油系成分が含まれているため、ブレーキへの使用はNGです。
2. 掃除用具やヘラなどの「周辺アイテム」は活用可能
グリスそのものを100均で買うのは危険ですが、清掃用のブラシやグリスを伸ばすためのヘラなどは、100均で揃えるのが非常に賢い選択です。
使い捨てのビニール手袋なども重宝します。
肝心のケミカル類は、しっかりとしたメーカー品を通販で選び、小道具は100均で済ませるのが「メンテ上級者」の節約術です。
走行スタイル別!ブレーキパッドグリスの選び方
1. 街乗りメインのファミリーカー
普段の買い物や送迎がメインの車両であれば、極端な高熱にさらされることはありません。
そのため、代用品としては「高粘度のシリコングリース」が最も扱いやすく、メンテナンス性も高いです。
シムの裏側に薄く塗るだけで、信号待ち前の不快な「カックン音」や微細な鳴きを十分に抑えることができます。
2. 高速道路を多用する長距離ドライバー
高速域からのブレーキングは、想像以上にパッド温度を上昇させます。
こうした環境では、耐熱温度が200度を超える「モリブデン配合」のグリスが代用品として適しています。
熱による液状化が起こりにくいため、長距離ドライブの途中でブレーキ性能が不安定になるリスクを最小限に抑えられます。
3. サーキット走行や峠道を走るスポーツ派
スポーツ走行ではブレーキ温度が500度以上に達することもあるため、一般的なグリス代用は推奨されません。
この場合は、代用ではなく「カッパーコンパウンド(銅グリス)」などの超高耐熱製品を必ず選択してください。
通販サイトでは、スポーツ走行に特化した専用ケミカルが多数取り扱われており、タイムアップと安全性の両立に欠かせません。
ブレーキパッドグリス代用時の「シム」の扱い
1. シム(鳴き止め板)は再利用できる?
ブレーキパッドの裏側に付いている金属製の板「シム」は、大きな損傷がなければ再利用可能です。
ただし、古いグリスが焼き付いて固着している場合は、マイナスドライバーやワイヤーブラシで削り落とす必要があります。
「平滑な面」を作ってから代用グリスを塗ることで、制振効果が最大限に発揮されます。
2. シムの両面に塗るべきか、片面か
基本的には、シムとパッドの間、およびシムとピストンの間の「両面」に薄く塗るのが一般的です。
金属同士が擦れる全てのポイントを絶縁するイメージで作業を進めましょう。
ただし、一部の欧州車などシムにコーティングがある場合は、ピストン側だけで良いケースもあります。
3. シムが欠損している場合の対処法
もしシムが錆びてボロボロだったり、欠落していたりする場合は、グリス代用だけでは鳴きを止めることは困難です。
最近では通販で「汎用鳴き止めシム」や、自由にカットして使える粘着式の制振シートも販売されています。
これらを併用することで、代用グリスでも劇的な静音化を狙うことが可能になります。
バイクのディスクブレーキにおける代用グリスの注意点
1. 対向ピストンキャリパーへの施工
大型バイクに多い対向ピストンキャリパーは、左右からピストンが押し寄せるため、グリスを塗る箇所が多くなります。
ピストンの側面(揉み出し部分)には、必ずシールに優しいシリコン系を代用してください。
ここで石油系のモリブデングリスを代用してしまうと、ピストンシールが膨張して「引きずり」の原因になります。
2. ホイールへのグリス飛散を防ぐコツ
バイクは車と違い、ブレーキ周りが露出しているため、グリスの塗りすぎはホイールの汚れに直結します。
特にリアブレーキに塗りすぎると、飛散したグリスがタイヤの端に付着し、コーナリング中にスリップする恐れがあり非常に危険です。
「指先に薄く取り、透ける程度に伸ばす」のがバイクメンテナンスにおける代用グリスの鉄則です。
3. ブレンボなど高級キャリパーへの代用は慎重に
ブレンボなどの高性能キャリパーは、精度が非常に高く設計されています。
安易な代用品を使うと、その絶妙なタッチが損なわれることもあるため、できれば純正指定のグリスを使いたいところです。
どうしても代用する場合は、ブレンボユーザーのメンテ事例を調べ、信頼性の高いシリコンペーストを選ぶようにしましょう。
ブレーキパッド交換時にグリスを塗らないとどうなる?
1. 強烈な「キーキー音」が発生する
グリスを全く塗らずに組んでしまうと、早ければ数キロの走行で激しいブレーキ鳴きが発生します。
金属同士が直接叩き合う振動が車体全体に響き、精神的にもストレスを感じるレベルになることが珍しくありません。
2. キャリパーピストンの偏摩耗と固着
グリスには「滑り」を良くするだけでなく、ピストンとパッドの当たりを均一にする効果もあります。
無給油状態ではピストンが斜めに押される「片効き」状態になりやすく、パッドの寿命を縮めてしまいます。
長期的にはピストンそのものが錆びて動かなくなる「固着」を招き、高額な修理代(オーバーホール費用)がかかることになります。
3. ブレーキタッチの悪化
グリスはブレーキペダルを踏んだ際の「質感」にも影響を与えます。
適切な潤滑がないと、踏み込み時にザラザラとした感触が伝わってきたり、リニアな制動が得られなくなったりします。
「止まるから良い」ではなく「気持ちよく止まる」ために、代用品でも良いので必ず給油を行いましょう。
意外な代用品?シリコン系潤滑剤の活用術
1. ゴム用シリコングリスを金属部へ
本来はスライドピンのブーツ保護などに使う「ラバー用シリコングリス」ですが、パッドの背面に代用しても大きな問題はありません。
むしろ、ゴムを侵さないことが保証されているため、初心者が最も失敗しにくい代用品といえます。
2. 水栓用(水道工事用)シリコングリス
意外なところでは、水道の蛇口修理に使うシリコングリスも耐熱・耐水性に優れています。
ただし、車用と比較すると粘度が低いことが多いため、あくまで一時的な処置として考えましょう。
3. 電子機器用放熱グリスは代用できる?
CPUなどに塗る放熱グリスはシリコンと金属粉末でできていますが、これは潤滑を目的としていないため代用不可です。
乾燥すると粉状になり、かえって異音の原因になるため、必ず「潤滑用」と明記されたものを使用してください。
ブレーキパッドグリスの代用品を買うなら通販がおすすめな理由
1. 実店舗(ホームセンター)では種類が少ない
近所のホームセンターでは、汎用的なグリスはあっても、ブレーキに特化した代用品の選択肢は限られています。
「せっかく行ったのに目当ての耐熱温度のものがなかった」という無駄足を防げるのが通販のメリットです。
2. レビューで「代用した結果」が丸わかり
Amazonや楽天のレビュー欄には、実際に特定の車種やバイクで「パッドグリスとして代用した」という生の声が溢れています。
「鳴きが止まった」「1年経っても流れていない」といった情報は、メーカーの仕様表以上に参考になります。
特にAmazonの売れ筋ランキングをチェックすれば、今最も信頼されている製品が一目でわかります。
3. 小分けパックが送料無料で届く
プロが使うような巨大な缶を買う必要はありません。
通販では、個人向けに3gや5gに小分けされた使い切りパックが多数出品されています。
郵便ポストに届くメール便対応の商品を選べば、送料を気にせず最安値で手に入れることができ、コスパ最強と言えます。

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