オリーブオイル市販値段【保存版】コスパ最強おすすめ5選
健康や美容に欠かせない調味料として、今や食卓の定番となったオリーブオイル。
しかし、最近の物価高騰の影響もあり、「スーパーのオリーブオイルが高くなった」「どれを買えば損をしないの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実は、市販のオリーブオイルは値段と品質のバランスを見極めることで、驚くほどお得に手に入れることができるのです。
この記事では、プロの視点から市販オリーブオイルの相場を徹底調査し、初心者でも失敗しない「本物」の選び方を分かりやすく解説します。
市販オリーブオイルの値段相場と2026年最新の価格動向

スーパーで購入できる標準的なオリーブオイルの価格帯
現在、日本のスーパーマーケットで一般的に販売されているオリーブオイルの価格は、大きく分けて3つの層に分類されます。
かつては500円前後で買えた中サイズ(400g〜600g)のボトルも、現在では1,000円から1,500円程度が標準的な相場となっています。
特売日であっても、以前のようなワンコイン価格で見かけることは少なくなりました。
これは、世界最大の生産地であるスペインやイタリアでの干ばつによる記録的な不作が原因です。
そのため、家計を守るためには、単に安いものを探すのではなく「容量あたりの単価」を意識することが重要です。
また、コンビニエンスストアやドラッグストアでも取り扱いが増えていますが、利便性が高い反面、グラム単価で見るとスーパーよりも2割ほど割高に設定されていることが多い傾向にあります。
エキストラバージンとピュアオリーブオイルの値段の違い
オリーブオイルには「エキストラバージン」と「ピュア(または単にオリーブオイル)」の2種類がありますが、価格差には明確な理由があります。
エキストラバージンは、オリーブの果実を搾っただけの「果実ジュース」のようなもので、酸度が低く香り高いのが特徴です。
一方、ピュアオリーブオイルは精製したオイルにバージンオイルをブレンドしたもので、加熱料理に向いています。
一般的に、エキストラバージンの方がピュアオイルよりも2割から5割ほど高価に設定されています。
しかし、健康効果を期待して生で摂取する場合は、多少値段が張ってもエキストラバージンを選ぶのが賢い選択と言えます。
| 種類 | 100gあたりの目安価格 | 主な用途 |
| エキストラバージン | 250円〜500円 | サラダ、カルパッチョ、仕上げ |
| ピュアオリーブオイル | 150円〜300円 | 炒め物、揚げ物、パスタソース |
| 高級・有機ブランド | 800円〜1,500円 | ギフト、特別な日の料理 |
通販サイトを活用したまとめ買いのコストメリット
実店舗での値上げが続く中、今最も注目されているのがAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった通販サイトでのまとめ買いです。
通販では、重い大容量ボトル(1リットル〜5リットル)を玄関先まで届けてくれるだけでなく、定期おトク便などを利用することで実店舗より安く購入できるケースが増えています。
特に、スペイン産のガルシアや大容量のカークランドブランドなどは、通販限定のセール価格で提供されることが多く、コスパ最強を求めるなら通販一択と言っても過言ではありません。
「重いオイルを持ち運ぶ手間」と「価格の安さ」を天秤にかければ、ネット通販がいかに効率的かがわかります。
初心者必見!失敗しない本物のオリーブオイルの選び方
酸度0.8%以下の基準と日本独自のJAS規格の落とし穴
世界的な基準(IOC)では、エキストラバージンオリーブオイルは「酸度が0.8%以下」であることと定められています。
しかし、驚くべきことに日本はIOCに加盟していないため、JAS規格では酸度2.0%以下であればエキストラバージンを名乗れてしまうのです。
つまり、市販されている安すぎるエキストラバージンの中には、世界基準では「低品質」とされるものが混ざっている可能性があります。
本当の健康効果や風味を求めるなら、パッケージの裏面やメーカーサイトを確認し、酸度がしっかり0.8%以下(できれば0.3%以下)と明記されているものを選びましょう。
安物買いの銭失いにならないためには、この「酸度」のチェックが最も重要です。
信頼できるメーカーは、必ずこの数値を公表しています。
遮光瓶に入っているかどうかが鮮度の分かれ道
オリーブオイルの最大の敵は「光」と「熱」と「空気」です。
スーパーの棚で透明なプラスチック容器に入って売られているオイルは、蛍光灯の光でも酸化が進んでしまいます。
本当に品質にこだわっているブランドは、必ず濃い緑色や茶色の「遮光瓶」、あるいは缶容器を採用しています。
透明容器のオイルが悪いわけではありませんが、フレッシュな風味を長く楽しみたいのであれば、遮光瓶タイプを選び、自宅でもシンクの下などの冷暗所で保管することが鉄則です。
もし透明容器のものを購入した場合は、アルミホイルを巻いて光を遮るなどの対策をおすすめします。
見た目のおしゃれさよりも、中身を守る容器の機能性を重視しましょう。
産地と認証マークで見極める信頼性の高い商品
ラベルにある「イタリア産」「スペイン産」という表記だけでなく、特定の認証マークがあるかを確認しましょう。
例えば、EUの「DOP(保護指定原産地表示)」や「IGP(保護指定地域表示)」マークは、厳しい品質基準をクリアした証です。
また、日本国内のコンテストである「OLIVE JAPAN」などの受賞歴も一つの目安になります。
産地直送を謳う小豆島産などの国産オイルは非常に高品質ですが、その分お値段も高めです。
普段使いには、品質の安定している大手メーカーの直輸入ブランドが、価格と品質のバランスが最も取れています。
| マーク名 | 信頼度の理由 |
| DOP / IGP | 産地と製法が厳格に管理されている証 |
| 有機JAS / ユーロリーフ | 化学肥料や農薬を使わずに栽培された証 |
| コールドプレス表示 | 熱を加えずに抽出され、栄養素が壊れていない証 |
市販で買える!コスパ最強のエキストラバージンオリーブオイル5選
1位:BOSCO(ボスコ)エキストラバージンオリーブオイル
日本の家庭で最も馴染みがあるのが、このBOSCO(ボスコ)ではないでしょうか。
日清オイリオグループが展開するこのブランドは、イタリアの伝統的な味わいを日本人の好みに合わせて選定しています。
最大の特徴は、そのフレッシュでフルーティーな香りと、ピリッとした適度な辛みです。
スーパーでの入手性が非常に高く、値段も比較的手頃です。
初めて「ちょっと良いオイル」を使ってみたい初心者の方に最適で、サラダやカルパッチョにかけるだけで、いつもの食卓が華やかになります。
遮光瓶を使用しているため、品質が安定しているのも大きなメリットです。
また、大容量サイズは通販での取り扱いも多く、セールのタイミングを狙うことでさらにお得にストックすることができます。
日々の料理の仕上げに惜しみなく使える、まさに万能な一本と言えるでしょう。
2位:味の素(JOYL)オリーブオイル エクストラバージン
味の素(J-オイルミルズ)のオリーブオイルは、徹底した品質管理と、日本国内でのパッキングによる鮮度の高さが魅力です。
指定農園の原料を使い、空気に触れないように工夫されたボトル設計など、日本のメーカーらしい細やかな配慮が光ります。
味わいは比較的マイルドで、オリーブ特有のクセが強すぎないため、和食やお豆腐にかけても違和感なく楽しめます。
特筆すべきは、鮮度を保つための「フレッシュキープ構造」を採用したPETボトルなど、使い勝手の良さです。
重いガラス瓶が苦手な方や、キッチンでの利便性を重視する主婦層から絶大な支持を得ています。
価格面でも、スーパーのチラシ掲載商品になることが多く、コスパ重視派にとっては外せない選択肢となります。
3位:ガルシア・デ・ラ・クルス エキストラバージンオリーブオイル
スペインの老舗メーカーであるガルシア。このオイルの最大の武器は、何と言っても圧倒的なコストパフォーマンスです。
特にAmazonやコストコなどで見かける2リットルや5リットルの大容量ボトルは、100gあたりの価格が驚くほど安く設定されています。
安いからといって品質が低いわけではなく、24時間以内に搾油された新鮮なオリーブを使用しており、国際コンテストでの受賞歴も豊富です。
味わいはバランスが良く、生食はもちろんのこと、揚げ物や炒め物などの加熱料理に贅沢に使うのがおすすめです。
「オリーブオイルをドバドバ使いたいけれど、予算は抑えたい」という方にとって、ガルシアは救世主のような存在と言えるでしょう。
通販サイトでのレビュー数も圧倒的で、リピーターが非常に多いのが特徴です。
4位:アルチェネロ 有機エキストラバージンオリーブオイル
オーガニックにこだわりたい方におすすめなのが、イタリアのオーガニック先駆者であるアルチェネロです。
化学肥料や農薬を一切使用せず、自然の力を最大限に活かして作られたこのオイルは、雑味がなく非常にクリーンな味わいが楽しめます。
「ドルチェ(マイルド)」や「フルッタート(フルーティー)」など、好みに合わせて風味を選べるのもポイントです。
値段は一般的な市販品よりやや高めですが、安全性が保証されているため、離乳食や小さなお子様がいる家庭でも安心して使えます。
健康志向が高まる中、自分への投資として、あるいはちょっとしたギフトとしても喜ばれる一本です。
楽天市場などのポイント還元を利用すれば、意外とリーズナブルに購入することが可能です。
5位:カークランド(コストコ)オーガニック エキストラバージン
コストコのプライベートブランドであるカークランドシグネチャーのオリーブオイルは、世界中のコスパ重視派から愛されています。
特に2リットル入りの「オーガニック」タイプは、USDA(米国農務省)認証を受けており、この品質でこの価格は驚愕のレベルです。
コストコ会員でなくても、最近では楽天市場やAmazonの代理店を通じて購入できるため、非常に便利になりました。
非常にフレッシュで力強い香りが特徴で、パンにつけたりパスタにたっぷり絡めたりするのに最適です。
とにかく大容量で高品質なものをストックしておきたい家庭には、これ以上の選択肢はありません。
鮮度を保つために、小さなボトルに詰め替えて使うなどの工夫をすると、より長く美味しく楽しめます。
オリーブオイルを激安・最安値で購入するための買い物術
Amazon定期おトク便とタイムセールの破壊力
オリーブオイルは「消耗品」です。一度気に入った銘柄が見つかれば、Amazonの定期おトク便を設定するのが最も安く手に入れる近道です。
通常価格から最大10%〜15%オフになるだけでなく、買い忘れを防げるという利点もあります。
さらに、Amazonプライムデーやブラックフライデーなどのビッグセール時には、大容量ボトルが信じられないような価格で放出されることがあります。
このタイミングで1年分をまとめ買いするユーザーも多く、100gあたりの単価を100円以下まで下げることも可能です。
通知機能を活用し、最安値を逃さないようにしましょう。
楽天市場のお買い物マラソンでポイント還元を最大化
楽天ユーザーであれば、お買い物マラソンや0と5のつく日を狙うのが鉄板です。
オリーブオイルは重いため、他の日用品と一緒に「ショップ買いまわり」の対象にすることで、実質価格を大幅に下げることができます。
特に「成城石井」や「こだわり食品」などのショップは、高品質な輸入オリーブオイルを豊富に取り扱っており、ポイント還元を含めるとスーパーで買うよりも圧倒的にお得になります。
溜まったポイントで次回のオイルを購入するというループを作れば、家計への負担を最小限に抑えられます。
また、ふるさと納税の返礼品として小豆島産の高級オリーブオイルを受け取るのも、実質2,000円で手に入れられるため、非常におすすめのテクニックです。
メルカリやフリマアプリでの未使用品チェック
意外な穴場なのが、メルカリなどのフリマアプリです。
「ギフトで頂いたけれど使わない」「多すぎたのでお裾分け」といった理由で、高級ブランドのオリーブオイルが定価の半額以下で出品されていることがあります。
ただし、注意点もあります。賞味期限の確認と、保管状態のチェックは必須です。
出品者に「いつ頃購入したものか」「直射日光の当たらない場所で保管していたか」を質問してから購入するようにしましょう。
上手く活用すれば、普段は手が出ないような3,000円超えのプレミアムオイルを、市販の普通サイズと同じ値段で試せるかもしれません。
業務スーパーとコストコのオリーブオイル比較!どっちが買い?
業務スーパーの激安オリーブオイルの品質とコスパ
節約家にとっての聖地、業務スーパーで販売されているオリーブオイルは、その安さが最大の魅力です。
スペインやイタリアから直輸入された1リットルサイズのボトルが、一般的なスーパーの半額近い価格で並んでいることも珍しくありません。
品質面では、日常の加熱料理に使う分には十分なクオリティを保っています。
ただし、非常に安価なものの中には、香りがやや弱かったり、精製オイルの割合が多い「ピュア」タイプが主流だったりする場合もあります。
「揚げ物や炒め物に大量に使いたい」というニーズには、業務スーパーのオイルが最も家計に優しい選択肢となります。
ラベルを確認し、自分が必要とする「エキストラバージン」なのか「ピュア」なのかをしっかり見極めて購入しましょう。
コストコのカークランドブランドが最強と言われる理由
対するコストコの「カークランドシグネチャー」シリーズは、安さだけでなく「高品質」であることで世界的に有名です。
特にオーガニックエキストラバージンオリーブオイルは、第三者機関による品質検査をクリアしており、本物志向のユーザーからも高く評価されています。
2リットルという巨大サイズでの販売が基本ですが、使い切れるのであれば100gあたりのコストパフォーマンスは全市販品の中でもトップクラスです。
新鮮なオリーブの青々とした香りがしっかり残っており、高級スーパーで売られている3,000円クラスのオイルに引けを取らない味わいがあります。
「安くても味に妥協したくない」という方は、コストコブランドを選べばまず間違いありません。
近くに店舗がない場合でも、オンラインストアや通販の代行業者を通じて手に入れる価値は十分にあります。
【比較表】業務スーパー vs コストコ どっちがお得?
どちらで購入すべきか迷っている方のために、主な特徴を比較表にまとめました。
自分のライフスタイルや料理の頻度に合わせて選んでみてください。
| 比較項目 | 業務スーパー | コストコ |
| 価格帯 | 地域最安値クラス | 高品質なのに割安 |
| 容量 | 1リットル前後が主流 | 2リットル〜の大容量 |
| おすすめの人 | 少人数世帯・揚げ物用 | 大家族・本物志向 |
| 入手しやすさ | 店舗が多く手軽 | 会員制・店舗が限定的 |
成城石井や紀ノ国屋で買える高級オリーブオイルの価値
1本3,000円超えのプレミアムオイルは何が違うのか
高級スーパーの代名詞である成城石井などで見かける、数千円もするオリーブオイル。
市販の安価なものとの決定的な違いは、その「希少性」と「製法」にあります。
これらは特定の農園で手摘みされたオリーブのみを使用し、収穫から数時間以内にコールドプレス(低温圧搾)されます。
これにより、ポリフェノールなどの栄養成分や、ワインのような複雑な香りが損なわれることなく閉じ込められているのです。
一口食べれば、その濃厚な旨味と喉を通る際の心地よい刺激(ピリリとした辛み)に驚くはずです。
単なる「油」ではなく、料理の味を劇的に変える「調味料」としての価値がそこにはあります。
成城石井バイヤー厳選の直輸入ブランドがおすすめ
成城石井の強みは、自社のバイヤーが現地で直接交渉して買い付けている点です。
そのため、他では手に入らない高品質なオイルが、品質の割には抑えられた価格で提供されています。
特にギリシャ産のオイルや、イタリア・シチリア産のブランドは、非常に香りが高くリピーターが多い逸品です。
「毎日使うのは贅沢だけど、サラダを食べる時だけはこれ」といった使い分けをするファンも多いのが特徴です。
通販サイトでも成城石井の公式ショップが出店しており、重いボトルを家まで届けてもらいつつ、ポイントを貯める賢い買い方が広がっています。
大切な人へのギフトに選ばれるオリーブオイルの条件
高級オリーブオイルは、健康志向の方へのプレゼントとしても非常に人気があります。
ギフトとして選ぶ際は、ボトルデザインの美しさだけでなく、そのオイルが持つ「ストーリー」を重視しましょう。
例えば、「世界一の称号を得た農園のオイル」や「特定の地域でしか採れない希少な品種」といった背景があれば、贈られた側の喜びもひとしおです。
また、劣化を防ぐための美しい箱入りや、ギフト専用のラッピングが施されているものを選ぶのがマナーです。
予算に合わせて500mlで3,000円から5,000円程度のものを選べば、間違いなく「上質な贈り物」として認識されます。
オリーブオイルの値段高騰を乗り切る!節約と活用の裏ワザ
「生食」と「加熱」でオイルを使い分けて節約する
全ての料理に高価なエキストラバージンを使うのは、家計にとって大きな負担です。
賢い節約術は、「生で食べる時」と「火を通す時」でオイルを完全に使い分けることです。
サラダやカルパッチョ、バゲットにつける場合は、香りが命なので高品質なエキストラバージンを少量使いましょう。
一方で、野菜炒めやパスタの具材を炒める際は、安価なピュアオリーブオイル、あるいは他の植物油で代用しても味の差はほとんど分かりません。
「ここぞという場面でだけ、本物の香りを添える」というメリハリをつけるだけで、オイルの減り方は劇的に遅くなります。
賞味期限切れを防ぐ!最後まで使い切るためのアイデア
「高いオイルを買ったけれど、もったいなくて使わずにいたら期限が切れてしまった」というのは最も避けるべき事態です。
オリーブオイルの賞味期限は未開封で1年〜1.5年程度、開封後は1〜2ヶ月が美味しく食べられる目安です。
もし使いきれそうにない場合は、「オリーブオイル漬け」にするのがおすすめです。
ニンニクやハーブ、チーズ、あるいはキノコを漬け込んでおけば、保存性が高まるだけでなく、絶品のおつまみが完成します。
また、バターの代わりにトーストに塗ったり、お味噌汁に数滴垂らしたりするのも、消費を促す意外な名案です。
酸化してしまう前に、日々のあらゆるメニューに少しずつ取り入れる習慣をつけましょう。
スプレーボトルを活用した「かけすぎ防止」テクニック
オリーブオイルの値段を節約するための物理的な方法として、「オリーブオイルスプレー」の活用があります。
ボトルから直接注ぐと、どうしてもドバッと出すぎてしまいがちですが、スプレーなら霧状に広がるため、極少量のオイルで全体をコーティングできます。
サラダにかける際も、全体にまんべんなく香りが広がり、カロリーカットにも繋がるため一石二鳥です。
市販のスプレー専用ボトル(ミスト器)を購入し、お気に入りのオイルを詰め替えて使うのがおすすめです。
この方法を使えば、普通に使うよりもオイルの消費量を3割から5割ほど抑えることができ、結果として高いオイルを長く楽しむことができます。
偽物に騙されない!市販オリーブオイルの「闇」を解説
世界中で問題になっている「偽造オリーブオイル」の実態
非常に残念なことに、オリーブオイルは世界で最も偽造されやすい食品の一つと言われています。
安価なひまわり油や菜種油に、着色料と香料を加えて「最高級エキストラバージン」として販売される事件が、ヨーロッパなどでも度々報告されています。
日本においても、前述の通りJAS規格の甘さを利用して、低品質なオイルを「エキストラバージン」というラベルで堂々と売っているケースが存在します。
「値段が安すぎる」「香りが全くしない」「色が薄すぎる」といった商品は、疑いの目を持つことが大切です。
健康のために買ったつもりが、実は添加物だらけの油だったという悲劇を避けるためにも、信頼できるメーカー選びが不可欠です。
ラベルの表記で怪しい商品を見抜くポイント
怪しい商品を見抜くためには、ラベルの「原材料名」と「製造者」を凝視しましょう。
まず、原材料に「食用オリーブ油」以外の表記(他の植物油など)があれば、それはエキストラバージンではありません。
また、販売元が聞いたこともない会社で、産地が「海外産」とだけ漠然と書かれているものも要注意です。
本当に自信のあるメーカーは、農園名、収穫年、酸度、製法(コールドプレスなど)を詳細に記載しています。
情報が少なければ少ないほど、隠したいことがあると判断して良いでしょう。
透明性の高い情報開示をしているブランドこそが、私たちが選ぶべき「本物」です。
冷蔵庫に入れて固まるかどうかは品質の目安になる?
昔から言われている「本物のオリーブオイルは冷蔵庫に入れると固まる」という説。
これは半分正解で、半分間違いです。
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、温度が下がると白く固まる性質があるため、確かに純粋なオイルであれば固まります。
しかし、最近の偽造技術は巧妙で、固まる成分を混ぜることでこのチェックを回避するものも存在します。
また、品種によっては固まりにくいものもあるため、「固まったから100%本物だ」と過信するのは危険です。
あくまで一つの参考材料とし、最終的には「味」と「香り」、そして「メーカーの信頼度」で総合的に判断するようにしましょう。
オリーブオイルの保存方法と値段に見合った品質を保つコツ
キッチンの「コンロ周り」に置くのは絶対にNGな理由
多くの家庭でやりがちなのが、料理にすぐ使えるようオリーブオイルをコンロの近くに置いておくことです。
しかし、これはオイルの寿命を縮める最も大きな原因の一つです。
熱は酸化を急激に促進させ、本来のフルーティーな香りを「油臭さ」に変えてしまいます。
理想的な保管場所は、直射日光の当たらない涼しい場所、例えばシンクの下や食器棚の中です。
「使う時だけ取り出し、使い終わったらすぐ暗所に戻す」というひと手間で、数千円する高級オイルの品質を最後まで維持できます。
また、夏場の高温多湿な環境では、特に注意が必要です。
冷蔵庫に入れると固まって使いにくくなるため、できるだけ温度変化の少ない北側の部屋などに保管するのも有効な手段です。
開封後は「2ヶ月」を目安に使い切るのが鉄則
オリーブオイルは「生鮮食品」と同じです。蓋を開けた瞬間から空気との接触が始まり、酸化がスタートします。
たとえ高価なエキストラバージンであっても、開封から時間が経ちすぎると健康成分であるポリフェノールが失われてしまいます。
普段あまり自炊をしない方は、大きなボトルを買うよりも、割高に感じても小さめの250mlサイズを選ぶ方が賢明です。
常にフレッシュな状態をキープすることが、結果として最も高いコスパを生み出します。
「もったいないから少しずつ使う」のではなく、「新鮮なうちにたっぷり使う」ことが、オリーブオイルの本当の価値を享受するコツです。
冬場の白濁や固まりを防ぎつつ美味しく保つ方法
気温が10度を下回ると、オリーブオイルの中に白い粒のようなものが見えたり、全体が白濁して固まったりすることがあります。
これは品質の劣化ではなく、オイルに含まれる脂肪酸の自然な反応です。
使う際は、無理にかき混ぜたりせず、常温の部屋にしばらく置いておけば元に戻ります。
急いでいる場合は、ボトルの外側をぬるま湯で温めるのも手ですが、熱湯をかけたり電子レンジに入れたりするのは厳禁です。
急激な温度変化は風味を損なう原因になるため、冬場はあらかじめキッチンの中でも少し温度が高めの場所に移動させておくと、いつでもスムーズに使用できます。
市販オリーブオイルに関するよくある疑問と回答(FAQ)
Q1:ピュアオリーブオイルは体に悪いって本当?
結論から言うと、ピュアオリーブオイルが体に悪いということはありません。
エキストラバージンに比べてビタミンやポリフェノールは少ないですが、主成分であるオレイン酸はしっかり含まれています。
ピュアオイルは精製過程で香りや味が抜けているため、逆に「オリーブの香りが苦手」「和食の揚げ物に使いたい」という場合には非常に重宝します。
用途に合わせて使い分けるのが正解であり、避けるべきものではありません。
むしろ、高温での揚げ物には、発煙点が高いピュアオイルの方が向いているという側面もあります。
Q2:値段が高いオイルほどダイエットに効果があるの?
オリーブオイルのカロリーは、高いものも安いものも1gあたり約9kcalで変わりません。
そのため、高いからといって「いくら飲んでも痩せる」という魔法の油ではありません。
ただし、高いエキストラバージンには「オレオカンタール」などの代謝をサポートする成分が豊富に含まれています。
良質な油を適量摂ることで満腹感が得られやすく、結果としてダイエットをサポートしてくれる可能性は十分にあります。
値段が高い=栄養価が壊れていない、と解釈するのが正しい理解です。
Q3:賞味期限が半年過ぎたオイル、まだ食べられる?
未開封であれば、半年程度過ぎていてもすぐに健康被害が出ることは稀ですが、風味は確実に落ちています。
開封済みの場合は、酸化が進んで「古い油特有の臭い」がしている可能性が高いため、食用はおすすめしません。
「捨てるのは忍びない」という場合は、食用以外の用途を検討しましょう。
例えば、固くなった革製品の手入れや、ハサミの潤滑油として再利用することも可能です。
ただし、肌に直接塗るマッサージオイルなどにするのは、酸化した油が肌トラブルを招く恐れがあるため控えましょう。
【総括】コスパ良く賢いオリーブオイル生活を送るために
自分にぴったりの「マイ・ベスト・オイル」を見つける旅
ここまで市販オリーブオイルの値段や選び方について解説してきましたが、最終的に大切なのは「あなたの味覚に合うかどうか」です。
苦味が強いタイプが好きな人もいれば、バナナのような甘い香りを好む人もいます。
まずは、この記事でおすすめした5選の中から、気になるものを1本試してみてください。
「いつものトーストがレストランの味になった!」という感動があれば、それがあなたにとっての正解です。
値段の数字に振り回されすぎず、自分が美味しいと感じるバランスを見つけることが、豊かな食生活への第一歩となります。
最新情報を常にチェックして賢く買い物を楽しもう
オリーブオイルの価格情勢は常に変化しています。スーパーの棚を眺めるだけでなく、時にはネット通販のトレンドや、新しいブランドの情報をキャッチアップしましょう。
特にAmazonや楽天のセール情報は、年間を通じたオイルの購入費用を抑えるために欠かせません。
「高品質なものを、最もお得なタイミングで手に入れる」。
この習慣を身につければ、物価高騰の中でも健康で美味しい毎日を送り続けることができます。
あなたのキッチンに、最高の一本が常備されることを願っています。

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